マンマのまんま

結婚22年、バタバタと走りまわって、ついに病気に。現在うつ、乳がんと闘っています。でも家族って本当にありがたい!

できなくなったこと・・・

2007-11-08 08:23:02 | Weblog
乳がんの手術をしてから、できなくなったことがいくつかあります。

2,3日前久々に(術後初めて)岩盤浴に行ってきました。
最近ちょっと飛ばしすぎで、ゆったりゆっくりというのがなかなかできないので、静かに横になってアロマの中に身を浸して・・と思ったのですが、なんの!!

「うつ伏せで5分、仰向けで10分」が1クールなのですが、横になったとたん、頭がガンガンしてきて、息は苦しくなるし、でも1時間分の料金を払っているので、「もったいない」との一心から15分(1クール)は頑張りました
暑い暑い!!当たり前なのですが、全身の血管が脈打っているようで、「これは健康によくない」と判断し、やむなくシャワーを浴び、帰宅しました
(岩盤浴のあとは、通常シャワーは浴びないのですが、クールダウンしないと倒れそうだったので)
と言うことで、久々の岩盤浴は残念な結果に終わりました。今後もたぶん行くことは無いと思います。

あとは、長時間の買い物、窓拭き、重いものを持つ、などなど・・。
でもこれらは、そんなに重要なことではありません。
むしろ、窓拭きなどは元々好きなほうじゃないので、病気を理由にできなくなったことで「ラッキー」と思っているほどです。

今の私には、できなくなったことを数えるより、新しいこととの出会いが楽しくて、毎日が新鮮です。
ずっと前、ふつうにできていた事が、うつにより出来なくなり、楽しい生活がどんどんそぎ落とされていきました。
でも、そういうことに関しては、「悲しい」とか「つまらない」とか思う余裕が無かった・・・。感情まで失われつつあったのです。

まだ、安定剤と抗うつ剤を一種類ずつ飲んでいる身ではありますが、病気になる前より楽しいこと、嬉しいことが増えました。
元々、多くの人と接する仕事なのに、以前は正直なところ、半分くらい「めんどくさいなあ」という気持ちがありました。(皆さん、ごめんなさい・・・)
でも、今は、人との出会いが楽しくなりました。
初めて出会う人、懐かしい人、いつも会っている人・・・場面場面で感情の度合いは違いますが、自然に受け入れられるようになったと思います。

音楽・読書・映画・演劇・旅行・・・世の中には楽しいことがいっぱい!
病気になったことを悔やむのは時間の無駄。
薬や注射やめんどくさい検査は「転ばぬ先の〇〇」と考えて、(波多江先生の真似)楽しい患者ライフ(これも波多江先生)を送りましょう。

今週の土・日は中津江村です。
波多江伸子先生に初めてお会いします。たぶんいろんな方との出会いが待っていると思います。
自分のスキルアップ。そして免疫力UPです!






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2 コメント

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できなくなったこと (モリゾーです)
2007-11-10 18:17:10
うつ病になってしまって、今まで出来ていたことが出来なくなってしまいました・・・と仰る患者さんはたくさんおられます。
楽しかったことができないなんて、悲しい・・・
たしかにそう思うお気持ちもわかりますが、私はあえてこうお話させて頂いております。
「あれもこれもと楽しいことがたくさんあったように思われるかもしれませんが、その楽しみを一所懸命やられておられませんでしたか?ちょっとしんどくあったりもしませんでしたか?」
つまりうつ病になられる方は、何もかも一所懸命。楽しみすら頑張ってしまうので辛くなってしまいます。
ですから楽しみの事々も本当に必要だったのでしょうか?
私にとって必要なものはそれほど無くても良いのではないか?
つまり人生がシンプルになっていくことが、「楽」の始まりのような気がしています。
そして空が蒼いだけでも、なんだか嬉しくなってくる。
金木犀の香りを感じただけで、一日が幸福になる。
こんなことがとても大切だと感じ始める・・・うつ病を通り抜けると、感じられるようになってきます。
どうぞ、出来なくなったのではなく、必要なくなったと思うと良いかもしれません。少しだけ、楽になれそうです。
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ありがとうございます (てつこ)
2007-11-11 23:20:15
ほんとうにそうですね。
できなくなったのではなく、必要なくなった・・。
まさに「足るを知る」ということでしょうか。
自分の身の丈に合った生活、頑張りすぎず、楽に生きる・・。
自分にも他人にも、求めすぎるときついですね。
ふうーっと息を抜きながら、ゆっくりと生きていけるようになりたいと思います。
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