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Gothic Fantasy

2016年02月12日 16時04分30秒 | 小説
第5話 大地の息吹

ある日の夜だった。
和香と理央は部屋で2人ガールズトークをしていた。
「理央ちゃんってもちろん風馬君が本命?」
「仕方ないじゃない。許婚よ。和香は誰本命なの?」
「やっぱり周君かな。」
「そうなの。」
「あとはチョコ渡すのは理事長ね。理事長って王子様って感じだし。」
「紳士な総統とクールなヴィシャスさんにも。」
こうして2人は夜が明けるまで話をしていた。
そして翌日和香は大きなカバンを持って出かける準備をしていた。
そこに起きて来た周が来た。
「どこ行くの?大荷物で。」
「言ってなかったっけ?1年生を対象にスキー教室が今日あるんだよ。」
「そうなの?」
「1泊2日で明日まで帰らないけど戻ったらバレンタインデートしようね。」
「気を付けて行って来てね。」
「そういうことで僕も行きますから。」
同じく冬人も大荷物を持って教会を出て行った。
そして周は朝食を食べながら考え事をしていた。
先日不甲斐なくも負けてしまいメダルも拾得出来なかったことを後悔する。
「何を考えているんだい?」
「そうよ。朝なんだから笑顔でいなさいよ。」
風馬と理央がそう声を掛ける。
「大丈夫ですよ。ちょっと眠いだけだから。先輩たちも今日は学校ですよね。」
「そうよ。」
「魔法戦士になると免除って総統が言ってたのは?」
「私たちは授業受けたいから行くのよ。」
「そうだよ。僕もパパの会社継ぐためにね。」
「実際魔法戦士になってもその先の未来があるのよ。」
こうして2人は食事を終え学校に向った。
周は今日も1人街をブラブラしていた。
休学し東京での生活が見に着いていた。
「学校か。何が楽しいんだか。」
周は過去を振り返った。
小学生の頃の自分を思い出す。
親のいないことで同級生にいじめられる。
「親のいないやつは不良だよ。」
「ろくな大人にならないぜ。」
「こいつとは関わらないほうがいいよ。」
そんなことを言われ皆から無視され1人教室の隅で泣いていた。
そんな過去を思い出し1人落ち込んでいた。
周は溜息をつき空を見上げる。
「父さん、父さんはどこにいるんだろう。この広い世界のどこにいるんだ。」
父に会いたい気持と会えない辛さが周の心を深く傷つける。
そんな周は行く当てなく街を1人歩くしかなかった。
その頃神十字学園ではいつもの学校生活を風馬と理央が送っていた。
「頼むよ。理央、ノート写させてくれよ。」
「ダメよ。ちゃんと課題をやってないあんたが悪いんだからね。」
「そんなこと言わないでさ。」
「ダメ!」
「おや?2人とも、おはようございます。」
2人の前に拝努が歩いて来た。
「おはようございます。」
「大地君、また課題を忘れたのですか?」
「はい。恥ずかしながら。」
「何が恥ずかしながらよ。いつものことじゃない。」
「理事長、またもみ消して下さい。」
「すみません。僕もこれから人と会う約束が。」
するとそこに2人の聞き覚えのある声が聞こえて来た。
「拝努、来たぞ。」
振り返ると2人の後ろの十神がいた。
「総統。総統がどうして?」
「はい。緊急の話がありまして2人で今すぐ会えないかと。」
「何だ?私を呼び出してまでの話とは一体どういう件だ。」
「重要事項ですので直接会って話したいと思い。」
「ではその話とは?」
「とりあえず理事長室に向いましょう。資料もありますので。」
こうして拝努は十神を連れ2人で理事長室に入って行った。
2人はソファーに向かい合って座る。
拝努は十神にプリント用紙を渡す。
「実は父さん、久坂教授の奥さんのことですが重大なことが分かりました。」
「それは一体?」
「資料を見ての通りですが火葬前に遺体が消えています。しかもそれは何者かに
より事件その物が揉み消しになったことの判明まで。」
「遺体の失踪に揉み消し。」
「知っての通り久坂教授の失踪はその翌日。そうなると推測だと政府などの権力を持った
者の絡んでいるようです。。」
「私も久坂教授が単独で行動をしていると思ったが誰かの指示で。」
「それが影の教会のハーミットでしょうね。。」
「ハーミットに久坂教授が動かされているのか。」
「彼は自分の身の解放のために僕らにひっそりと情報提供を。」
「そうだろうな。」
「更に久坂周の乗っていた飛行機の墜落事故も整備に不良はなく更に墜落原因である
爆発も不自然な点の多さからハーミットに仕組まれていたかと。」
「彼を一度殺し蘇らせることが目的か?しかし何で?」
「僕にも不明です。しかし久坂教授の身は危険に晒されているのは明らかです。」
「我々はハーミットの正体が分からぬ限り解決は出来ぬか。」
「恐らくハーミットは社会的地位のある人物であると僕は。」
一方で影の教会も動き出していた。
「あなたには期待していますわ。絶対に任務を成功させて下さいね。セルケト、この
アスモディウス様の名にかけて必ず成功されるのよ。」
その女は黒いローブを着た素顔の見えない謎の女だった。
そんなことも知らずに周は今日も街をふらついていた。
駅前のカフェ街を1人歩いている。
時刻は午後3時を迎えカフェなどは多くの人で賑っていた。
「暇だな。」
すると周の前を燕尾服にシルクハットに杖の髭を生やしたイギリス紳士風の男が横切る。
男はオープンテラスのカフェに入り帽子を脱ぎお辞儀と挨拶をする。
「こんにちは。皆様、突然ですがどなたか私に命を頂けませんか?」
すると皆がは?という顔で男を見る。
「もしも頂けないのでしたら私の主義に反しますが知から尽くで頂きましょう。」
すると男はモンスターに変身した。
「皆様、こんにちは。私は影の教会モンスターのセルケトにございます。」
その姿は大きな鋏のような両手に長い尻尾とゴツゴツの鎧を着た蠍のようだ。
カフェにいた客は皆慌てふためき逃げ出す。
「まずはあなたから命を!」
セルケトは女性従業員に襲い掛かった。
「させるか!チェンジオン!」
周は魔法戦士に変身し助けようと向かって行く。
周の剣での一撃がセルケトに命中する。
「どなたです?私の邪魔をするのは!」
「燃え滾る炎の魔術師ソルレッド!」
「いいでしょう。あなたの命を頂きましょう。」
セルケトは鋏で周に襲い掛かる。
周は剣でガードしながら後ろに退く。
するとセルケトは尻尾を伸ばし毒針で攻撃する。
「これは猛毒です。」
鋏よりも素早い動きだった。
周はバンクにメダルを入れオーガ装備になる。
そして尻尾を持ってセルケトを持ち上げ宙に投げる。
バンクにファーブニルメダルを入れ周は翼を広げ空へ飛び立つ。
先ずは尻尾の毒針を切り落とした。
「何ですと!」
火力の上がった攻撃を仕掛けた。
「ファイアーバースト!」
セルケトに攻撃が命中しセルケトは地上に落ち煙が上がる。
「やったか。」
「効きません!」
セルケトは宙に飛び上がり鋏で周の翼を掴み地面に投げ付けた。
周は地面に叩き付けられた。
「さぁここからが私の逆襲です。」
そしてその頃風馬と理央は2人で駅前のカフェ街に来ていた。
「また理事長に助けてもらって。」
「だって課題面倒だよ。」
「だってじゃない!」
すると2人の前に変身の解けた周が転がって来た。
「周君、どうしたの?」
「次はどなたが相手をなさって下さるのでしょう?」
「僕が行く!よくも僕の友達を!」
風馬はメダルをバンクに入れた。
「チェンジオン!」
魔法戦士に変身したその姿は黒いマントと帽子を身に纏った緑色の戦士だ。
「唸る大地の魔術師ガイアグリーン!」
風馬は剣を持って向かって行く。
するとセルケトはモンスターを放つ。
現れた蠍型モンスターは地中に潜り地中から攻撃する。
風馬は次々に切り裂き倒す。
そして魔法を使った。
「アースクエイク!」
地震が起き出しモンスターは地上に出て来た。
そこをケンタウロスアローの乱れ撃ちで片付けた。
そこにセルケトが風馬に襲い掛かり剣が鋏と激しくぶつかり合う。
そして風馬の斬撃が体に命中した。
「効きませんね!」
そして逆襲し風馬に襲い掛かる。
「俺もあの鎧に成す術が。」
周も悔しがっている。
「でもこのままじゃ風馬が!」
その時理央は気が付いた。
「風馬、あいつの首元の紐!あれに鎧が繋がってるんじゃない!」
すると風馬は首元の紐を剣で裂いた。
すると鎧がバラバラと崩れ落ちる。
「しまった!」
風馬は畳み掛けた。
「クロスリーフ!」
十字に舞う大量の葉がセルケトを襲う。
「ぐ!」
更に攻撃を仕掛ける。
「ダブルトルネード!」
2つの竜巻がセルケトを挟み撃ちにし身動きを止める。
そしてそこにとどめを刺す。
「ガイアクロスソードストライク!」
剣での十字斬りが命中した。
「ぐあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
大爆発が起きこうしてセルケトは死んだ。
風馬は変身を解きメダルを拾った。
「やったわね。風馬の初勝利よ。」
理央は風馬に抱きつく。
「それほどでも。」
しかし周は悔しそうだった。
そしてバレンタイン当日周は和香とデートしていた。
「周君にこれ。いつも頑張る周君に。」
和香は周にチョコを渡す。
「ありがとう。」
「これからもよろしくね。」
「俺こそ。」

続く

Gothic Fantasy

2016年02月12日 15時00分02秒 | 小説
第4話 氷の牙

周が来て3週間が過ぎた。
周は聖堂で聖書を読んでいた。
難しい言葉に苦戦する。
「やっぱムズいよ。漫画とかないんですか?」
「仕方がない。一応これでも神聖な書物だからな。」
十神の言葉に周は納得が行かない。
「君も今更は難しいか。私たちは幼少期から読んでいたのだから。」
ヴィシャスがそう言い周は本を閉じた。
「そうですよ。それに俺小説より漫画派ですもん。」
「ですが私たちは聖書の全てを覚えていますよ。」
雫の言葉に周は溜息をつく。
「俺には無縁だと思ってたよ。」
「しかし君のお父さんも神学者だった。神学者だけでなく様々な学会で有名なのは
君も知っての通りだ。久坂教授の息子として頑張ってみないか?」
十神はそう優しく問い掛ける。
「いいですよ。とりあえず魔法戦士やってるだけで。」
周は消極的だった。
するとその時聖堂の扉が開いた。
「ただいまー。」
「今日も聖書の勉強?」
和香と理央だった。
「おかえり。いい所に来たよ。君たちも勉強を教えてあげてくれたまえ。」
「いいですよ。和香ちゃんたちに悪いから。」
「とは言えど2人は聖書を3日で覚えたぞ。」
ヴィシャスの言葉に周は驚く。
「3日って!教え込まれたの?」
「自分からだよ。3日徹夜したよ。」
「私もよ。この教会で聖書覚えてないのはあなたと風馬だけよ。」
「だから一緒に勉強しよう?」
和香が笑顔で周を誘う。
「気が向いたらやるよ。それより散歩して来る。」
そう言い周は席を立つ。
「あなた逃げるつもり?」
怒り気味で理央が聞く。
「3時間も読んで疲れたから気分転換。」
そう言い周は教会を出て行った。
教会を出て1人海辺の公園でコーラを飲んでいる。
無邪気に遊ぶ子供たちを見て昔の自分を思い出す。
「俺もあんな頃あったな。」
この公園は周が幼い頃に家族で来ていた公園だ。
当時を思い出し懐かしむ。
「母さんの死に父さんの失踪。本当に楽しかった日常が消えたよ。」
周は懐から取り出した家族写真を見て言った。
写真には父と母と姉とで笑顔で移っている。
写真の背景に移る滑り台で今は子供が遊んでいる。
「それに魔法なんて信じてたのはあの頃だけだった。でも実際。」
そう言い周は空見上げ目を閉じた。
その時だった子供の泣く声が聞こえた。
声のする先を見ると木に飛んで行った風船が引っ掛かっていた。
それを見上げて5歳くらいの子供が1人泣いていた。
周はどうしようか助けようかと思った。
するとメダルケースが光っていた。
この間手に入れたガルーダメダルだった。
周は迷わずバンクに入れる。
すると周の体が光出した。
光が消えると周の体は赤い小鳥になっていた。
これなら行けると思い周は羽ばたき出す。
風船の引っ掛かった木に飛んで行き風船の紐を咥える。
そして降下し子供に手渡した。
「これで大丈夫だよ。」
周はそう言うと子供は風船を受け取り涙を拭いた。
「インコさん、ありがとう。」
そう言い子供は去って行った。
それと同時に周の体が元に戻った。
周はいい事したなと胸を張って公園を歩く。
しかしだった。
一難去ってまた一難突然子供が泣きながら一方方向に走って逃げていた。
周は辺りを見渡すとそこにモンスターがいた。
モンスターが子供のおもちゃを奪ったり公園の遊具を破壊していた。
「俺様は影の教会モンスターのダゴン様だ!クソガキ共の命を頂くぜ!」
その姿は半漁人と蛇を足して2で割り鋭い牙や爪を生やした怪物だ。
子供の首を掴み持ち上げ睨んでいる。
「貴様の命頂くぜ!」
ダゴンが子供の首を爪で切り裂こうとした所に払魔銃の弾丸が飛んで来た。
ダゴンは倒れ囚われていた子供が逃げ出す。
銃を撃ったのは和香だった。
「そうはさせないよ。」
「和香ちゃん、来てたんだね。」
「ここにいると思ったよ。」
「魔法戦士め、来たな。」
「和香ちゃん、行くよ。」
そして2人は変身する。
「チェンジオン!」
「燃え滾る炎の魔術師ソルレッド!」
「聖なる光の魔術師シャイニーピンク!」
和香の変身した姿は黒いマントと黒い帽子を見に着けたピンク色の戦士だ。
「行け!やつらをこてんぱんにしろ!」
すると地中から手足の生えた蛇のような怪物が大量に現れ2人を襲う。
2人は銃を乱射しモンスターを迎え撃つ。
次々に倒れるモンスターたち。
するとモンスターは頭脳を使い後ろから襲い掛かる。
それに気付いた周は剣でモンスターを切り裂き倒す。
「危なかったね。」
「気付かなかった。」
そして気付けばダゴン1人になっていた。
「やつは俺がやる。君は逃げ送れた子供たちを。」
「うん。」
そう言い和香は子供たちの元へ行く。
「残るはお前だけだ!」
そう言い周は剣でダゴンに向って行く。
一方その頃影の教会はその様子をモニターで見ていた。
「やってくれるじゃない。流石は魔法戦士ね。」
黒いローブを着た女性はワインを飲みながら高見の見物をする。
「そう上手く行きますかな?」
「倒せるといいね。でもやつらはタフだよ。」
同じ黒いローブの男たちはバカにしたように言う。
「誰かと思えば隊員を失ったベルフェゴールにベルゼバブじゃない?大丈夫。
彼はあの魔法戦士を葬るために送ったの。このレヴィアタンがね。」
そう言いエヴィアタンは不気味に微笑んだ。
そして周は公園から離れ浜辺で戦う。
周の剣がダゴンの爪と激しく擦れ合う。
「やるな。だがそろそろ魔法を使ったらどうだ?」
「そのつもりだ!バーニングスラッシュ!」
周の魔法が飛んで行く。
するとダゴンは体を液体状にして魔法を無効にした。
炎の刃が消え煙が上がる。
「何だと!」
「お前を破るために俺は送られた。俺にお前の魔法は効かないぜ。」
しかし周はそれでも魔法を放った。
「クロスファイアー!」
十字の炎がダゴンを襲う。
しかしまたしても液体状の体のダゴンには通用しなかった。
「だったら!」
周は液体状のダゴンを剣で切り裂いた。
真上から剣を振り翳し一刀両断した。
「やったか。」
しかし液体はくっ付いてまた元の液体状の体に戻った。
周の剣が液体にはまって抜けない状態になった。
「次は俺の番だ!」
するとダゴンの爪だけが元の爪に戻り周の体を貫いた。
「ぐあ!」
周は倒れ変身が解けた。
「お前の魔力は俺がもらったぜ。」
「何!」
「俺を倒さない限りお前の魔力は戻らない。それとそろそろ回って来てないか?」
そう言った瞬間に周は突然苦しみ出す。
「う…ううううううう…」
するとそこに和香がやって来た。
「周君!」
「とりあえず俺は退散だぜ。」
そう言いダゴンは変身を解く。
ダゴンの人間態は水泳帽にゴーグルとビキニを履いた筋肉質な水泳選手風の男だった。
ダゴンは海に飛び込み泳いで去って行く。
「待て…」
周は苦しそうに言う。
和香が周の額を触る。
「熱い!凄い熱!」
「分かってる…でも…」
「今楽になるから。メディカルシャイン!」
ピンク色の光に周は包まれた。
すると熱が下がり楽になった。
「とりあえず教会に戻ろう。今は戦えないのは周君だって。」
こうして2人は教会に戻った。
「周君、もう大丈夫?」
「うん。おかげで楽になったよ。あいつは俺を倒すために送られたと言っていた。」
「でも勝ち目はあるよ。」
「俺だってそう思いたいよ。でも俺の魔法は。そして魔力まで。」
するとその時だった。
中原が慌てて部屋に入って来た。
「大変です。街でモンスターが。」
「でも周君は。」
「俺行くよ。」
そう言い周は教会を出て行く。
そして街の商店街でダゴンは暴れていた。
「さぁ命をもらおうか!」
「そうはさせない!」
周はダゴンの前に立った。
「チェンジング!」
バンクにメダルを入れるが変身出来ない。
「貴様はそこで指を咥えて見ていろ!」
すると周は生身でダゴンに向かって行く。
しかしダゴンに投げ飛ばされ壁に衝突し倒れる。
ダゴンがとどめを刺そうと近づき絶望的に思えたその時だった。
「待て!僕が相手だ!」
冬人だった。
「チェンジオン!」
冬人は変身しその姿は黒いマントと帽子を身に着けた白い戦士だ。
「凍てつく氷の魔術師ルナホワイト!」
冬人は月光十字剣を持ってダゴンに向かって行く。
ダゴンの爪と剣が擦れ合う。
冬人の剣がダゴンを横から切り裂く。
しかしダゴンは体を液状化した。
「俺のジェルボディに攻撃は通用しねぇ!」
そして冬人は魔法を放つ。
「クロスブリザード!」
十字の吹雪がダゴンを襲う。
液状化した体が氷漬けになった。
「何!」
「ブリザードバースト!」
破裂する雪がダゴンを粉々にした。
「おのれ!」
ダゴンは体を元に戻し体勢を治す。
「こうなりゃここはトンヅラだ!」
「逃がさない!」
ダゴンが川に逃げようとした所に冬人のボルソルンランチャーの弾が命中した。
「ぐお!」
再び氷漬けになるダゴン。
「動けない…」
冬人はとどめに入る。
「ルナクロスソードストライク!」
冬人の剣の十字斬りがダゴンに命中した。
「具オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
大爆発が起こりこうしてダゴンは死んだ。
冬人は変身を解いてメダルを拾う。

続く