パンズ・ラビリンス

パンズラビリンス見ました。
アカデミー賞6部門ノミネート、3部門受賞という映画です。
舞台は1944年のスペイン。
軍隊とゲリラの戦う戦場を中心として物語は展開します。
父親が軍隊のお偉いさんで、主役のオフェリアはその再婚相手の連れ子という設定です。

パッケージの少女の写真と題名から幻想的なファンタジーストーリーなのかなと想像して手にとってみました。

物語は悲惨な現実と幻想的な世界の境界線が曖昧に進んで行きます。
非常に幻想的な感じの物語ですが、ちょっと凄惨なシーンもあったりして、小さい子と見るには、若干注意が必要かも？

個人的には非常に楽しく見れました。
主人公のオフェリアも非常に魅力的な演技をしてくれますし、独特の幻想世界も現実のシーンとうまく融合して違和感がありません。
ストーリーは、様々な人の立場や思い、行動が入り混じっており、非常に考えさせられるものでもあります。
しかし戦争（まぁ、集団殺し合いですな）って嫌ですねぇ・・・

あまり細かいことは言えないのですが、ラストは人によって捕らえ方が全く異なるでしょうね。
2人でこれを見たのですが、2人で全く違うエンディングの解釈をしていました（笑

では！