エジプト、感じたまま・・・ －ルクソール ２－

　ここ「ルクソール」は、ナイル川を挟んで東岸と西岸とに深い意味を持たせてあり、東岸は日の出側で
きらびやかな神出でる、西岸は日の入り側で墓地を意味する遺跡が沢山出現している。

先日ブログのカルナック、ルクソール両神殿は東岸だ。今日紹介する西岸は墓地遺跡で「ツタンカーメン」、
「ラムセスⅡ世」「ラムセスⅢ世」「アメンヘテプ」、「トトメスⅢ世」の墓など、「新王国時代」で名だたる王様
たちの墓が６０ほど見つかった事から「王家の谷」と言われている。

＜「王家の谷」への入り口(？)、「メムノンの巨像」は修復中だった＞


　最初の文明人達はピラミッドでは盗掘にあうことを学習して、後には迷路のような深い山奥の、しかも地
下を墓とし、安息を願ったようだ。
それでも盗掘は避けられなかったらしいが、しかし未盗掘のまま沢山の王のミイラや副葬品が発掘されて
いる。中でもツタンカーメン王の「黄金のマスク」は超有名だ。

＜「王家の谷」の一部、墓内は撮影禁止でした＞


＜有名な王の墓内、"盗撮"故に恐れ多いから祀られた王名は明かさないことにします＞