マンマのまんま

結婚22年、バタバタと走りまわって、ついに病気に。現在うつ、乳がんと闘っています。でも家族って本当にありがたい!

すっきり・・・?

2008-06-22 23:34:24 | Weblog
いよいよ本格的な梅雨・・・みなさんいかがお過ごしですか?

季節の変わり目とホルモン療法のダブルパンチで、「働きます!」の宣言とはうらはらな生活を送っていた私・・・。
精神力が無いと思われればそれまでですが、だってホントにきついんだもの。
抗がん剤の治療を受けている方からすれば、天と地ほどの差があるのはわかってますが、申し訳ないことに、こんなことでも理由にしなければ、以前の暴走生活(仕事、人様中心の超多忙で自己を完全に見失っている生活)に逆戻りするのは時間の問題で・・・。

自分で自分を甘やかしてます。・・・ごめんなさい・・・。

でも、本当に甘えてもいい日々がやってきたのです。2日間だけですが。

また、発熱しました。今度は扁桃腺だそうで・・・。(前回は3月の風邪)
扁桃腺の熱なんか生まれてこの方出たことはないのに。
朝、なんとなく喉が痛いなぁと思っていたら、見る見るうちに39度台へ。
「またきたかっ!」ってカンジでしたが、早々に職場に連絡を入れ、お休みをいただきました。(それでもちょっとは遠慮しましたよ)
解熱剤も抗生剤もほとんど功をなさず、MAX39,7度までいきました。
3月の時もそうでしたが、関節痛はもちろん、お腹が痛いとかそんな問題ではなく、ズバリ「内臓が痛い」。
何か感じるんですよね、「いまきっと肝臓が痛いんだ」とか「腎臓じゃないかな」とか。
専門家ではないので、明らかに想像でしかないのですが、体の内なる叫びというか、自分の体が確実にダメージを受けているのがわかる・・・こんな感覚ってガンになるまでは、ありませんでした。
・・・とまあ、これは良いほうに考えるとして・・・。

昨日(3日目)になって、やっと38度前後になり、そうなるともう夫はじわじわと責めてきました。
午後からのお寺の会合。
まあ大事な会議で、もちろん出席で返事は出していたのですが、普通ムリでしょ。
車の運転も危ないし。(だって足元はふらつくし、ぼーっとしてるし)

しかし、明らかに回復に向かっている私に、もう寝ていることは許されませんでした。
たまたまお寺の関係で、前日から留守にしていた夫は、朝、電話してきて、開口一番「今日の会議は出られる?」(じやなくって、「熱、下がった?」とか「大丈夫?」とかでしょう、普通)おまけに「〇〇さん(大変お世話になっている方の奥様)も乗せて行くやろ?」ときた!

悪あがきをしても無駄なことをすでに学習している私は、素直に、午前中、抗生剤の点滴をしていただき、プラセンタを打って、午後の会議に出かけました。
ちゃんと例の奥様も大雨の中お迎えにあがり、帰りも無事に送り届け、務めは果たしましたよ。
来年度からの教区の支部長(任期は3年!)をくじで引き当てるというおまけ付きで・・・。(それまで生きてるんですかね?)

でも、やっぱり私は強かった!
帰宅後、すぐに末っ子を剣道に送り届け、その足で、立ち上げからちょっとだけ関わっていた町のイベントに顔を出し、数え切れないくらいの皆さんと挨拶を交わし、雨に濡れ、8時半を過ぎて帰宅、夕食の準備、片付け・・・。
もうどうでも良かったのですが、一応検温してみたら、37、7度。

幸い、今日は日曜日で、お寺での法事も無かったので、ちょっとゆっくりさせていただきました。悔しいことに(いや、おかげさまで)熱はすっかり下がり、気分も良くなり、明日からはまた、お仕事。

前回は(3月の発熱)回復も遅く、自分のわがまま(?)が通らなかったことに腹を立て、3日間も家出しましたが、今回はそんな気持ちにはなりませんでした。

何故かというと、これは「人」のパワーをもらったことによる様です。
会議に来られていたお寺の奥様たちは、皆、内なるパワーを秘めた、礼儀正しい素敵な女性ばかり。そして、イベントの実行委員会のボランティアさん達の一生懸命な、楽しそうな輝く姿。

今回は、自分の心がそこまで弱っていなかったせいもありますが、皆さんの「善」の「気」をいただき、一気に回復したような・・・。
熱と共に、嫌なことや、悩んでいたことなどが、かなり抜けて行ったような気がします。

こうなると、私をベッドから引き剥がしてくれた夫に、感謝しないといけないんですかねえ・・・。
いつも私を厳しく育ててくれてありがとうございます。
(でも、熱でうなってる時なんかはちょっとくらいのぞいてみてね


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