脳科学と心理学と複合・問題解決サイト

マインド管理・論理学・問題解決・目的達成のための心理学的に手段と方法を紹介

問題解決に関する書籍の評価

2014-06-20 13:06:47 | 運用思考

 問題解決に関する書籍の評価

 

 

 

<iframe style="width: 120px; height: 240px;" src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=4C3939&fc1=000000&lc1=0000FF&t=s48748708-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4478005532" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>



 

 

新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術

 

まとめ]
1、<ゼロベース思考>で全体を捉えることから始める
2、SO WHAT?(だから何なの)を繰り返し、多少的をはずしても、常に行動に結びつく結論を持つよう心がける。
3、主要課題の原因や解決策を<MECE>でツリー状に分解・整理する。
4、<MECE>でとらえ、最後に優先順位をつける


第1章 思考編
1 ゼロベース思考
2 仮説思考

第2章 技術編
1 MECE
2 ロジックツリー

第3章 プロセス編
1 課題を設定する
2 解決策の仮説を立てる
3 解決策を検証・評価する
4 シートを使う

第4章 実践編
1 事業課題を設定する
2 で新商品の導入を図る
3 解決策を実行する



[概要]
第1章 思考編 ゼロベース思考・仮説思考


外から見ると分かることが中からだと気付かない・変えられないことが非常に多い。



<ゼロベース思考>のポイント

・自分の狭い枠の中で否定に走らない

  ポジティブに、具体策があるという前提で考える

・顧客にとっての価値を考える


<仮説思考のポイント>
・アクションに結びつく結論を常に持つ―結論の仮説
  SO WHAT?(だから何なの)を繰り返し、具体的な行動まで落とし込む。
  多少的をはずしても、常に行動に結びつく結論を持つよう心がける。
  単なる状況解説はビジネスでは意味を持たない。
  3段論法ではなく、最初に結論を出す。

・結論を導く背後の理由やメカニズムを考える―理由の仮説
  仮説の枠組みが大事。推定の自信がないところから検証していけばよい。
  そうすれば、仮の結論に基づいて分析とアクションを同時並行で進められる。

・「ベスト」を考えるよりも「ベター」を実行する―スピードを重視
  ベター案を否定する人には、より良い案を出してもらえばよい。
  ベター案を考えるとき、情報収集に時間をかけすぎるな。
  ビジネスの仮説思考は科学とは集める情報量が異なる。
  ビジネスは状況が逐一変化する。
  6割レベルの情報でとりあえず方向性を判断すべし。


第2章 技術編 MECE・ロジックツリー

<MECE>=モレなしかつダブりなし

1.モレによって的をはずしていないか?
  <ゼロベース思考>で全体を捉えることから始める
  こんな場合:既存の枠へのこだわり、細かい点を網羅していて満足してしまう、切り口が違う場合

2.ダブリによって効率を阻害していないか?
  こんな場合:習慣的にダブり、意図的に強化するためダブリ、違う切り口でダブってないと思った

3.<MECE>でとらえ、最後に優先順位をつけているか?
  全てをカバーするのは、何もしていないのと同じ
  戦略の目的は効率的な経営資源の配分


フレームワーク=<MECE>の応用

・3C+1C
  顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)、流通チャネル(Channel)
  自社の強みは忘れやすい。
  顧客にとっての価値を考え抜き、強みを生かして資源配分にメリハリを 

・ビジネスシステム
  研究→開発→調達→生産→広告・宣伝→流通→販売→保守・サービス×自社と競合のマトリックス

・マーケティングの4P
  Produce、Price、Place、Promotion



・事業ポートフォリオ

  X軸=相対マーケットシェア、Y軸=市場成長率 (X軸とY軸は独立になるように)

  (高・高)=スター、(高・低)=金のなる木、(低・高)=問題児、(低・低)=負け犬


これらのフレームワークは最初は紙に書いて訓練すべし。


<ロジックツリー>
  問題の原因を深堀り、解決策を具体化するときに、広がりと深さを追求する技術
  主要課題の原因や解決策を<MECE>でツリー状に分解・整理する。

・モレやダブリを未然にチェックできる
・原因・解決策を具体的に落とし込める
・各内容の因果関係を明らかにできる

原因究明
  WHY?を自問自答しつづける。
  広さがないと的外れ、深さがないと行動に反映できない

解決策の具体化
  的をはずさないこと、すぐ行動できる具体性
  SO HOW?を繰り返して深める。
  深められた具体策がロジックの糸で繋がっている限り、実行すれば問題解決に結びつく。
  WHY?の裏返しでは出てこないアイデアもSO HOW?で出てくることもある。
  最初は難しいが、優秀な人を集めてブレスト。試行錯誤を繰り返す。
  解決策の優先順位は<ゼロベース思考>の顧客にとっての価値を考える。


ロジックツリーの作り方
・各レベルができるだけ<MECE>か?
・ツリーの右側が具体的な原因や解決策になっているか?
・ロジックツリーで主要課題に繋がっているか?
モレがありそうなら、『その他??』と書いておく。最後に他の人にチェックしてもらう。

〈例〉「痩せる」ための具体的解決策をロジックツリーで考える



使用したソフトウェアは「FreeMind」
参考サイト:FreeMind活用クラブ - マインドマップをフリーソフトで



第3章プロセス編 ソリューション・システム

3つのステップ=1.課題の設定+2.解決策の仮説+3.解決策の検証・評価


1-1.主要課題の設定
 3C(Costomer、Company、Competitor)を使って比較、主要課題を抽出
  自社:達成目標とのギャップ
  競合:競合の優れた点とのギャップ
  顧客:自社の商品・サービスに満足か?


1-2.個別課題の設定
 主要課題をブレークダウン
  ・<MECE><ロジックツリー>を使って独自のフレームワークを作る
  ・背後のメカニズムを的確に捕らえる



2-1.個別解決策はコントロール可能か
  まず、個別問題の個別解決策を<ゼロベース思考><仮説思考>で考え抜く。
  それを、自社/字部門/自分でコントロール可能かのYES/NOで答えを出す。
  YES→HOW?、NO→WHY?を出す。
  HOW?が具体策にならない場合は、個別課題の分析が曖昧か、ロジックツリーの詰めが甘い

2-2.全体の資源配分を考えて総合解決策
  個別解決策を組み合わせて総合解決策を作る(個別の整合性をチェック)
  コントロール可能な具体的解決策があれば、総合解決策は『YES』になる。


3-1.個別解決策の検証
  ファクトベースでチェックする。精度のレベルは解決策の内容による。
  とにかく、スピードと効率性を重視(各種分析のフレームワークやツール類を利用する)。


3-2.総合解決策の評価

ハードとソフトの両面から判断する。

・ハード面
  期待成果:効果を売り上げ、利益、成長性から評価
  投入資源:ヒト・モノ・カネの資源量評価
  リスク:市場や競合関係のリスク評価
  展開スピード:成功効果を早く出すための早期立ち上げスピード評価

・ソフト面
  企業スタイル・理念との整合性
  トップのコミットメント(責任/決意)の確認
  リーダーシップのある実務レベルの推進者の有無


ワンポイント・レッスン

1.チャートやグラフで経営を考える癖をつける
  X軸、Y軸の意味を考え、そこから得られる仮説をよく考える

2.シェア分析
  問題は市場のカバー率か、それとも競合とバッティングしたときの総合力の差か

3.パレート分析:「20:80ルール」
  とりあえず、ハイ・パフォーマンス・グループとロー・パフォーマンス・グループに分けて考える


4.問題解決のためのインタビューのコツ
  ソリューション・システムのどこのステップに必要なインタビューかを明確にし、適切なインタビュー先を選
  終了後はそこから出る意味(SO WHAT?)をとにかくその日のうちにまとめておく


5.CS・CE分析
  顧客にとっての価値を高めているか?
  自社のサービス・商品の現在のCS(顧客満足度)と将来へのCS(顧客期待度)
  競合品との比較も含め、定量的に決定する。
  結果を2×2のマトリックスに落とし、打ち手の優先順位を決定する。
  

6.付加価値分析
  ビジネス・システムにおいて、どこが付加価値向上の問題となっているか?


7.価値分析
 ・ポジティブな姿勢で問題解決に望むべし(批評家とは違う)
 ・広い枠を持て(同上)
 ・情報収集と分析は違う
 ・交渉はトップダウン(取締役に直接電話)
 ・セルフ・マネジメント、ボス・マネジメントも大事な仕事の一つ


毎日に目標を設定して生きる

2014-06-05 08:36:00 | 運用思考

毎日に目標を設定して生きる

 

 

まず大き目の理想(マクロ目標)を立てる。

そしてマクロ目標を細分化したミクロ目標を立てる

今日やることまでをプランニングして生きる。

 

時間とは使い方を決めてこそ活きるものだと

理解してもらいたい、有名な言葉がある。

time is money 時は金なり、

だかが戦略のないときの使い方ではバイト代がもらえる程度だ

そして自分で考えて時間を使えば、巨万の富を得ることができる。

 

例えばだ、君が建築金具の特許を取り大金を稼ぎたい目的を立てた

としよう、勉強に3年 実験に2年 論文に半年 交渉・書類手続き半年

時間がかかるとしよう、5年かかるとしよう。

 

この段階では利益を出してはいないが5年たち完遂させれば1億もらえるとしよう

そしてまた新しい特許で生涯で20億の特許収入が入るとしてだ、

最初の利益にならない5年という時間と労力は無駄だろうか?

断じて違う、過去の積み重ねと忍耐のたまものである。

こういう仮定思考(成功することが前提)をすることにより何も知らないひとから見たら

不毛な行為に見える行動を耐えることができるのだ

 

するべきこと

それにはまず毎日 作業の計画を作り計画がしっかりある時間の使い方

をするべき。

 

計画がない一日の使い方は最悪である。


GPDCAサイクルとは何か

2014-06-02 20:32:48 | 運用思考

 

GPDCAサイクルとは何か

 
更新の励みになりますクリックご協力を

 

 

通常のPDCAサイクルはプランの中にゴールいうなれば目標・理想

が内包されています、それを一つのセグメントとして

あらわしているのがGPDCAサイクルといいます。

簡単に言えばPDCAサイクルをもっと詳しくしたものをいいます。

たしかにPDCAサイクルだけでもいいのですが、GPDCAサイクルのほうが

明らかに勝っている点が一つありますそれは、解決策の実行のための計画

ではなく目標・理想・実行時の計画が明確に見えてくるからです。

いくら良い作戦を決めても実行作業員の計画と運用がお粗末では

いい作戦も宝の持ち腐れになりますそれを防ぐ運用思想といえるでしょう。


問題解決についての構成要素を説明したマインドマップ

2014-05-29 10:29:38 | 運用思考

問題解決についての構成要素を説明したマインドマップ

体系化された問題解決に関する情報

 


クリックしていただけると更新の励みになります


 

以下の画像を読み込んでほしい

これが私なりに問題解決に関して学んだ

現時点の知識の構造化されたものだ

マインドマップにはエクスポートといわれる

データを画像やPDFに変換する機能があったので使ってみました。


読み込む方法は

1.右クリックを押す

2.画像のみを表示を左クリックする

3.画像を拡大して見る

 


長期的なPDCA

2014-05-26 11:11:51 | 運用思考

 

長期的なPDCA

 


クリックしていただけると更新の励みになります

 



ある種このように上へとどんどん進んでいくイメージ

このようにプランニングを繰り返し失敗しても

また改善トライ&エラーの精神が必要です問題解決には

必要です。

ゆえに人生も何か失敗してもエラーを発見

改善そして何かをイノベーションしていくというのが

人間の生活や営みといえるのです。

今私たちが生きてる社会も誰かが問題解決して

発展させたものを土台に仕事や創作活動をしているのです

ゆえに私たちの社会は非常に高テクノロジーなので

何かを始めるときはそれの目的の土台となる

知識を蓄えることが必要なのです。

 

知識を蓄える方法はマインドマップが復習もしやすく

カテゴライズもしやすく心理学的な見地から見ても

合理的な記述方法です

フリーマインドというフリーソフトでこれを作れます