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しゅんぎくの1・2・3♪

興味のある事 ・ なんでも日記☆

甲イカのさばき方

2009-02-13 11:31:04 | 釣り
先日、Aちゃんパパの イカ釣り見学 をした日は水曜日で、夜は卓球の日でした。
AちゃんママとAちゃんが卓球で留守にするという事で、お昼の12時から3時までイカ釣りをしたにも関わらず、1度帰宅し仮眠を取って、また夜にイカ釣りに言ったそうなのです!!

そこでまた立派なサイズのイカちゃんを釣ったとの事で、卓球が終わる時間に合わせてわざわざ持ってきて下さいました!!
このしゅんぎくの果報者~~っ(≧▽≦)

持ち帰った日はすでに夕食も済ませていたし、子供ちゃんを速攻お風呂に入れて早く寝かし付けないといけなかったので、さばくだけさばいておいて、翌日食べる事に。

以前、『おきらくアウトドア』 のharryさんより、甲イカのさばき方を! とリクエスト(?)されていたので、今日は画像満載でお送りしたいと思います(^^=)

…といっても、いつも適当にやっているので正解ではないかもです(汗)
正しいさばき方があれば、ご指導願います!!
画像的にちょっと綺麗ではないので、そういうのが得意ではない方は、ここでスルーお願いしますね(^^;)



今回頂いたイカは、今までで1番の大きさです!!
計量してみると、590gありました。
紋甲イカは甲イカの種類の中では極めて大型で、最大5㎏程度にまで大きくなりますが、この松葉イカは成長しても600g程度にしかなりませんから、今回のイカちゃんは大きさほぼマックスなのでしょうね(^^=)



さばき始めたのが12時を回ってからだったので、縞模様が少し消えかかってしまいましたが、松葉イカには横縞模様がはいります。



この尖った所から上に真っ直ぐ、舟型の甲が入っています。
この甲は昔身にまとっていた貝殻の名残とかなんとか… >祖先はアンモナイト??



このピロっとくっついているのが、よくミミと呼ばれるエンペラです。
剣先イカ に比べると、小さい!

胴と足の間に臆する事なく手を突っ込み、結合部分を指で外し、足の部分をつかんで引っこ抜きます。



すると、胴の中にある甲の部分の皮が剥けますので、そこから甲を引っ張り出します。



甲が割れちゃった。身の方はなんかカツラみたい(笑)



足の方はこんな感じで、何がどうだか…(汗)



このようにすでに墨だらけで、墨袋がどこにあるのかいつもよくわからなかったのですが、指で指している部分(下が黒いのでちょっとわかりづらいですが)、左右対照に1つづついていて、これが黒いので墨袋なのかと思っていました。(後で違う事が判明。ちなみにこれはエラみたいです)



頭の部分に卵が詰まった袋発見!
この子はメスだったみたいです。



ひっくり返すとこんな風になっています。
宇宙人みたい orz



この大きな白いかたまりはなんだろう?
白子かと思ったけど、メスだしねぇ??
卵巣なのかな??? …って、卵巣は卵の詰まった所か ヾ(;´▽`A アハアハ



頭の部分と足の付け根の中間にある、指を指している部分がワタです。
正式にはゴロっていうんだっけ?



薄膜を取って綺麗にすると、こんな感じになります。
せっかく綺麗にしたけど、今回は使いません(笑)



頭の部分の薄膜を取ってみると…
この黒いかたまりはもしかして!



食べられそうな()めぼしい物を並べてみました。



謎の白い物体と管で繋がっている、黒いかたまり。
間違いなくこれが墨袋だぁ!! で、でかい!!
甲イカが 『墨イカ』 と呼ばれる由縁ですね。



『試してみよう! 食べてみよう!!』 コーナーでは、こちらの謎の部位を食してみる事に決定!!
ちなみに卵の方も勇気を出して、3粒ほど口に入れてみましたよ!
イカの味をもっと濃厚にした感じ?
いくらのようなプチっとした感覚は皆無で、多分沢山食べたら気持ちが悪くなっちゃうなと思ったので、3粒にとどめておきました ヾ(;´▽`A アハアハ
火を通したらどうなるのかな?

次回の課題とします(笑)



後は胴の厚い皮を剥き、その下の薄皮も剥いた方が丁寧な仕上がりになります。



厚い皮にはエンペラが付いていますので、エンペラを外し、エンペラの皮も剥いていおきます。



胴の身の部分とはまた違う、コリコリとした食感が楽しめます♪



ゲソの部分をひっくり返すと、中央にカラストンビがあります。



周りをぐっと押すと、飛び出てきます。
鳥のくちばしみたいな形なので、よく 『くちばし』 とも呼ばれています。
この硬い所は食べられません。
その周りは食べられるみたいなので、次回は挑戦してみます!

目の所は、下でも上でも横でも、どちらかに包丁で切れ目を入れて、取り出します。
あまりにもグロイので、画像は自重します(^^;)

あ、そうそう、足の付け根に硬い軟骨がありますので、それも取り外してくださいね。

甲イカの場合、エイリアンや何かわからない架空の生き物が出てくる時によく使われる、とろ~~ん、でろ~~~んとした透明の粘液…
あ~いうとろ~~~~んとした粘液の量がハンパないです。
洗っても洗っても出てきます。
その粘液とイカ墨が混ざり合って、かなり手ごわいのですが、めげずに制覇しちゃって下さい(^^=)

長くなったので、あの得体の知れない 『試してみよう! 食べてみよう!!』 コーナーの物体を食べてみた感想は、また明日




<昨日の晩ご飯>

汐サンマ
豚と大根・白菜の煮物(残り物)
イカ刺し
メカブ
刺身わかめ
大根とわかめのお味噌汁

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます!!! (harry)
2009-02-13 17:18:25
すごい!一気読みしてしまいました。
甲イカの中ってこんな風になってたんだぁ!
しゅんぎくさん、解剖学極めた人みたいで、感動しました。

いつも外側から「どうしようどうしょう」と、眺めるだけの甲イカでしたが(笑)、足を引き抜くと、甲も取れるんですね。
今度ぜひ挑戦してみたいとおもいます!
で、このすごい量の墨やあの怪しい白いものはどうやって召し上がったのでしょうか。
明日も見逃せません!(≧∀≦*)
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☆harryさん☆ (しゅんぎく)
2009-02-13 18:44:28
こんばんは(^^=)
いつもは頭の方の内臓は、触らずにそのままポイしちゃうので
私自身、初めて隅々まで拝見しちゃいました ^^
甲は足を引き抜かずに、甲がある側の胴の上から切り目を入れて
取り出すという方法もあるようなのですが、それだと墨袋や
内臓も一緒に傷つけてしまう可能性があるそうなので、
私はいつも足を引っこ抜いた後に、皮を破って取っています(^^=)
こうやってしげしげと見てみると、結構複雑ですよね。
この前の剣先イカの方が単純な造りでした☆

あっ、ごめんなさい!
墨袋はポイしちゃいました~(^▽^;)

イカ墨だけは喰わず嫌い (;´Д` )
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Unknown (hobasira)
2009-02-13 22:09:05
墨袋の画像の下のゆで卵をスライスしたような
右側にある二つのもの
あれは茹でるとモッチリして美味しいですよ
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☆hobasira さん☆ (しゅんぎく)
2009-02-14 02:46:11
こんばんは(^^=)
おぉ~!! hobasiraさんも召し上がった事があるんですね!!
はい♪ モッチリとしていました♪♪
これってなんていう部位になるんでしょうね??
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塩辛 (あずきだいず)
2009-02-14 11:36:13
新鮮な烏賊なら、はらわたを残しておいて、塩辛を作るのもいいですよ。

ただし、毎日きちんと混ぜること!が重要です。
この烏賊でできるかどうかはわかりませんが、いかの種類によっては結構なものができると思います。
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Unknown (hobasira)
2009-02-14 23:43:42
たぶん精巣だと思います
フグの白子と同じ場所でしょう
イカを煮付けにする時一緒に煮てもいいですよ
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☆あずきだいずさん☆ (しゅんぎく)
2009-02-15 10:34:23
塩辛にするにはスルメイカが1番向くそうですね。
理由はスルメイカのゴロが1番美味しいからなのだそうです。
でも甲イカで挑戦してみるのも楽しいですよね♪
釣れればの話ですが…
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☆hobasira さん☆ (しゅんぎく)
2009-02-15 10:50:09
精巣…
私も白くて2個あるから一瞬そうかと思ったんですけど、
卵を抱えていたから、メスだと思うんですよね。
イカの場合、雌雄同体というわけでもないようですし…???
確かに煮付けるのにも向く素材だなぁと思っていました(^^=)
他にも食べられる部位があれば、教えて下さいね!
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はじめまして (イカきんぐ)
2011-05-27 19:27:39
この生きモンを最初に喰った人を
知りたくなりました
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☆イカきんぐさん☆ (しゅんぎく)
2011-05-28 08:05:12
初めまして! コメントありがとうございます(^^=)
そうですよね~、ナマコなんかもそうですけど、初めて食べた人、
勇気があるなぁ!! って思っちゃいます~(^m^=)☆
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