さよなら455系号

常磐線や東北本線の運用から退いた455系は、その後も磐越西線で運転されてきましたが、今月のダイヤ改正で完全に引退することとなり、3月20日に福島－松島間、22日に仙台－山形間、23日に仙台－郡山間で臨時のお別れ列車が運転されることになりました。
このうち日程的に行けそうだったのは22日の仙山線で、まだ残席があったびゅうプラザのツアー枠で申し込みましたが、仙台－山形間の往復乗車券と指定券、さらに駅弁や特製記念ストラップが付いて１人あたり4000円と、お得なものでした。


ひろんぱ氏と仙台駅で合流し、先ずは発車ホームの弁当引き換え所に向かい、弁当と記念ストラップを貰いました。


キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

仙台駅４番線に入線してきたのは、盛岡型からクモハ455-18＋モハ454-18＋クハ455-4＋クモハ457-12＋モハ456-12＋クハ455-405の６連（S18＋S72編成）です。

ん、待てよ？S72は455系じゃなく457系ぢゃないか？？　　　　　

そういえば、常磐線の定期運用最終日に乗ったのもS72でした。



特製サボが付いていましたが、以前使われていた福島行？にステッカーを貼ったようでした。


仙台駅を11:03に発車後、早速弁当を頂くことにしました。
今回のための特製弁当で、中身は・・・


左上からコロッケ＆牛肉大和煮、秋刀魚の竜田揚げ、竹の子ご飯、牡蠣飯、玉子焼＆鶏の照り焼き、仙台長茄子の漬物＆笹蒲鉾、フカヒレ、牛肉時雨煮、ご飯＆梅干、鮭はらこ飯、牛タン焼き、デザートと、豪華な内容！でした。


作並駅では25分の長時間停車、乗客みんなで撮影会と化していました。


何故かピントが合わず失敗！(T_T


クハ455-405の車内には冷房のスイッチが！
そういえば昔サロに乗ったときや、クハ455-609にもありました。


山形を目指し、山間の勾配区間を行く。


山形駅には13:03到着、駅員さんが花笠音頭を披露し、乗客には玉こんにゃくが無料で振舞われました。


14:10に仙台へ折り返すまでの間、山形駅に停車中。


山寺駅には14:25着、14分間の停車時間です。


ん？クハ455-4の乗務員扉手すりの青い部分は・・・!?
グリーンライナー塗装に戻る前、仙山線色だった頃の名残りなんでしょうね。
仙山線色は当時常磐線にも出没していたのですが、撮影しなかったのが悔やまれます。


山形県と宮城県の県境となる仙山トンネル（面白山トンネル）へ向けて、勾配区間を走る。


帰路の作並駅停車は4分間、仙台まであと１時間弱です。


仙台駅には定刻どおり15:55に到着しました。
ヘッドマークや前面方向幕の臨時表示が無ければ、常磐線いわきまで行きそうな感じですが、455系とはこれでお別れです。
名残惜しいですが、長い間お疲れさまでした。


記念に配られた携帯ストラップと乗車証明書。


乗車証明書の裏側はこんな感じです。