チューリップ

根元からすぐに花開いて
ずんぐりむっくりのチューリップ
親指姫の褥 (しとね) のよう
まだまだ寒い北国の春は・・

小さくても・・

見落として踏んでしまいそうな小さな小さな草花
一生懸命花開いて
「踏まないで・・」
「抜いてしまわないで・・」
とでも言っているように思えて撮った写真
き・れ・い
　
でもやっぱりいつか踏んでしまうに違いない
そしたらゴメンね

脇役・・

ときどきこの場所でひとしきりおしゃべりして帰る
そのときの脇役がこのスタンド
気がつくと心安まる光と空間を醸し出している

光に照らされてくっきり浮き出た
ステンドグラスを見るともなく見て
茫洋と時間が過ぎていくのも好きだ
そんなときにはひとりがいい

こういう脇役が家にもほしい・・

Ｔのひととき

お天気いいのに風が強い
こんな日は窓辺で珈琲でも飲みながら
本を読んでいたい
そんな場所を求めて出かけたところは
いまどきのカフェ
家での読書よりこんなところの方が
ゆっくり落ち着いて読めることもある
これぞ 「Ｔの時間」 だったりする

厭きない・・

器を見るのは大好きだ
店先に陳列されたものでも
ついつい足を止めて見てしまう
冷やかしで終わることも多いのだけど
後先考えずに買ってしまうことも多い
この日は眺めるだけで済んだ ......

花の名は・・？

植物とか花とか写真に撮るわりには名前を知らない
この花も城跡公園を散策していて見つけたもの
名札がついているのもあるけど
ホントに知りたい木には
名札なし ....
早春を感じさせる黄色は大好き

まるで・・

この時期どこでも見られる
ホトケノザ
濃いピンクの花には
どこか愛嬌がある
それによく見ると
宝石のようにとてもきれい
感嘆！

ムスカリ・・

なんか変ですよね
グロッぽくて ..........
芋虫なんか想像しちゃいます
　
でも地面からひょっこり頭を出して
挨拶しているかのようで可愛らしくもあります
ひとつひとつの粒が開くととてもきれい・・
なのに開かずに終わることが多いのはなぜ？

初恋のように・・

とっても淡いピンクの梅花
初めて誰かを好きになったときの
うれしい気分と
不安な気持ちと .....
いま甦る

ポプラのある風景

南国育ちにとってポプラは憧れ
スックリと真っ直ぐ天に向かって
矛のように聳えるポプラ
すっかり葉を落としていまは芽吹きのときを待つ
青々としたポプラにまた出会えるだろうか