6回目のセッティング
<プリロード>
F:0.5回転戻し(前回比無し)
R:純正値(前回比0.5締め)
前回に比べ、若干ケツ上がりになったかな?という感じ。
納車初期のような跳ねは無く、流石いい感じに慣らし終わってる印象を得る。
<リバウンド(伸び)>
今回遂に減衰に手を出してみた。
まず、減衰を微妙に増減したところで何が変わるのか、素人の俺には正直わからないと思う。
そこで、お世話になっているショップのメカニックさんのアドバイスを試してみることにした。
それは、減衰を極端に増減させ、その違いでどういう作用があるのかを体感するというもの。
今回はフロントのみ触ってみることにした。
まず、今現在GZR8がどの位置にセッティングされているか図る。
薄い金属のキーホルダーをマイナスドライバー代わりにし、減衰を緩めていく。
結果、現在のセッティングは21段目に設定されていることがわかった。
また、最後まで締めたところ、30段目までいけるため、Z800に搭載されているフォークの減衰調整は30段階調整が出来ることがわかった。
その設定は、「万が一純正値を見失った」時用に覚えておきたい。
(サービスマニュアルには記載してあるらしいがw)
純正値をメモしたところで、いよいよ減衰を極端に振ってみようと思う!
F:30締め
つまり、一番閉まっており、バルブの開放が最小限の状態。
この状態であると、サスの動きが悪く、非常に硬い。
乗れないことは無いが、これをしばらく続けていると体が疲れそうだ笑
しかし不思議とストローク量は変わっていないようだ。
コーナリングにおいては、サスがあまり沈んでくれないためか、結構大回り(アンダー?)になってしまう。
続いて
F:0締め
つまり、一番緩めてあり、バルブが大解放状態。
この状態であると、サスが非常によく動き、路面のギャップに柔軟に対応してほとんど振動を感じないほど。
ブレーキで結構深く沈んでいる印象があり、GZRヘッドがフェンダーに干渉しないかとても不安になる笑
非常に柔らかい印象があり、踏ん張りが利いていないような印象があってなんだか頼りない・・・
この0締めの状態で野呂山を登ってみたが、コーナーで以前に比べてかなり容易にインに切れ込むようになったw
どんなコーナーも曲がれてしまいそうな錯覚に陥るw
以上の実験において、
0 χ(設定値) 30
柔らかい 硬い
路面に柔軟に対応 ギャップでよく跳ねる
頼りない → 剛性感がある
インによく切れ込む アウトに逃げる
という特徴がわかった。
プリロードで乗車時の初期値を設定し、減衰で最終的な乗り味を決める・・・というところだろうかw
とりあえず今回は、純正値の21より11緩めた『10』の設定で乗ってみることにした。
結果、Fのプリロードを少し抜いていることもあってちょっと前下がりな感じがあるところに、以前よりよく動くようになったサスが相まって、コーナリングの切れ込み安さが向上した!
もちろんプラシーボも含まれるかもしれないが、以前より楽にコーナーをクリアできそうだ。
以上の実験結果を元に、リアも同じく調整してみたい。
↑調整しながら試行錯誤笑
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