


1:タイトル 2002年日韓W杯戦記:
2:サブタイトル W杯に見た!ジーコ・ジャパンの未来、そして可能性
3:筆者 現日本代表監督 ジーコ
4:発売元 日刊スポーツ出版社
5:サイズ 19.0cm
6:説明(目次)
巻頭口絵
まえがき
第1章 決戦は近い
多くのファンが、選手のパフォーマンスを引き上げる
内容の良いサッカーを見せる以上に、まずは勝つこと
攻撃パターンをもっと作れ、中田英が抑えられた時の対策を
私のイメージするブラジルサッカー。一人の選手の加入で簡単にチームは生まれ変わる
あくまでも中盤の選手が起点。それが日本の攻撃
緊迫感。攻守の切り替えが早く、見ていて楽しかった
同じポジションで複数のプレーをすること。そらが創造的なプレーにつながる
中田英、小野、そして中村。3人のコンビネーションで作る攻撃を見たい
W杯本線は梅雨の時期。ピッチ状況に合わせた選手起用、フォーメンションを
これで優勝できる。順応性とチームの和を考えたフェリペ監督らしいメンバー
問題点を露出してしまった日本。精神的な弱さを克服して初めて、日本が世界レベルになる
代表に6人。鹿島がやって来たことが間違いでなかった
2人FWの後方に中田英。このトライアングルが日本の形
無言で教えてくれた、「得点はこうして取るんだ!」
多くのファンの声が、選手のパフォーマンスを引き上げる。日本サッカーが世界に認められるとき
スター探しもW杯の醍醐味だ。本当に強いチームには強烈な個性を持った「星」
日本8強のためにヒデを守れ。1人が全員のために、全員がチームのために
成功願うアジア最初の大会、みんなが参加し、楽しもう
第2章 W杯決戦
フランスVSセネガル ジダンを欠き、攻めの幅が極端に狭くなったフランス
アイルランドVSカメルーン たいせつな「しのぎ」の時間と攻撃へのタイミング
イングランドVSスウェーデン 楽しみな「死のグループ」F組。やはり最後までもつれる!
ブラジルVSトルコ 苦戦に見えるが、きっちり勝ち切った。これがブラジルの底力
日本VSベルギー ポイントは鈴木と森嶋の交代。そして、駆け引き過ぎたDFライン
ドイツVSアイルランド ドイツにとって大きいラッキーボーイ、クローゼの誕生
フランスVSウルグアイ 技術、戦術、体力、精神力を持って見せた世界王者の意地
アルゼンチンVSイングランド アルゼンチンのベロンを抑え込んだイングランドDF陣の勝利
ブラジルVS中国 1戦ごとに良くなるブラジル。攻守のバランスがこれからのポイントになるか
日本VSロシア戦を占う 中盤と最終ラインの間、相手陣に入ったところにスペースができる
日本VSロシア この1勝から始まるサッカー王国への道。続けて育てていこう
韓国VS米国 苦しかった韓国。だが、ボールの生かし方、前向きな戦い方をした
デンマークVSフランス ジダンに頼りすぎたフランスに本当の「伝統の力」はなかった
スウェーデンVSアルゼンチン 決勝トーナメントを視野に入れて戦ったアルゼンチンに誤算
ブラジルVSコスタリカ ブラジルは3試合で決勝トーナメントに向けての準備ができた
日本VSチェニジア 日本サッカーを世界にアピールすることができた一勝
デンマークVSイングランド 決勝トーナメントは負ければ尾張。一つのミスが命取りに
スウェーデンVSセネガル セネガルの優れた個人技と発想力はかつてのブラジルのよう
ブラジルVSベルギー 明暗を分けたのは、決定力の差、そして個人技の差
日本VSトルコ 疑問のトルシエ采配「勝っているチームは動かすな」の格言
韓国VSイタリア 体力、持久力、そして気迫。韓国の粘りは驚異的だった
準々決勝を占う 選び抜かれたベスト8が死闘を演じる
イングランドVSブラジル イングランドの組織力を制したブラジルの個人技
韓国VSスペイン アジアにとって記念すべき日が、審判によって汚された
準決勝への期待 W杯優勝国のプレースタイルが今後の世界サッカー界に影響を及ぼす
準決勝を占う 最後は個人の力と経験の差。決勝戦は南米と欧州の強豪同士の対戦か
ドイツVS韓国 ドイツの「らしさ」の陰に、カーンという絶対的な守護神がいた
ブラジルVSトルコ 伝統の個人技が、チームという組織の中で生かされた
歴史的な試合の歴史的なプレーを見逃さず、肌で感じる時
決勝戦を占う ポイントは先制点。先制した方が大きく勝利へ前進する
トルコVS韓国 敗れはしたが韓国の奮闘は称えたい。果たした役割は大きい
ブラジルVSドイツ 勝敗を分けたGKカーンに対するブラジルとドイツの意識の差
第3章 ジーコのW杯検証
W杯の敵は欧州過密日程 世界サッカーで優先されるべきもの
深刻な問題・審判の決定 ミスジャッジでW杯は潰される
変わりゆく世界のサッカー地図 これまでのアジア、これからのアジア
日本代表監督就任 私の人生は挑戦の連続、3度目のチャレンジに新たな熱情
日本サッカーの未来に向けて 本当の意味のW杯成功は、今後の努力にかかっている
コラムの終わりに これからの日本に期待する。期待してほしい!
第4章 人間ジーコ
母マチウダさ:感動的だった日本での引退試合。そんな日本の「家族」のために働くジーコ
セルジオ・ガルシア:成功したのはジーコの力。合理的に、無駄なことせずにサッカーに専念した
ジェラルド・ペトローザ:本音と建前を使い分けない、誰からも好かれる性格
ハウー・クアドロス:「サッカーの楽しさを伝える」がジーコの目標。ファンや、そして子供にも
アントニオ・シモーレス:与えられた環境にとどまることを嫌う。常にチャレンジしたがる
平野勝哉:その行動すべたが、負けず嫌いで完璧を求めるプロだった
鈴木満:積極的に話を聞くジーコ。理由さえ明確に説明すれば納得してくれた
野見山篤:記憶力はある種天才。成功、不成功のすべてがメモリーされている
あとがき
2002年日韓W杯DATE
ジーコ・プロフィール
7:価格 定価 本体1500円+税
8:発売日 2003(平成15)年4月15日 第1刷
9:ISBN ISBN4-8172-0221-1 c0075 ¥1500E
10:ページ 239ページ
11:星 ☆☆☆