逍遥の郷では、平成31年4月に障害福祉サービスの医療型短期入所の指定を受け、事業を開始いたしました。事業を始めるきっかけは、近隣の特別支援学校に通うお子さんを持つお母さん方からのお話をお聞きしたことでした。
レスパイトのために利用できる施設が少ないため他県の施設まで足を運んでいることなど、訴えておられました。
レスパイトの利用が必要な理由は、ご家族の休息だけではなく、冠婚葬祭や兄弟姉妹の学校行事への参加など、様々です。
我々が当たり前のように生活をしているひとつひとつが、簡単ではないこと、ご家族がほとんどの時間を費やし、一生懸命お子さんの介護をしている様子がわかり、法人としてできることはないかと、逍遥の郷での医療型短期入所の検討を始めました。
これまでに逍遥の郷の課長(介護課・看護課・リハビリ課・相談課)たちが、重症心身障害者を多く行け入れている施設に見学や実習をさせていただき、勉強をしています。
本日は、現場の職員を入れた「チーム」をつくり、その第一回目の研修でした。
はぐくみ園志賀施設長による「障害について」の研修風景
障害福祉に初めてかかわる職員もいますが、素直に質問をしていて、これから関心をもって学んでいける雰囲気がありました。志賀施設長の「初めは僕も不安でした。でも、もっと知りたいと思ってこの仕事を始めました」という言葉に、皆安心をした様子でした。
ご本人が、大好きになってくれるような場所を、みんなでつくっていきましょうね。
理事長