■著者:荻原 浩
■発行:新潮文庫
■価格:629円 + 税
■感想など※ネタバレあり
渋谷の女子高生たちの間で、ある噂が広まっていた。
それは、殺人鬼レインマンが女の子を殺してその足首を切って持っていってしまう。
でも、ミリエルの香水をつけていれば、狙われることがなくなる、というもの。
この噂は、ミリエルを販売する会社が販促のために広めた作り話だった。
ところが、これとまったく同じ事件が本当に発生してしまう...。
帯のコピーは微妙...。
ラストたったの1行だけでどれだけ人を驚かすことができるのか非常に気になり、
ついつい買ってみました。
でも、それを知ってて読んでると、どうしても構えちゃいますよね。確かに、
ラスト1行は内容的には結構意外だったと思うのですが、それを知らないで読んだ
方が絶対インパクトは強かったと思う。
この本を買わせるという意味では、十分目的を果たしている気はするけど...。
全体的には、読みやすく面白かったです。
犯人も、読んでるうちはある特定の人がめちゃめちゃ怪しいんですが、実は
違う人が犯人だった、というような結末になっていて、だまされました。
さらに、ほんとのラストはこの後にくるんですが、その前の部分ではそこが
うまい具合にぼかされていて、そっちも全く読めませんでした。
■発行:新潮文庫
■価格:629円 + 税
■感想など※ネタバレあり
渋谷の女子高生たちの間で、ある噂が広まっていた。
それは、殺人鬼レインマンが女の子を殺してその足首を切って持っていってしまう。
でも、ミリエルの香水をつけていれば、狙われることがなくなる、というもの。
この噂は、ミリエルを販売する会社が販促のために広めた作り話だった。
ところが、これとまったく同じ事件が本当に発生してしまう...。
帯のコピーは微妙...。
ラストたったの1行だけでどれだけ人を驚かすことができるのか非常に気になり、
ついつい買ってみました。
でも、それを知ってて読んでると、どうしても構えちゃいますよね。確かに、
ラスト1行は内容的には結構意外だったと思うのですが、それを知らないで読んだ
方が絶対インパクトは強かったと思う。
この本を買わせるという意味では、十分目的を果たしている気はするけど...。
全体的には、読みやすく面白かったです。
犯人も、読んでるうちはある特定の人がめちゃめちゃ怪しいんですが、実は
違う人が犯人だった、というような結末になっていて、だまされました。
さらに、ほんとのラストはこの後にくるんですが、その前の部分ではそこが
うまい具合にぼかされていて、そっちも全く読めませんでした。
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昨日『噂』を詠み終わったのですが、最後がイマイチ気持ち悪くて、、、最後の会話は誰の会話なんですか?『あの女』と『あの子』ってだれ!?!?
ピンク髪が実は娘だったら怖っ!!!とかいろいろ考えすぎちゃってモヤモヤします↓↓笑
詳しく教えていただけませんか?
コメントありがとうございます!
この本、読んだの結構前なので、若干最後の方だけ読み直して
みたのですが、こんな感じだと思います。
最後の会話は、娘とその友達とのもので、その他の女の子の
詳細は不明(本編には出てきてないかも)
で、あの女と言うのは殺されたコムサイトの社長で、あの子
というのは、坊主頭の女の子のことですよね?その子は中盤
くらいに出てきた、殺された女の子の友達だった子。
で、なぜ最後の会話に娘が入っているのがわかるかというと、
一番最後の「きもさぶ」というセリフが、娘のオリジナルの
言葉だからです。
いかがでしょう?
もしかしたらピンク髪の女の子が菜摘だったら。。とか考えちゃったりして、、どんどん妄想が広がってしまいましたww
とても参考になりました。ありがとうございます。