EQとはバカに合わせる技術の事
これは絶対に必要であるなぜなら人は関心のない事には
怠惰であるからだ大衆とはたいてい愚者なのだしかし政策を決定するには
愚者の承認が必要だ、ゆえにEQは人を先導するには必要な技術だ
Qは誰もが生まれながらに持っている能力です。
ただ、その度合いには個人差があるのも事実です。そのため、周囲と上手にコミュニケーションをとれる人がいる一方で、人によっては周囲とのディスコミュニケーションを生じることになってしまうのです。
また、EQは遺伝などの先天的要素が少なく、後天的に高めることができる能力です。
サロベイ、メイヤー両博士も述べているように、EQは教育や学習、訓練などによって高めることができます。
IQは先天的な要素が大きく、努力しても伸ばすには限界があるといわれていますが、EQはそうではありません。日常生活のなかに適切な訓練を組み入れ、それを行なうことで伸ばすことができるのです。
EQを高める第一歩は、「EQというのは能力であり、EQを発揮することは自分の能力を発揮することだ」という意識を持つことです。
「自分はいま能力を発揮しているのだ」と考えることが出来れば、「相手はいまどんな気持ちだろうか」と意識的に相手の感情を識別するようになりますし、相手に共感したり、自分をモチベートしたりすることにも積極的になります。
そして次に大事なことが、自分のEQを知ることです。
EQは基本的に
・「感情の識別」
・「感情の利用」
・「感情の理解」
・「感情の調整」
という4つの個別能力を循環的に発揮することで機能しています。
これらの個別能力は緊密な関連を持ち、常に互いを補完し合うように連繋して動いています。
自分の感情を識別できなければ、それを利用することもコントロールすることもできませんし、他者の感情の原因やその後の変化を類推できなければ、適切な働きかけを行なうことは困難です。
つまり、適切にEQが機能するためには、EQを構成する4つの能力がバランス良く発揮されることが重要になります。
自分のEQを知るとは、この4つの能力がどのようなバランスになっているかを知るということです。
ぜひ、EQI(EQ検査)を通じてご自身や会社組織全体のEQを測定してみてください。
その理解を通じ、EQを成長させることで、多くの良い変化を生む第一歩を踏み出すことができるのです。
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