Tの時間

なんでもない日常のできごとや思いのなかで・・

しみじみ・・・と

2021-06-20 21:41:25 | Weblog

きのうはしみじみとしていました
初めて社会人になった時のこととか思い出して
もう何十年も前のことですけど・・・

初めての会社は京都にありました
京都のあるホテルで社会への第一歩を踏み出したのです
お給料を得るために働くということがどんなものなのか
ドキドキしながらもワクワクする気持ちの方が大きかったこと
寮生活も初めてで楽しいものでした

当時琵琶湖から取水していた京都の水はとても美味しいとは言えませんでした
水清き湧き水の里で育った身としては飲めたものではなかったのです

ですからその水で炊いたご飯も美味しいと思えませんでした

でも慣れるって怖いですね
生きていくためとは言えそのうちになんでも食べるようになったし
でも生水だけは臭味が気になってそのままでは飲めませんでした

仲間や友達もできて楽しい時間、いろんな初めての経験など
驚きや喜びやもちろん悲しみもいろんなことを織り交ぜた日々
7ヶ月で辞めてしまったけれど
凝縮された青春の光と影 ( どこかで聞いたことのあるフレーズですね )
いまでも鮮やかに思い出され胸がキュンとなるのです

きのうはそんな時間にたっぷりと浸っていたのです .......

いつか京都に出かけたときにはそのホテルに宿泊したい

名称も変わりもう当時の面影はないかも知れない
でも場所は変わらずそこにあるようだ・・・




この椿の七宝焼きのブローチは大阪にいる友人の手作りです
体験教室か何かで作ったと言って手渡してくれました

その友人にきのう十数年振りに電話しました
ありがたいですね
幼馴染みのように年月の隔たりなど関係なくすぐに当時に戻り
彼女の大阪弁に何故か癒されホッとしている自分がいます

このブローチは今でも現役なんですよ
もうかなりの年代物ですけどね


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