『米国オバマ大統領訪日の思ひで』編 （ことわざ編はお休み）

『米国オバマ大統領訪日の思ひで』
　週末の日本をお騒がせになられた『米国オバマ大統領』が訪日した２３日から二週間
　が経ちましたが、何事も無かったかのように、今の日本はゴールデンウィークとなって
　おります。
　そこで、私のように、「暇はあるけど金が無い」人たちのために、少しでもお役に立ち
　たく、『オバマ大統領訪日の思ひで』を書かせて頂きます。

　　その一：やはり、訪日初日の夕食の話ですね。
　　　銀座の高級寿司店「すきやばし次郎」で食されたのですが、初めに外務省が選ん
　　　だのは、なんと寿司ではなく、銀座の「てんぷら近藤」だったそうです。「すきやばし
　　　次郎」はミシュラン３つ星店で、「てんぷら近藤」は２つ星店ですが、４月６日に来日
　　　中だった豪首相を元赤坂の迎賓館に招いて夕食会を開催。　この時に迎賓館まで
　　　出張し、豪首相に揚げたての天ぷらを振る舞ったのが「てんぷら近藤」の主人近藤
　　　さんだったそうな。
　　　近藤さんは、「外務省から打診があったけれど、オバマ大統領訪日の２週間前で、
　　　料理を提供する場所やもてなす相手も告げず、「２３日に揚げてくれないか」だけ
　　　伝えたそうで、近藤さんは　<相手はオバマ大統領かな>　とピンと来たそうですが、
　　　２３日は平日で、既に９０人の予約が入っていたため、<数カ月前から予約した客
　　　がみえる。　いくら大統領のためでも、予約客を帰らせるわけにはいかねえ> と外
　　　務省の打診を断ったそうですわ。
　　　　で、オバマ大統領が寿司好きということもあって、「すきやばし次郎」に決まった
　　　　とのこと。
　
　　たーくんの解釈
　　　格好いいね近藤さん！　外務省が打診したコロモ（ころも←頃も） う、予約が９０
　　　人もいたんだね。　近藤さんは、「もっと早く打診があれば、対応してアゲタ（揚げ
　　　た） んですが・・・。　コンドウ（今度←近藤） は、是非来て下さい。」と言ったか
　　　どうかは分からんです。

　　　一方の、「すきやばし次郎」は、当日の予約客を断ったんだね。　断られたお客は、
　　　ネタ（妬←ネタ） んだろうね。

　　　そして、オバマ大統領は１４貫の握りを食べたけど、内１貫は「鯨のさえずり」という
　　　ネタだったそうな。　同席していたキャロライン・ケネディ駐日米国大使も食べた後に
　　　鯨と知らされ、「こんなに美味しいとは思わなかった。」と絶賛したそうだけど、本当
　　　は「こんなに美味しい生き物が、世の中にイルカ（いるか）！」と叫びたかったかも。

　その寿司の話は、次回も続きます。