なくなった主人のこと
ちょっとお話したぐらいの 顔見知り
ある日 突然 姿が見えなくなり
知り合いに尋ねました
「緊急入院されましたよ」
頭がが~~~~んと殴られたような 衝撃
今思えば 其の頃から 私は行動的!!
顔見知り ぐらいなのに
お花を持って
車の飛び乗り
彼の病院まで一直線
病室に寝てる まあまあ元気そうな姿を見て
ほ~~~っとしたら 何だか 何だかそこにいる自分が・・・・ 我に返ったら
恥ずかしくなったのです
病室の入り口で もそもそしている私を 彼が見つけて「あれ~~~どうされたのですか~~」
「あの~~ 入院されたってお聴きして~~~ あの~~心配で 来てしまいました」
(そんな事言えば いえ そこの行ったという事は
彼を スキですといってるようなもの 恥ずかしい)
「家族で 能登半島まで車で出かけたけれど ず~~~っと僕一人で運転していたので
帰宅したら 体調を崩してしまって 入院しました もともとからだが余り強くなくて・・・」
少しの時間でしたが 初めて話をちゃんと出来た 想い出の日です
病院の外に出たら
大学病院のお庭が この花の色で染まっていました。
私の心と目に 焼きついている色です
もちろん 彼は退院後
大きなバラの花束を抱えて 我が家にやってきました
お見舞いのお礼と
お付き合いをしたいことを告げに
それから 1年後のこの時期に 彼と結婚をいたしました
ん~~~思い出しますね
思いっきり若かった 私の思い出
今日 妹と買い物してる時 公園でこの色に出会いました。