思いつくままに

自分が観た映画や、読んだ本の感想をちょこちょこ残していきます。

【MOVIE】墨攻

2007-02-04 18:22:11 | MOVIE
■感想など
アンディ・ラウ、やっぱかっちょえ~!

巷淹中(アン・ソンギ)率いる趙の10万という大群の兵に侵攻されそうになっている
燕の梁城を守るため、墨家よりやってきた革離(アンディ・ラウ)が知略を駆使して
わずか4千人の民衆と共に趙の軍に立ち向かっていく...。

城を巡る攻防はなかなか迫力がありました。この映画の見所でもありますね。
知略を駆使した駆け引きというのは、観ていて楽しいです。篭城して、さまざまな
仕掛けで敵軍に対抗する様子は、「キングダム・オブ・ヘブン」と似てる感じが
しました。あの映画の時は、どうやって守ってたっけ?

さらに、この映画では悲惨な戦場を見せるだけでなく、革離が戦いや人を殺すことに
対し、迷いや悩みを抱いている様子とかがちゃんと描かれていて、革離を知略の人
という側面だけでなく、平和を望む一人の人として描いているのがよかったです。
印象に残るセリフがいくつかありましたが、一番印象に残っているのは、「戦いは
いつも理不尽だ」という言葉です。

それにしても、あの王様...。最初は降伏してもいいから戦わずして済ます方法は
ないかと考えていたので、割とまともな王様かと思いきや、革離の評判をねたみ、革離を
謀反を起こした人物として捕らえようとするあたり、器が小さいです。

最後に、巷淹中を仕留めた時の勝ち誇った顔はムカつきました。自分はなんにも
せず、結局革離に助けてもらった形になったくせに、なんて偉そうな。
思わず心の中で、「バカ殿」と悪態をついてました...。


オフィシャルサイト

■観賞日:2007年2月4日

■観賞場所:TOHOシネマズ 川崎

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4 コメント

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 (kossy)
2007-02-04 23:31:23
あの王は1人だったらそんな考えも起こらなかったんだと思います。いやらしそうな腹心のじじいの言葉によって見事に洗脳されたような印象がありました。
牛なんとかという将軍だって「証拠はない」とか言って擁護しようとしてたのに、すぐに洗脳されてしまって・・・一番酷いのはその洗脳じじいだったと思うのです(笑)
ま、すぐに考えを変えてしまうという器の小ささでもありました・・・
洗脳 (t-higu)
2007-02-04 23:40:28
> kossy さん

そうでしたね。発端はまさにあのじじいでした。あやつが
いらんことを言い始めたばっかりに、王もその気になって
しまったんですよね。諸悪の根源はこいつでしたか。(笑)

牛将軍には、もうちょっと革離の味方をして欲しかったです。
こんばんは! (猫姫少佐現品限り)
2007-02-26 02:52:38
echo&コメ、ありがとうございました!
当時の戦術は、如何に優れた「軍師」を雇うかですからねぇ。
ま、革離を雇ったバカ王が偉かったのでしょうケド、
それにしても、腹立つヤツですよね。
またよろしくお願いしますね!
バカ王 (t-higu)
2007-02-28 00:20:04
> 猫姫少佐現品限り さん

コメントありがとうございます。
あの王も、最初はちょっとまともかな~と思ったのですが、
側近のじいさんの口車に簡単に乗せられちゃいましたね。
一国の主がそんな単純じゃだめでしょ...。

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