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阪神間で暮らす-4

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

☆ 若者浸透に懸命 玉城デニー氏「辺野古阻止」見通せず

2022-08-22 | 日記

 

 

  新聞の文字起こしで、スキャナーで読み込む加減で文字が正確に反映されていない場合があります。

  ここに記載している記事類は一般に公開されているものでコメントは個人の感想です。

 

  朝日新聞記事はWebのリンクです。 有料記事はほとんど見出ししか読めません(朝日はほとんどが有料に成っている)。コメントは紙面を読んだものです。

  東京新聞はWebの記事がそのまま読めます。

 


 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)

 


 08/22(月)

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大谷昭宏のフラッシュアップ 女性議員「数は関係ない」その思い一層強く  【日刊スポーツ】

 選挙の特別番組などで「女性議員はどのくらいの数が望ましいか」とコメントを求められるのは、いわば定番。どの番組でも私は「数は関係ない」と答える。これもまた定番。いま、その思いを一層強くしている。

 女性活用、男女共同参画と言いながら、前内閣より1人減って女性閣僚は2人になった岸田改造内閣。そのひとり、高市早苗経済安保相は「首相に前任者の留任をお願いしたのに変更がなく、つらい気持ちで一杯」とツイート。翌日の大臣引き継ぎもすっ飛ばして記者会見で「いまもつらい気持ちはある」と、いつまでもグジグジウダウダ。聞いている方がうんざりしてくる。

 片やこちらは大臣ではないが、杉田水脈総務政務官。この方、「子どもを作らない同性愛者は生産性がない」と寄稿して、伝統ある月刊誌を廃刊に追い込んだことは周知の事実。さらに朝日新聞の「天声人語」も指摘していたが、じつはこの人、衆院本会議で男女共同参画社会基本法の廃止を求めて「男女平等は絶対実現しえない反道徳の妄想だ」と演説していた。

 この演説は2014年10月31日。このとき岸田さんはすでに安倍内閣の外相。この演説を聞いていなかったはずがない。そもそも、こういう女性を同じ政権内に据えて、小倉将信少子化対策兼男女共同参画社会特命相に一体、どんな仕事をしろというのか。

 女性の側から「男女平等は絶対実現しえない反道徳の妄想」というのなら、男性の側が男女平等社会を望むことなんて、ハナから絶対実現しえない妄想にすぎないということなのか。

 -ああ、ややこしい。頭がこんがらがってきた。

 ◆大谷昭宏(おおたに・あきひろ)ジャーナリスト。TBS系「ひるおび!」東海テレビ「NEWS ONE」などに出演中。
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 ややこしい。事など何もない。首相に成るだけが目的で何をどうしたいと言う目標など何も持たない口先だけ首相、もちろん女性参画だとか女性活用など考えていない、だから「男女平等は絶対実現しえない反道徳の妄想だ」とする杉田水脈を総務政務官にしても何ら矛盾は感じない。宏池会と言う羊の皮をかぶった毒蛇だ。
 

 

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岸田首相がコロナ感染 北アフリカ外遊中止    
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 何をやってるんだろうね、取るなとは言わないがやるべき事(コロナ対策、五輪疑惑、アベ国葬問題、臨時国会開催)もやらずに夏休みと言ってゴルフをしたり伊豆で宿泊、そして感染。わきが甘いんだこの人は。その上税金を使って誰も聞いていないような演説をするために北アフリカ外遊だって。国民にはPCR検査をさせないくせに自分はさっさとPCR検査。国民をバカにしている。
 

 

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ロ思想家の娘、爆発で死亡 親政権、父はプーチン氏に影響力    
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 車が爆発、多分テロだろう、情報によると当初思想家の父も一緒に移動するはずだったと、という事は思想家を殺す目的が乗っていなかったので娘が殺されたと言う事か、バイデンの廻した殺し屋かゼレンスキーの手か、これからも解明されず謎で終わるだろう。
 

 

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名古屋高速でバス横転し炎上 2人死亡 7人けが 中央分離帯に衝突か    
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 まさかテロじゃないだろうな、爆発が先なのか横転が先なのか。多分空港のシャトルバスだろう、一般乗客が空港と市内のターミナルなどをつないでいるのを利用している。
 

 

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旧統一教会に選挙の支援受けた男性「今後も要請したい」 駅で声かけられ「すごい組織ある」    
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 今は国会議員などの統一教会汚染が新聞のニュースを騒がすが統一教会は地方でもこうやって忍び込んでいる、いずれにしろ政治家を抱き込み政策に影響を与えようとする、統一教会の目的は日本から金を搾り取る事。
 

 

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若者浸透に懸命 玉城デニー氏「辺野古阻止」見通せず   【毎日新聞】
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 生活に直接結びつく政策を訴える自公候補、それに対し保守層が離脱した「オール沖縄」、貧困に陥る若者を取り込まないと勝てない。いろんな事の無償化だ。
 

 

 

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新型コロナウィルス感染  【朝日新聞】

感染、日曜で最多 新型コロナ  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


兵庫県 1万1710人感染

 県は2.日、県内で新たに1万1710人の新型コロナウイルス感染と8人の死亡が確認されたと発表した。自主療養者に20日、776人が登録した(感染症法上の感染者には含まれない)。

 県発表のうち居住市町公表分は 伊丹490人、加古川 458人、川西307人、宝塚229人、芦屋220人、高砂192人、三田190人、たつの151人、丹波131人、赤穂116人、三木、南あわじ各114人、洲本106人、淡路102人、豊岡101人、西脇94人、加西88人、稲美86人、加東80人、小野75人、丹波篠山、太子各69人、神戸、宍粟各66人、姫路64人、相生58人、猪名川 54人、佐用46人、朝来43人、播磨42人、明石、福崎各41人、上郡30人、新温泉21人、市川、多可各20人、神汀19人、養父17人、西富13人、香美11人、尼崎3人

 取り下げ(県計) 1人
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 感染者が日曜としては最多の22万6171人が確認され5日連続で20万人を超えた。全国で226人の死者が確認された。

 

 

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浜田靖一氏「防衛相」再登板はヤキモキする自民タカ派への牽制か、調整か?  【日刊ゲンダイ】

 米国と一緒に戦争ができる国を目指して防衛費倍増論を主導し、核共有までブチ上げた安倍元首相が凶弾に倒れ、タカ派の連中はいろんな意味でヤキモキしている。そんな中での再登板だ。

 13年ぶりに防衛省へ戻った浜田は自民党国防族の主要メンバー。年末までに改定される安保関連3文書での書きぶりが注目される防衛費のGDP比2%以上への引き上げについては、「慎重派」と解説される。就任会見では「必要な事業をしっかり積み上げる」とし、金額ありきの議論と距離を置いた。次官時代に増額論を主導した大臣政策参与の島田和久氏を事実上更迭。省顧問としてのみ留任させるなど、バッサリやった。政権安定ありきの岸田首相は保守層に媚を売ってきたが、一応ハト派の宏池会領袖。路線修正が疑われているものの、浜田は「調整派」を自任しているという。

■ハマコーの息子

 1955年、千葉県富津市生まれ。93年の衆院選で初当選以来、負けなしの大ベテランだが、「浜田靖一」よりも「ハマコーの息子」の方が通りがいい。「国会の暴れん坊」と呼ばれた故・浜田幸一元衆院議員の長男で、親父の地盤を引き継いだ。地元名門の県立木更津高を卒業後、米ヒルズデールカレッジに留学。帰国して専修大経営学部経営学科を卒業後、親父の盟友でもある「ミッチー」こと故・渡辺美智雄元農相の事務所入り。渡辺の蔵相就任に伴って大臣秘書官を務めた。その後、親父の秘書に転身。

 防衛費増額をめぐっては、岸田と早大時代から飲み友達の岩屋元防衛相がメディアに出まくって牽制。「数値目標が先で、そこに向かって買い足していくような雑なやり方をしてはいけない」と予防線を張っていた。

「安倍元首相の実弟の岸大臣を交代させ、後釜に岩屋さんを据えるのは露骨すぎる。温厚な性格で知られ、長らく無派閥の浜田大臣は据わりがいい。改造内閣で再任された大臣に通底するのは、党に対しても役所に対しても丸く収めるのがうまい人ばかり」(与党関係者)

 世論が猛反発した安保法制をめぐる国会審議で、衆院平和安全法制特別委員長だった浜田は野党が欠席する中、1時間半も時計を「空回し」。安倍官邸の意向に沿った仕事ぶりだった。

■石破茂とのカンケイ

 国防族の先輩である石破茂元幹事長の元側近。安保法制の強行採決でフラフラ、人事でグラついた石破に愛想を尽かし、2015年の石破派立ち上げには参加しなかった。とはいえ、「人間関係は悪くない」(中堅議員)。

■野田聖子のボディーガード

 昨年の総裁選では、当選同期の野田前少子化担当相を陣営幹部として支えた。若手時代は「聖子のボディーガード」と称された。岸田、安倍、高市経済安保担当相も同期。林外相とは国会議員バンド「ギインズ」の仲間。酒は全く飲めない。家族は妻、長男、長女の4人。

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関わりが露見していない数少ない自民議員の一人だ。
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 統一教会との関わりが露見していない数少ない自民議員、ハマコーの息子なら統一教会なんか必要ないだろうが統一教会側としては落としておきたい議員だろう。道なんだろうね。

 

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旧統一教会が現在も生き残っている理由 35年前には筑紫哲也の「朝日ジャーナル」が徹底追及  【日刊ゲンダイ】

 岸田文雄首相の拙速な内閣改造は大失敗だった。

 NHKの世論調査で支持率は46%と内閣発足後最低になった。コロナ第7波への無策、急激な物価高もあるが、統一教会との関係をキッパリ見直す者を入閣させたと胸を張った改造だったのに、蓋を開けてみれば「統一教会汚染内閣」といってもいいほど教会と関係が深い閣僚ばかりだったということが明らかになったのが大きな理由だろう。

 安倍元首相の後継者とみられている萩生田光一政調会長が、参院選の公示直前に、東京選挙区から立候補を予定していた生稲晃子(現参議院議員)を伴って、統一教会の関連施設を訪れていたことが週刊新潮(8月25日号)の取材で明らかになった。

 教会と付き合いのあったことを認めた議員たちは、「統一教会の関連団体とは知らなかった」と言い訳するが、「その程度の知識しかなくて閣僚やってるんじゃねぇ」と言いたくなる。

 今さらいうまでもないが、統一教会と自民党との関係の根っこには岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三という3代が深く関わっている。週刊文春(8月18.25日号)によると、安倍の地元である山口県下関市は、教団の創設者・文鮮明が早大付属校留学のために日本に来て、初めて足を踏み入れた“聖地”である。父・晋太郎の時代から仕えた筆頭秘書が教団の担当で、信者たちも事務所に出入りしていたそうだ。


国葬よりも、安倍家3代の解明が急務だ  

 岸田がやるべきは、国葬よりも安倍家3代と教団の闇を徹底解明することだが、安倍晋三の亡霊に操られているがごとき岸田では、できるはずはない。

 この問題に腰が引けているNHKやフジテレビは論外だが、新聞、週刊誌も大きなことは言えない。福田達夫なるアホ政治家が統一教会について「何が問題か分からない」と、ふざけたことをほざいたが、彼らを統一教会「痴呆症」にしたのはメディアの責任が大きい。

 悪名高い霊感商法の実態をいち早く取り上げ、誌面で大キャンペーンを張ったのが、朝日新聞社が出していた週刊誌「朝日ジャーナル」だった。ちなみに霊感商法と名付けたのもここ。編集長は筑紫哲也。「豊田商事をしのぐ冷血の手口 霊感商法の巨大な被害」(1986年12月5日号)を手始めに徹底追及したのである。

 同誌は、北九州市に住むB子(60)の被害額が当時の金額で3700万円にもなったと報じている。夫が非業の死を遂げたB子に、息子の命も危ないと脅し、印鑑、多宝塔、朝鮮人参などを次々に買わせた。他人の不幸に付け込む悪徳商法の典型である。

 大きな話題になり、ほかのメディアも追随した。その後、桜田淳子らが合同結婚式に参加するなど、統一教会に注目が集まったが、その後、1995年にオウム事件が起きると、メディアの関心は統一教会から離れてしまった。その間、教団名を変え、関係団体をいくつもつくり、統一教会は生き延びてきた。メディアは今度こそ騒動を一過性で終わらせず、根絶するまで追及しないと、再び同じ悲劇が繰り返される。

 他人の不幸に付け込み、何十倍もの値段で壺などを売りつけ、信者の家庭を破壊するカルト教団に「信教の自由」などないことを、メディアは自覚すべきである。(文中敬称略)

(「週刊現代」「フライデー」元編集長・元木昌彦)
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 朝日ジャーナル亡き後を埋めるのは「日刊ゲンダイ」だろう、舌鋒鋭く切り込んでくれ。
 

 

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2022年上半期の株式市場はヘッジファンドも大苦戦…1990年以降で最低の成績  マネー

 株式市場においてプロ中のプロであるヘッジファンドも泣かされたのが、今年の上半期だった。

 米ヘッジファンド・リサーチが算出する代表的な指数である「ヘッジファンド総合指数」を調べてみると、今年上半期は5.6%の下落だった。世界的に株価が暴落し、米ナスダック指数は29%という歴史的な下落率を記録したのだから、5%下落なんて大したことではなさそうだが、そうではないのだ。比較可能な1990年以降で上半期として過去最低だった。相場がどうなろうと必ず稼いできたヘッジファンドといえども、今回の大幅下落場面では大半が勝つことができなかったのである。

 ヘッジファンドは、投資戦略ごとにいくつかに分類でき、運用実績も異なる。まず、先物やオプションを使うオーソドックスな「株式ヘッジ戦略」は12%下落。企業のM&Aや業務提携などイベントに注目して収益機会を見つける「イベント・ドリブン戦略」は7%下落。割安銘柄の買いと割高銘柄の売りを同時に同量行い、市場に対して「中立」を保つ「マーケット・ニュートラル戦略」は0.3%の下落だった。

 唯一、運用がプラスだったのは、世界中のあらゆる金融商品(株式・為替・金利・商品等)に、買いと売りを織り交ぜながら投資する「グローバル・マクロ戦略」で、9%の上昇だった。上半期は為替(ドル高)、金利(上昇)、商品(上昇、CRB指数は上半期25%高)が、一方向に動いたことで収益を確保しやすかったといえる。

 ヘッジファンドへの資金の流れは、2021年には151億ドル(約1兆7400億円)の流入超過だったが、今年は上半期だけで、77億ドル(約1兆円)の流出超過に転じた。運用が悪化したいくつかのヘッジファンドでは顧客への資金返還を決めたり、廃業するところも出てきている。

 金融工学やアルゴリズムなどを駆使するヘッジファンドといえども大苦戦した大荒れの上半期だったが、今後はどうなりそうか。

 米国株式市場は6月中旬を底に上昇基調に転じている。8月12日にS&P500指数は今年前半の下げ幅の50%を取り戻す「半値戻し」を達成した。相場格言では、「半値戻しは全値戻し」である。さて、ヘッジファンドの逆襲は始まるのだろうか? (丸)
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 ヘッジファンドの動きなんかあまり表に出てこないんじゃないか株に詳しい人じゃなければ、裏でごっそりもうけている人たちって言うイメージ。

 

  

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逆風続く生稲晃子「旧統一教会」関連施設訪問を“政策説明”と弁明 <そもそも政策なんてあった?>の声  【日刊ゲンダイ】

 18日、参院選前の<#生稲晃子に投票する意味がわからない>に続き、<#生稲晃子議員の辞職を求めます>がツイッターのトレンドにあがった生稲晃子参院議員(54)。

 参院選前の6月、萩生田光一自民党政調会長(58)とともに、旧統一教会関連の施設を訪問していたと「デイリー新潮」に報じられた生稲議員は、「新人の立場なので、より多くの方に政策を聞いていただきたいという思いで、スタッフが判断した」と弁明。

 これについてネット上では、《まともに政策すらなかった人が、政策の説明なんて言い訳を信じると思うのか》《自分で判断ができないやつが立候補するなよ》《この人に投票した人がいるのが信じられない》といった声があがり、冒頭のツイッタートレンドに発展した。

■選挙前にはパクリ疑惑

 生稲議員は選挙前にNHKが実施した参院選候補者へのアンケートで、26問中21問が無回答だった件では、スタッフと情報共有されなかったことによる不備と説明。改めて、アンケートを公表したが、「誰もが働きやすく、自分らしく生きられる国へ」と主張していた生稲議員は、改めて回答した質問のうちの1つ、《Q同性婚の賛否 同性婚を法律で認めることに賛成ですか。反対ですか》に、《A反対》と回答。

 さらに、7月5日、東京新聞朝刊に掲載された候補者アンケートでは、同じく東京選挙区から立候補し当選した自民党の朝日健太郎参院議員と回答が酷似。

《支離滅裂》《パクリ過ぎ》《不勉強もいいところ》と批判を受けていた。

 当選前から資質が疑われていた生稲議員。自身が訪れた施設が旧統一教会関連だったことを認識したのはつい最近のことと話している。果たして、ここから挽回できるのか。
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 このおばさん何をしたいのか、自民党の世耕議員や萩生田議員から推薦されたらしいけど、わけわからんね、何かやりたいことあるの、岸田首相と同じで「総理」に成りたい??
 

 

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「サハリン2」権益維持の方針を示した大手商社は“資産価値ゼロ”も視野か  【日刊ゲンダイ】

 ロシアでの事業のカントリーリスクは拡大の一途だ。

 第2次岸田改造内閣の西村康稔経産相は10日、初閣議後の記者会見で、三井物産や三菱商事が権益を持つ極東ロシアの液化天然ガス(LNG)関連事業、サハリン2について、権益を維持する方針を示した。

 ロシア政府が2日付の政令で、新たな運営会社の設立を決定。日本の商社が事業を継続するためには、1カ月以内にこの会社に出資する意向を示す必要がある。

 サハリン2の従来の運営会社、サハリン・エナジー・インベストメントには三井物産が12.5%、三菱商事は10%出資している。

 サハリン2の影響は三井物産、三菱商事の決算の数字にも影を落としている。両社は2022年4~6月期決算でサハリン2の資産価値を両社合計で2177億円減額した。物産が1366億円、商事が811億円引き下げ、減額後の資産価値は902億円、622億円と、いずれも半分以下になった。

 3月末には資産価値を減らしたが、6月末にさらに減額した。最終的にゼロになることまで視野に入れているものとみられる。

 もうひとつのプロジェクト、サハリン1について、プーチン大統領は「非友好国」の企業に対し、所有する株式の取引を禁じる大統領令に署名した。ロシアのウクライナ侵攻以降、撤退が続く外資系企業への“警告”と受け止められている。

 サハリン1へはサハリン石油ガス開発(SODECO)が3割を出資、伊藤忠はSODECOに約16%出資する。同社は22年3月末決算で、サハリン1を含めロシア向け投資残高を150億円減額したが、6月末は変更せず、投資残高は22年3月末の100億円から変えていない。

 サハリン1に関して伊藤忠と同様にSODECOを通じて出資する丸紅は、ロシアのリスクが上昇したとして、投資価値を80億円減額し、約30億円に引き下げた。伊藤忠、丸紅はリスク対応が大きく分かれた。

 海運大手の日本郵船は22年4~6月期決算でサハリン2に関連して178億円の特別損失を計上した。サハリン2からのLNG供給ができなくなることを織り込み、運搬にあたるLNG船2隻の事業価値を見直した。


■調達が途絶えた場合の影響を試算

 中部電力は決算会見でサハリン2からの調達が途絶えた場合の影響を示した。試算によると経常損益が年500億円ほど悪化する可能性があるという。短期契約のスポット市場から割高のLNGを調達することになり、費用が膨らむためだ。中部電力が50%出資する火力発電会社JERAがサハリン2から燃料を調達している。

 サハリン2から調達する年間のLNGの量を多い順に並べると、東京電力と中部電力が出資するJERAが200万トン、東京ガスが110万トン。以下、九州電力、東邦ガス、広島ガス、大阪ガス、西部ガスなど。契約期間は、それぞれ4年から11年残っている。

 日本が輸入するLNGのうち、サハリン2からの調達が約8%を占めている。年間600万トンという数字はパーセンテージ以上に大きい意味を持つ。

 スポットで調達するにしても、ロシアによるウクライナの軍事侵攻の影響で、スポット価格は高止まり。サハリン2の長期契約の価格の2倍以上になっている。

 サハリン2からのLNG輸入が止まったら、電力・都市ガスの供給に支障を来す。電力・ガス料金のさらなる値上がりにつながる。LNGの調達に占めるサハリン2の比重は5割の広島ガスや2割内外の九州電力、東邦ガスが特に大きな影響を被ることになる。

(ジャーナリスト・野村隆夫)
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 ここにも岸田首相の勇み足の影響が、何事も国民生活を第一に考えて政治をすべき、経済制裁も軍備増強も。経済制裁に前のめりに成らなければサハリン2の事態は怒らなかった。
 

 

 


 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 哲学研究者、コラムニスト、思想家、倫理学者、武道家、翻訳家、神戸女学院大学名誉教授  内田樹氏のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター

 法政大学キャリアデザイン学部  上西充子教授のツイッター

 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科  岡野八代教授のツイッター

 高千穂大学経営学部  五野井郁夫教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 日本共産党書記局長・参議院議員 小池晃氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 東京新聞 こちら原発取材班のツイッター

 東京新聞社会部 望月衣塑子氏のツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 元内閣審議官・経産官僚 古賀茂明氏のツイッター

 ジャーナリスト 布施悠仁氏のツイッター

 文筆家、グラフィックデザイナー、シミュレーションゲームデザイナー 山崎雅弘氏のツイッター

 弁護士/日本労働弁護団常任幹事、自由法曹団常任幹事 渡辺輝人氏のツイッター

 弁護士 | 法律事務所エクラうめだ  亀石倫子氏のツイッター

 英国の公共放送  BBC NEWS JAPAN のツイッター

 

 

 その他、こちらもどうぞ 

 
 
 


 


 


 


 


 


 


 


   

 

 

 

昨日の神戸(神戸市中央区脇浜海岸通 神戸地方気象台 (標高:5.0m))
 最低気温  26.3度(08:49) 前日差-1.0度)
 最高気温  30.2度(16:58) 前日差-1.5度)


  今朝の神戸最低気温  27.4度  (05:40)  最も暑い時期を上回る  昨日より 1.1度高く  平年より 1.5度高い 


今日の神戸の   
   日の出     5時25分 (昨日 5時24分)
   日の入り   18時39分 (昨日18時41分)

       日の出は昨日より一分遅く  日の入りは昨日より二分早い 

    今日の日の出から日の入りまでの時間: 13時間14分。 

            

 今日の天気は。
 


 


     
     
     
 明日の朝の天気は。  
 


 


     
     
     
     
 今朝は晴れつよい日差し、山はふもとから中腹までは陽があたって晴れているが山頂付近はもやり薄雲の中、湿度は高く風もないので暑い。 暑い中散歩に出たAスーパーで買い物をして時計を見たらばすのじかんに・・・、走って行けば間に合ったかもしれないが暑くなるのでやめて次のバスに。何か全体に暑かったな。夜になって少し雨、湿度が上がる。冷房中。
 


     
 今日の神戸(地方気象台で)の最高気温は  34.0度  (12:35)、 昨日より 3.8度高く  平年より 2.0度高い 最も暑い時期を上回る  真夏日
     
     
 明日は晴れ一時曇り、 朝の最低気温は 25.3度、 昼の最高気温は 32.4度、 夜の最低気温は 27.2度  真夏日 熱帯夜
 


 台風情報
 


 
 フィリピン沖の熱帯低気圧aが台風9号(マーゴン、香港、山の名前(馬の鞍))に成った。フィリピンの東を西へ15km/hで進んでいる。中心気圧996hPa、中心付近の最大風速20m/s。


 日本の南東にあった熱帯低気圧が台風10号(トカゲ、日本、とかげ座、蜥蜴)に成った。 北へ25km/hで進んでいる。中心気圧1000hPa、中心付近の最大風速18m/s。
 

 

コメント

旧統一教会との関係をごまかし続ける自民議員。「知らなかった」ワケがない

2022-08-22 | いろいろ


より

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旧統一教会との関係をごまかし続ける自民議員。「知らなかった」ワケがない


横田一


自民党と旧統一教会の“貸し借り関係”

 昨年秋の総選挙以降は開かれていなかった野党合同ヒアリングが復活し、自民党と統一教会の関係について追及を始めた。8月6日には、下村博文・文科大臣時代の名称変更問題について前川喜平・元文科事務次官から名称変更問題についてヒアリング。終了後の囲み取材では、筆者の質問に対して選挙支援への恩返し(貸し借り関係)の可能性を前川氏は次のように指摘した。

――(下村氏は)第二次安倍政権で文科大臣に任命されたので、安倍さんの意向を受けて名称変更を認めてしまおうとしたのでしょうか。(名称変更で霊感商法の被害拡大)問題があるのを知っていても、安倍さんが(統一教会と)三代にわたる付き合いなので、(名称変更を)認めてしまおうと。

前川「確証はありませんが、そのストーリーは十分に成り立つような気がします」


――(旧統一教会が自民党を)選挙で応援してくれるので、(文科大臣だった)下村さんは「(名称変更を)認めてしまおうかな」という“アベ友政治”の一環のような気もしますが。

前川「やはり政治家と教団の間に貸し借り関係があるだろうと。貸しがあれば、借りもあると。借りがあれば、借りを返すと。こういう関係は必ず出てくるでしょうから。だから(選挙で)ものすごくお世話になっているのなら、逆に同じくらいお世話をするでしょう。特に与党の政治家に多いパターンだと思う」

 安倍元首相の銃撃事件のキーワードは、貸し借り関係。自民党への選挙支援と旧統一教会への便宜供与(名称変更など)がギブ・アンド・テイクの関係になっており、これが事件の誘因になったということだ。

 


筆者は見た。井上義行議員を旧統一教会が熱烈支援  

 筆者が旧統一教会の熱狂的な選挙支援を目の当たりにしたのは今年7月6日。「神日本第1地区 責任者出発式」と銘打った支援集会が開かれていた、さいたま市文化センターの大ホールは熱気に包まれていた。

 第一次安倍政権で首相秘書官を務めた井上義行候補(当時・自民党全国比例区)が、幹部から「井上先生はもうすでに食口(信徒)になりました」と紹介され、続いて「私は大好きになりました」「必ず勝たなければいけない。勝ちこそが善であり、負けは悪でございます」と訴えるごとに、大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 続いて井上候補が挨拶。オブラートに包んで話すことが苦手で「普通の政治家と違う」と強調しながら、同性婚反対を訴えたのだ。

「(『同性婚反対』と言ったことで)今、トレンド入りしました。そして私が演説しようとすると『差別するな』というプラカードを持って(抗議が)始まりましたよ。まるで安倍元総理のようになってきましたよ(笑)。でも、またさらに大炎上になるかもしれないけれど、私は同性婚反対を、信念を持って言っていますから!」

 すると、再び大きな拍手と歓声が響き渡った。そして、最後は「投票用紙二枚目は井上義行!」と支持を連呼するコールで集会は締めくくられた。旧統一教会が自民党の熱烈な“支援部隊”となることを目の当たりにした瞬間でもあった。

(7月7日のIWJの筆者記事「『LGBT差別』と炎上中の自民党・井上義行候補(全国比例)が、自民党の支持母体で、井上氏自身も信徒の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会合で『炎上上等』と表明! 井上氏に直撃取材! 『私は、同性婚反対に信念を持って言っていますから!!』」で紹介)


 しかし今回の参院選で当選した井上氏は、この支援集会の写真と音声が民放各局で紹介されても「賛同会員で、信徒ではない」と反論した。

「ひろゆきが直言『安倍氏の死を嘆くのに、カルトを規制しない自民党に怒らない人はアホ』」(「日刊SPA!」7月22日)と銘打った記事で、ひろゆき氏が「現役信徒(※1)が自民党の議員になったりもしています」と指摘。編集部の注で「※1:議員自身は『信徒でなく賛同会員』と主張」と補足したのはこのためだ。

 なおひろゆき氏は7月14日のツイッターで、「安倍元首相の秘書官・井上参院候補 旧統一教会集会で『信徒になった』と紹介される」(7月10日のソクラの署名記事)を紹介。

 一方の井上氏は7月21日発売の『週刊文春』などで「信徒でなく賛同会員」と反論。先の支援集会での紹介のされ方と、食い違ったままなのだ。

 


安倍元首相が、昨年9月の抗議文をスルーしなければ…  

 そこで臨時国会初日の8月3日、筆者は国会議事堂正門で井上氏を待ち続けた。当選した参院議員が抱負を語ることが多いためだが、井上氏が姿を現すことはなかった。別の入り口から登院していたのだ。

 そして同日午前に「信徒ではなく賛同会員」と再び強調するコメントを発表した。「家庭教育支援の推進」など井上氏が掲げる政策に対して、旧統一教会から賛同を得られたと説明。一方、議員辞職については否定した。


 十分な説明責任を果たしているとは言い難い井上氏だが、自民党と統一教会の関係について精力的な発信をするひろゆき氏は先の記事で、政治家が取り組むべき緊急課題を次のように指し示していた。

「容疑者の家庭が崩壊した統一教会の活動も、今まで弁護士が団体を作って抗議しているのに国は何も手を打っていませんでした。なので、安倍元首相の無念を晴らすためにも、カルト宗教が日本人を喰い物にしているのを止めるべきだと思う」(ひろゆき氏)

 まさに正論だ。旧統一教会の高額献金(金銭的搾取)被害に取り組んできたのが「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(略称「全国弁連」)で、安倍元首相が旧統一教会の友好団体のイベントに祝辞を送った5日後の去年9月17日、安倍氏宛に公開抗議文を送っていた。

 これを重く受け止めてカルト規制に乗り出していれば、銃撃事件は避けられたのは確実。自民党最大派閥・清和会(安倍派)会長だった安倍元首相がもし声をあげていれば、岸田政権(首相)を動かすことは十分可能だった。安倍元首相がスルーしてしまった公開抗議文は、こんな内容だった。

「安倍元首相が、統一教会やそのダミー組織のひとつである天宙平和連合(UPF)などのイベントにメッセージを発信することを繰り返し、特に昨年9月12日の『神統一韓国のためのTHINK TANK2022希望前進大会』(UPFのWEB集会)でビデオメッセージを主催者に送り、その中で文鮮明教祖(2012年死去)の後継の教祖・韓鶴子氏に『敬意を表します』と述べたことは、統一教会のために人生や家庭を崩壊あるいは崩壊の危機に追い込まれた人々にとってたいへんな衝撃でしたし、当会としても厳重な抗議をしてきたところです」

 この「安倍元首相のビデオメッセージ」はネット上で視聴可能で、山上徹也容疑者も視聴したと報じられていたものだった。先の全国弁連の代表世話人の山口広弁護士は7月12日の記者会見で、こんな補足説明をしていた。

「安倍先生にも他の政治家にも、何回も『統一教会の社会悪を考えたならば、反社会的団体である統一教会にエールを送るような行為はやめていただきたい。どんなに被害者が悲しむとか苦しむのか。しかも新しい被害者が、それによってまた生み出されかねないことを政治家としては配慮いただきたい』と繰り返しお願いしてまいりました」

 自民党の危機管理能力の欠如が露わになる。安倍元首相の祝辞が山上容疑者のような旧統一協会の被害者の恨みを募らせるリスクについて、誰一人として警告しなかったに違いないからだ。銃撃事件後も「安倍元首相に『ビデオメッセージ送付を謝罪したうえで、カルト宗教規制に取り組みましょう』と勧めるべきでした」と懺悔する議員が名乗りを上げることもない。

 


旧統一教会は政治家との関係強化で規制を乗り切ろうとした?  


 なぜカルト教団を野放しにしたのか。7月12日、全国弁連の記者会見に同席した渡辺博弁護士は、「政界工作が背景にあるのではないか」と見ていた。2009年に信者2名が懲役刑となったことに対し、統一教会の責任者は政治家との関係強化で乗り切ろうと機関誌で述べていたというのだ。

「『政治家との繋がりが弱かったから警察の摘発を受けた。今後は、政治家と一生懸命繋がっていかなきゃいけない』というのが彼らの反省でした。(中略)

  統一教会の被害者にとっては『政治家との繋がりがあるから、警察がきちんとした捜査をしてくれない』というような思いがずっとあると思う。私どもにもある」(渡辺弁護士)


 2012年12月の第二次安倍政権発足で、こんな変化も起きたという。

「安倍政権になってから若手の政治家たちが統一教会のさまざまなイベントに平気で出席するようになった。それまでは政治家が参加しても伏せていたが、最近は若手の政治家が大手を振って参加してコメントをするようになった」(山口弁護士)

 旧統一教会は2009年の反省を元に政治家との関係強化に取り組んで成功を収め、自民党への選挙支援の見返りに高額献金(金銭的搾取)を招く霊感商法への規制強化を免れてきたように見えるのだ。

 


安倍派事務方トップの西村氏も井上議員の集会参加を「知らない」  

 安倍元首相銃撃事件から15日後の7月23日、筆者は清和会(安倍派)事務総長の西村康稔・前ワクチン担当大臣を直撃、旧統一教会の支援を受けた井上議員の処遇について聞いてみた。「鴻巣市長選(7月24日投開票)」の自民推薦候補への応援演説を終えた時のことだ。


――井上義行先生を清和会(安倍派)に入れるのですか。旧統一協会の支援は問題ないのですか。

西村「事実を知らないので、すみません」

 唖然とした。筆者は支援集会に参加した井上議員の取材(写真撮影と録音)をしている。IWJの記事やソクラで紹介して以降、テレビ各局も報道。7月15日のTBSのニュース23を皮切りに翌々日のテレビ朝日の「サタデーステーション」をはじめ、3日後の日本テレビの「ミヤネ屋」などが次々と取り上げている。それなのに、安倍派事務方トップの西村氏は「知らない」と言い放ったのだ。納得がいかなかったので、筆者は声掛け質問を続けた。


――旧統一協会の支援を受けた井上義行議員を、清和会に入れたままなのですか。脱会・離党させないのですか。何でもいいから当選させればいいのですか。清和会と旧統一協会は、ズブズブの関係ではないですか。

西村(無言のまま)

 安倍派事務方トップの西村氏こそ、無念さを感じてカルト規制に乗り出しても不思議ではない。しかしその兆しすら見て取れなかったのだ。

 最後に「一言お願いします。清和会の事務総長でしょう」と筆者は大声を張り上げたが、西村氏は無言のまま車に乗って走り去ったのだ。

「清和会(安倍派)と旧統一教会との関係をウヤムヤにしたまま、嵐を過ぎ去るのを待つ」という姿勢が垣間見える。「安倍元首相の無念を晴らすためにも、カルト宗教が日本人を喰い物にしているのを止めるべきだ」というひろゆき氏の訴えを受け止めて、霊感商法の規制強化をしようという意気込みは伝わってこなかった。

 


統一教会問題をめぐる与野党の対決色が強まる  

 一方、8月6日に野党合同ヒアリングを復活させた野党(立民・共産・れいわ・社民)は3日後の9日にも第二回合同ヒアリングを開催。統一教会の名称変更問題に加えて国葬問題もテーマに取り上げた。反カルト法(カルト規制)に前向きの野党と、後ろ向きの自民党という対決の構図となりつつある。

 8月3日、国会議事堂正門に姿を現した水道橋博士(れいわ新選組参院議員)に聞くと、こう意気込んだ。


――反カルト法、カルト規制、霊感商法については。

水道橋博士「やりたいですね。どの辺りまでできるのか。(今回の臨時国会は)3日間しかないですけれども。本当に時期を見て、やりたいですね。そういう意味では、れいわは何もバックにないのでやりやすいと思います」


――閉会中審査もあるし、(その後の)臨時国会もあるしと。

水道橋博士「そうですね。他に後ろめたいところ(自民党など)はありますから、斬りこめると思うので、やりたいですね」


――特に自民党に斬り込めると。

水道橋博士「斬り込めると思いますね」


 山本太郎・れいわ新選組代表も同じ立場だった。


――カルト規制、統一教会霊感商法の規制についての意気込み、考えをお聞きしたいのですが。

山本代表「過去にも解散命令が出された宗教が存在しています。それを考えるならば、これほど大きな社会問題化をした、この国に生きる人々を詐欺的な手法によって人生を壊してしまうようなカルト教団があることに関しては、しっかりと規制がなされなければならないと思います。そのことに関して私どもは、力を合わせてやっていきたいという考えです」

「政策提案型」を掲げた立憲民主党の泉健太代表が、枝野代表時代の対決路線に若干回帰、野党合同ヒアリングが復活したことで統一教会問題をめぐる与野党の対決色が強まるのは確実だ。岸田政権の支持率が急落する中、反カルト法(カルト規制法)がどう具体化していくのか注目される。


文・写真/横田一

 

横田 一
  ジャーナリスト。『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』(扶桑社)、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)編集協力、『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数
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夏休みに「鎌倉殿」も堪能した岸田首相 がっつり休んでどっさり残った宿題にどう手をつける?

2022-08-22 | いろいろ


より

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中山知子の取材備忘録  夏休みに「鎌倉殿」も堪能した岸田首相 がっつり休んでどっさり残った宿題にどう手をつける?/strong>

 

 「ちょっと間が悪いよね」。お盆休み期間中に政界関係者と電話で話をした時、受話器の向こうから苦笑いまじりの声が聞こえた。テーマは、岸田文雄首相の夏休み。当初から15日から21日までの予定は決まっていたし、総理大臣でも休みを取ることは普通のことなのだが、一国を率いる立場ともなると、その「取り方」にも、さまざまな評価がついてしまう。

 岸田首相が夏休みに入ってからというもの、というより取る前から、旧統一教会と自民党議員との「ズブズブ」ともいわれる関係の深さがどんどん明らかになっている上、新型コロナ感染者数も全国で連日最多を更新、国会では閉会中審査も行われた。また昨年の東京五輪・パラリンピックのスポンサー選定などをめぐる汚職事件は、大会組織委員会元理事らの逮捕に発展した。

 元理事らの案件をめぐっては今月上旬に、「お盆明けが、事態が動くXデーではないか」との情報が、永田町や霞が関をかけめぐった。岸田首相は今月、当初9月上旬とみられた内閣改造と自民党役員人事を電光石火で前倒ししたが、五輪をめぐるこの問題が、人事前倒しの判断に影響した可能性を指摘する声も一部で出ていると耳にした。

 首相は、夏休みに入る前に人事を終え、旧統一教会の問題については、8月10日の会見で「政治家としての責任においてそれぞれ当該団体との関係を点検し、その結果を踏まえて厳正に見直すことを厳命し、それを了解した者のみを(閣僚に)任命した」と述べたが、各議員に判断を丸投げするような言いぶりだった。コロナについては、すべての感染者を確認する「全数把握」の見直しを検討する考えを示し、関係閣僚にも指示を出した。でも、それはあくまで「とりあえず」で、事態が動くような指示ではない。お休みの期間に、コロナ感染拡大は一層深刻となってしまった。

 今回の首相の夏休み。「東京を離れて、本格的にがっつり休む」パターンだったが、コロナ禍では初めてだ。首相動静によると、首相は8月15日の全国戦没者追悼式後から休みに入り、16日は千葉県で裕子夫人ら親族とゴルフをし、17日からは静岡県伊豆の国市の温泉旅館で家族水入らずの2泊3日のを過ごし、19日に帰京した。

 最近の首相では、安倍晋三元首相が第2次政権で毎年、山梨県鳴沢村の別荘でゴルフやバーベキューをしたり、地元に帰省して墓参りをすることが「定番」で、2週間近く休みを取ったこともあったが、コロナ禍の2020年は移動規制もあり、短期間の休みにとどまった。前任の菅義偉前首相は、コロナ対応で休みも取らずにぶっとおしで公務を続け、夏休みと呼べるような時間も取れなかった。そう考えると、コロナ禍で初めてまともな夏休みを取ったのが岸田首相ということになる。

 しかも、静養先ではNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの場所を観光に訪れて回ったという。首相は「鎌倉殿」を毎週欠かさず見ているとも報じられた。

 「鎌倉殿の13人」といえば、鎌倉幕府誕生の過程やその後の流れで、権力者や御家人、さまざまな立場で展開される、時に血みどろの権力闘争が大きな見どころだ。一方、権力者や仕える人間の判断とは、という観点からも、政治家の間でファンが多いと聞く。

 岸田首相は、首相就任後、時に「政治の玄人」をうならせるような政局や人事のセンスをみせてきたとの評があるが、ドラマとはいえ、権謀術数がうごめいた乱世に思いをはせる機会を、毎週持っていることが明らかになった。「自分を権力者の側におくか、以前、閣僚や党幹部として安倍元首相に仕えた立場におくかで、見方も変わる。岸田さんは、どんなことを考えて見ているのかな…」(政界関係者)。

 首相は明日8月22日から、公務に復帰する。参院選を勝利し「1強」の様相を見せ始めた矢先に、旧統一教会問題が足かせとなり、内閣支持率も上がらない。今後は、実施をめぐって国民の間で賛否両論となっている安倍元首相の国葬問題でも、「なぜやるのか」納得できる説明が求められることになる。

 夏休み明けに、どっさり残った宿題にどう手を付けるのか。ちょっと時間があいてしまった分、「後手後手」批判がさっそく出てきそうな雲行きになりそうな気もする。

 

【中山知子】
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☆ 防衛予算、事項要求100超 例外扱い、巨額化の可能性

2022-08-21 | 日記

 

 

  新聞の文字起こしで、スキャナーで読み込む加減で文字が正確に反映されていない場合があります。

  ここに記載している記事類は一般に公開されているものでコメントは個人の感想です。

 

  朝日新聞記事はWebのリンクです。 有料記事はほとんど見出ししか読めません(朝日はほとんどが有料に成っている)。コメントは紙面を読んだものです。

  東京新聞はWebの記事がそのまま読めます。

 


 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)

 


 08/0021(日)

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自民党宮崎県連、現職河野俊嗣氏の推薦を全会一致で決定「信頼関係ある」東国原英夫氏“吉報”届かず  【日刊スポーツ】

 任期満了に伴う宮崎県知事選(12月8日告示、同25日投開票)に出馬を表明した前知事東国原英夫氏(64)は20日、推薦願を出していた自民党宮崎県連からの“吉報”は届かなかった。

 同県連はこの日、選挙対策委員会で4選を目指して立候補する現職河野俊嗣氏(57)の推薦を全会一致で決めた。東国原氏を推す意見は出なかった。自民党は多選を避けるため党本部推薦を3選までに限っていることもあり県連推薦にとどめる。

 星原透県連会長(75)は東国原氏を推さなかったことについて「あれだけの負託を受けたのに1期で辞めて都知事選に出た」と12年前に2期目続投しなかったことを理由にあげ、さらに「現職とは信頼関係がある。比較の対象にならない」と述べた。

 東国原氏の陣営では冷静に受け止めており「自民党県議の中には東国原を推す声も複数あったが、県連が全会一致という形をとりたかった事情もあって足並みをそろえたらしい」と話し、自民党と同時の17日、公明党にも推薦願を提出しており「立民も維新も共産にも推薦願は出す予定です。県民一丸になって県政に取り組む強い意志は変わりない」と語った。

 河野氏が勝利した過去3回の投票率は2010年が40・82%、14年が44・74%委、18年は33・9%と低調だった。また、別の東国原氏の側近は「東国原が当選した07年は64・85%。この3カ月の準備期間でどれだけ多くの県民のみなさんに投票していただけるかがカギだと思います」と県民への訴えに比重を置く戦略に徹底しそうだ。
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 宣伝搭としてのそのまんま東は有用だったけど一期でさっさと都知事選に打って出た行動が問題視されている、そりゃそうだろう、今回出たとして4年後は68歳、となると二期は無理だろう。まあどうなるかは県民の判断だ。自民以外にも推薦願を出すと言うが野党候補にはなりがたいだろう。
 

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東京・千代田区の監査請求却下に裁判所が異議 区民の請求認め裁判続行  【週刊 金曜日】

 東京都千代田区が区内の再開発ビル「東京ミッドタウン日比谷」に所有する土地と建物の一部を、三井不動産が他の企業などとともに2015年に設立した一般社団法人日比谷エリアマネジメント(エリマネ)に無償貸与し同法人が多額の利益を得ているとして、地元住民が樋口高顕区長を訴えた裁判(本誌3月25日号で既報)の第3回期日が6月15日にあった。


 この裁判で原告は、16年に区がエリマネとの間で結んだ使用貸借契約(20年間)に関して、被告が(1)契約条項に基づく見直し協議を行なっていないこと、(2)締結当時の石川雅己区長と坂田融朗まちづくり担当部長(現副区長)に損害賠償請求を行なっていないこと、の2点が違法だと訴えた。この件で原告は区に住民監査請求を行なったが「請求期間(1年間)が過ぎた不適法な請求」として昨年10月までに却下され、翌月提訴した。

 この日の法廷で東京地裁の市原義孝裁判長は「当初中間判決の形を取ることも考えたが、まずこの場で裁判所の考えをお伝えする」と前置きしたうえで、(1)については請求期間による制限は及ばないとして審理対象に、(2)は請求期間による制限が及ぶと考えて審理を制限する、との判断を示した。

 つまり区が住民からの監査請求で実質“門前払い”とした2点のうちの1つが裁判所の審理事項として認められたわけだ。閉廷後に原告側が開いた報告集会で、原告代理人の大城聡弁護士は「これでようやく中身の議論に入ることができる」と歓迎。(2)は「認められなかったが完全に却下されたわけではない」と、審理の中で必要に応じて提示していくとした。

 エリマネは区からタダで借りた物件のテナント賃料などで「年間約6000万円もの利益を上げている」(大城氏)とされる。この問題を追及してきた同区の小枝すみ子議員も「第一関門が突破できた」と集会で喜びを語った。次回は9月8日午前11時、東京地裁103号法廷で開かれる。

(岩本太郎・編集部、2022年6月24日号)
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 裁判官によるよな、結果がどうなろうと審議が継続されるってこと。
 

 

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防衛予算、事項要求100超 例外扱い、巨額化の可能性 概算要求へ防衛省調整    
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 金額を示さず項目をだす、やり方が汚いな、岸田口先だけ首相はうやむやにしながら軍事増強に走るんだろう、庶民の生活をほっておいて。明治は富国強兵だったが今回は冨軍貧民になるだろう。
 

 

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(復帰50年 沖縄県知事選)普通の家庭が貧困に   
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 今まで普通の生活をしていた市民がコロナ感染者の増加で職を失ったり時短で収入が減り生活が出来ない状態に、そして政府は普天間の閉鎖には辺野古新基地建設が条件と新基地に反対する県に交付金を削る、本来本土と沖縄の格差是正と言う意味があった沖縄関連予算は政権の意向を飲むかどうかと言う事で増減されるようになった、辺野古周辺の街には受け入れ賛成をしたと増額、反対する県には減額(結果として公園の整備や道路の整備に遅れ)、本来沖縄振興予算の意味と違う形で支払われるのはおかしいだろう。アベ元首相から始まったこう言ったやり方スカ前首相、岸田口先だけ首相に引き継がれている。
 

 

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酸素ステーション利用わずか2割 都のコロナ入院最多でも 医療逼迫解消の「切り札」だったが…   
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 うまく活用すればいいのに、なにかうまく行っていない、原因は直接問い合わせ出来ないなど都の存在?? 役所仕事だな。それにしても20%しか使われていないなんて、医師、看護師もいるのに、それに年間事業費は184億円もかかっている。
 

 

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バイデン米政権がウクライナに1000億円超の追加軍事支援 小型無人偵察機など   
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 中間選挙に向け強い大統領、決断する大統領を演出したいんだろうけど、米国民はどう感じているんだろう、それにこれまでかなりの金額、武器、兵器をつぎ込んだのにまだ必要なのか、ウクライナの最後の一人に成るまで戦わすのか、火の粉のかからない対岸の戦争、新型兵器の実験場として米国が金を出してくれるので兵器産業は大歓迎だろう。
 

 

 

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新型コロナウィルス感染  【朝日新聞】

全国で25.3万人 新型コロナ  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


兵庫県 1万1583人感染

 県は20日、県内で新たに1万1583人の新型コロナウイルス感染と7人の死亡が確認されたと発表した。自主療養者には19日に1029人が登録した(感染症法上の感染者には含まれない)。

 県発表のうち居住市町公表分は 加古川 538人 伊丹288人、宝塚271人、川西223人、たつの196人、三木181人、高砂 169人、豊岡 153人、小野131人▽丹波129人▽南あわじ116人▽西脇113人▽赤穂105人▽加東96人▽丹波篠山95人▽加西93人▽播磨85人▽洲本83人▽神戸、三田各76人▽太子71人、相生66人、淡路63人、宍粟57人、芦屋55人、多可54人、稲美52人、猪名川 50人、朝来47人、姫路43人、養父42人、佐用節人、上郡28人、福崎26人、明石24人、新温泉22人、香美19人、西富、神河各・8人▽市川7人▽尼崎3人

 取り下げ(県計) 2人
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  土曜日の調査なのに感染者数は下がっていない。
 

 

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萩生田氏が旧統一教会と「関係断ち切る」明言せず 公明党が激怒!連立・選挙協力の軋轢に  【日刊ゲンダイ】

 これはもう役職を辞任しなければ収まらないのではないか。自民党の萩生田政調会長と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のズブズブ関係は、政権与党の連立関係にとっても軋轢になりつつある。

 ◇  ◇  ◇

 萩生田氏は、今年6月に生稲晃子参院議員と八王子市内にある旧統一教会の関連施設を訪れていたことについて、「週刊新潮」に報じられるまでダンマリを決め込んでいた。

 自民党議員と旧統一教会の関係については、岸田首相が「各自が点検し、見直すように」と指示。政調会長就任後も説明する機会はあったのに、スットボケていたのだ。

 報道が出て逃げられなくなり、18日、自民党本部でぶら下がり取材に応じたが、萩生田氏は「適切な対応をしていきたい」と繰り返すばかりで、最後まで「統一教会との関係を絶つ」とは言わなかった。

「萩生田政調会長はメディアの報道を気にして、異常なほどピリピリしている。ワイドショーで政調会長と統一教会の問題を詳報した局の番記者に対しては、『オマエの局は出禁だ』などと言い、何も答えてくれないそうです。先日の自民党本部でのぶら下がり取材も、一部の親しい番記者を通じて、事前に質問数を絞るよう要請していました」(全国紙の政治部記者)

 連立を組む公明党もオカンムリだ。北側中央幹事会長は18日の会見で、萩生田氏について「本人がしっかり国民に説明してほしい」と注文をつけ、その上で「社会的な問題が指摘される団体との関係について、政治家は慎重でなければならない」と批判。旧統一教会と親密な自民党議員は他にもいるが、とりわけ公明の萩生田氏に対する怒りは凄まじいのだという。

■「10増10減」で八王子を標的にする可能性も

「萩生田さんの選挙区である八王子は、公明党の支持母体である創価学会の牙城で、創価大学もある。そこで学会を軽んじて統一教会を重視する姿勢を見せれば、そりゃあ面白くないでしょう。厄介なのは、1票の格差是正のため衆院小選挙区の区割りを改定する『10増10減』問題にも影響しかねないことです。比例票が退潮傾向の公明は、都市部の選挙区で候補擁立を増やす方針で、選挙区が5つ増える東京では、2選挙区を公明に譲ってほしいと言っている。萩生田さんの対応次第では、大票田の八王子を指定してくるかもしれません」(自民党関係者)


 萩生田氏が統一教会との関係を「断ち切る」と明言できなければ、今後の選挙で公明が推薦を出さないことも考えられる。

「茂木幹事長になって自公関係がギクシャクしているところへ、統一教会の問題が持ち上がり、公明党のストレスは相当なものがあると聞きます。今回の件でも公明側には相談も根回しもないことが不満なのかもしれませんが、自民党内でも『萩生田さんの対応はよくない』という声は上がっています」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 萩生田氏がケジメをつけなければ、世論の不満と不信も収まりそうにない。
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 公明が推薦を出さないと言っても萩生田は統一教会があるからと知らんふりをするかも、しかし統一教会の信者の中には嘘をつく萩生田にうんざりしている人もいるいずれに転んでも次の選挙はきついだろう。

 

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西村康稔経産相は安倍派の後継候補でも…露骨な自己アピールとパワハラ体質で良いところなし  【日刊ゲンダイ】

西村康稔経産相(兵庫・当選7回)

 昨年10月に経済再生担当相を退任して以来の再入閣。自民党の最大派閥・安倍派内で、萩生田政調会長と「跡目争い」を繰り広げている。

「エネルギーやインバウンドなど、経産省主導の政策をめぐって党政調会長の萩生田さんとバチバチやるのかどうか。西村さんは長い物に巻かれるタイプですし、元経産官僚なので、岸田首相にしてみれば使いやすい。政調会長に抜擢された萩生田さんが、自分だけ取り立てられては安倍派内からバッシングを浴びるため、あえて後任に西村さんを据えるよう岸田さんに直訴したともいわれています」(官邸関係者)

■世界各国美人図鑑

 昨年5月末、西村が公式サイトで「とっておきの1枚」と題して投稿していた写真がSNS上で大炎上。「世界各国美人図鑑」と名付け、国内外で撮った女性の写真を〈美人スチュワーデスさんが、バナナをほおばるのを目撃!?〉などの一言を添えて紹介していた。中には、被写体に承諾を得ていない“盗撮”と思われるものもあり、ネット上で〈気持ち悪い〉などと批判を浴びた。

 名門・灘高校を経て、東大法学部を卒業。2003年に初当選。エリートゆえのおごりか、部下に対するパワハラがたびたび週刊誌上で取り上げられている。夜中に「明朝まで」という指示メールを送ったり、「おまえらの能力が低い」などと面罵したり。下に厳しすぎる一方、上にはペコペコする性格が自身の評価にも直結。仲間内でも評判は芳しくない。

「肩書は安倍派事務総長ですが、とにかく人望がない。安倍元首相が銃撃された際、搬送先の病院にいち早く駆け付け、最期を看取り、葬儀では弔問客の対応を遺族の傍らで仕切っていた。一応、『事務総長だから』という理屈は通りますが、後継をアピールするような露骨な動きに、派閥幹部の中には『あいつは何様なんだ』と面白く思わない人もいたといいます」(自民党関係者)

■「コロナとの死闘」

 今年5月に出版した著書「コロナとの死闘」が酷評の嵐。コロナ担当相時代を自画自賛しつつ振り返った内容に、Amazonのカスタマーレビューでは527件の評価のうち「星1つ」が92%を占める。
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 学校で優秀と言うのは当てに成らない、幹事長の茂木も学業は優秀らしいが党内での人望はない。
 

 

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東大発ベンチャー破産で政財官界に拡がる波紋…政府が進める「投資促進」に陰り  【日刊ゲンダイ】

官界通(同=官) 「東大発のベンチャー企業」として注目された医療系新興企業テラの自己破産が8月5日に確定し、23日に東証スタンダード市場への上場が廃止される。社員30人の小さな企業の行き詰まりだが、政官財の各界に波紋が広がっている。

政界通(以下=政) そうだ、安倍政権以来、政府が「貯蓄から投資へ」のキャッチフレーズで力を入れている投資促進策に、陰りが出ている。

財界通(同=財) テラは2004年に設立された若い企業。東大医科学研究所の技術をもとに医療機関へがん治療のノウハウを提供し、09年3月に上場した。売上高がどんどん増え、株価も初値の300円から10倍を超える4000円台まで急騰し、一般投資家に「夢」を与えた。

 だが、創業者社長が社内規定に反して持ち株を大量売却したり、有価証券報告書の記載に不備があって金融庁に処分されたり、情報開示や企業統治が不十分で信頼を失った。

 でも、新型コロナウイルスの治療薬開発に医薬品企業と提携し、メキシコで臨床研究を始めると起死回生を目指していたぞ。

 その発表で低迷していた株価がまた急騰したが、東証に提携の経過が不明確で提携先の情報確認が不十分と指摘され、昨秋に特設注意市場銘柄へ移されて夢はしぼんだ。増資もうまくいかず金融機関からの融資も止まり、破産手続きに追い込まれた。

 投資家にすれば「何で、そんなずさんな企業を上場させたのだ」となるが、上場支援した証券会社のチェックも取引所の上場審査も型通り。上場後のチェックも、人手不足やコストを理由に不十分というのが実情だ。

 それじゃあ、株券が紙切れ同然になった投資家が気の毒だ。

 決算内容をチェックして「OK」としてきた会計事務所が問題になるが、意図的に情報隠しを手伝っていなければ、責任は問えない。

 結局は「投資家の自己責任」か。それでは「投資よりも貯蓄のほうが安心」という日本人の傾向は、変わらないな。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)
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 もちろん株は「投資家の自己責任」、株が今の様に動くときは素人が手を出すものじゃない。

 

  

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戦後を代表する“ホラ吹き”安倍元首相の「思い出に残るデマと嘘」【第10位~第5位】  【日刊ゲンダイ】
 それでもバカと戦え  作家 適菜収氏

「安倍晋三が国会でついた嘘は118回」などとツイートしている人がいるが、ミスリードである。これは「桜を見る会」の前夜祭に関連して2019年11月~2020年3月についた嘘の数(衆院調査局調べ)にすぎない。要するに氷山の一角。安倍の嘘は膨大にある。安倍の最大の特徴は、すぐにバレる嘘を平気な顔でつくところにある。その死から約1カ月、戦後を代表するホラ吹きの「思い出に残るデマと嘘」を振り返っておきたい。

【第10位】米軍機墜落

 沖縄県沖で米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が墜落。2018年6月25日、安倍は国会で「(政府が飛行)中止を申し出た」と述べたが、真っ赤な嘘だった。

【第9位】辺野古デマ

 2019年1月6日、NHKの「日曜討論」で安倍は名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」「絶滅危惧種が砂浜に存在していたが、砂をさらって別の浜に移していくという環境の負担をなるべく抑える努力もしながら行っている」と発言したが、根も葉もない嘘だった。

【第8位】安倍昭恵関連

 2018年3月26日、安倍は国会で「また、妻(昭恵)が名誉校長を務めているところはあまたの数あるわけだが、それそのものが、今まで行政等に影響を及ぼしたことはない」と発言。これも嘘。結局、森友学園と加計学園の2つしかなかった。

【第7位】教科書デマ

 2017年5月9日、安倍は国会で「採択されている多くの教科書で、自衛隊が違憲であるという記述がある」と発言したがデマだった。文科省教科書課は「違憲であると断定的に書いている教科書はない」と否定。

【第6位】立法府の長

 安倍は国会で「私は立法府の長」と発言。総理大臣は「行政府の長」である。これは単なる言い間違いではない。2007年5月、2016年4月、5月、2018年11月と少なくとも国会で4回発言している。立法府を掌握したつもりだったのかもしれない。

【第5位】昔から嘘つき

 野上忠興著「安倍晋三 沈黙の仮面」によると、安倍は子供の頃から嘘つきだったという。「宿題みんな済んだね?」と聞かれると、まったく手をつけていないにもかかわらず、「うん、済んだ」と答える。嘘がバレて、学校側から「あと1週間でノートを全部埋めてきなさい」と罰が出ても、乳母が代わりにやっていた。
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 生来嘘つきだったのか、子供の時からだったと言うから、元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」にアベ首相の事を「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。
 

 

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河野太郎さんが発言に込めた覚悟、あたしはもう一度信じてみる  【日刊ゲンダイ】
 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」   作家 室井佑月氏

「霊感商法についての対応というのは、きっちりやってまいりたい」(河野太郎消費者担当相)

 これは12日、消費者担当相に就任後の、会見で河野大臣が語った言葉。なんでも、8月中に旧統一教会についての検討会を速やかに設置するよう、消費者庁に指示したんだって。

 あたしは河野さんの、この発言に期待する。と、いうようなことをTwitterでいったら、野党応援の人たちから「甘い」と叱られてしまったけど。

 確かに、河野さんは2011年、福島第一原発事故後、原発反対と表明し、その後、その発言をうやむやにした残念な過去がある(原発反対として書いたブログのコラムを消してしまったり)。

 しかし、あたしは、完全なヒエラルキーの下で、思考停止に陥って親分の意向が絶対と動く人間ばかりの自民党内において、河野氏はとても勇気があると思った。

 当時、あたしは脱原発の発言をした河野さんと対談の仕事をした。話をしている最中に、河野さんの真っ直ぐな気持ちは伝わってきた。人気取りのためにそういっておいた、とかいうものではなかった。発言の覚悟は伝わった。

 そして偶然、対談終了後、国会前で大規模なデモが起こり、河野さんの部屋からそれを眺めることになったのだ。仕事が終わると、河野さんのまだ小さいお子さんも応接室にやってきた。

 河野さんはお子さんの肩を抱きながら、デモを眺め、こういっていた。

「よく見ておけよ。とても大事なことだ。これが国の力だ」

 と。河野さんは確かにこれが「国の力だ」といった。政府と意見の違う人を「あんな人たち」という人たちが我が物顔であった自民の中にいて。

 河野さんは、本気で国を良くしたいと戦っているんじゃないか。そう今回も、あたしはもう一度、信じてみる。……でも、さすがに次はないかなぁ。
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 ほんと甘いよ、何を見ていたんだろうね、ゆめか。
 

 

 


 Twitterコーナー、ご参考に

 立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授の金子勝氏のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 哲学研究者、コラムニスト、思想家、倫理学者、武道家、翻訳家、神戸女学院大学名誉教授  内田樹氏のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター

 法政大学キャリアデザイン学部  上西充子教授のツイッター

 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科  岡野八代教授のツイッター

 高千穂大学経営学部  五野井郁夫教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長の孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 日本共産党書記局長・参議院議員 小池晃氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 東京新聞 こちら原発取材班のツイッター

 東京新聞社会部 望月衣塑子氏のツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 元内閣審議官・経産官僚 古賀茂明氏のツイッター

 ジャーナリスト 布施悠仁氏のツイッター

 文筆家、グラフィックデザイナー、シミュレーションゲームデザイナー 山崎雅弘氏のツイッター

 弁護士/日本労働弁護団常任幹事、自由法曹団常任幹事 渡辺輝人氏のツイッター

 弁護士 | 法律事務所エクラうめだ  亀石倫子氏のツイッター

 英国の公共放送  BBC NEWS JAPAN のツイッター

 

 

 その他、こちらもどうぞ 

 
 
 


 


 


 


 


 


 


 


   

 

 

 

昨日の神戸(神戸市中央区脇浜海岸通 神戸地方気象台 (標高:5.0m))
 最低気温  27.3度(00:33) 前日差+2.3度)
 最高気温  31.7度(14:10) 前日差 0.0度)


  今朝の神戸最低気温  26.3度  (07:08)  8月中旬並  昨日より 1.0度低く  平年より 0.3度高い 


今日の神戸の   
   日の出     5時24分 (昨日 5時23分)
   日の入り   18時41分 (昨日18時42分)

       日の出は昨日より一分遅く  日の入りは昨日より一分早い 

    今日の日の出から日の入りまでの時間: 13時間17分。 

            

 今日の天気は。
 


 


     
     
     
 明日の朝の天気は。  
 


 


     
     
     
     
 今朝は小雨、山はもやる山の上の方は薄雲が、湿度は高く風もないので暑い。 朝雨が降っていたので散歩も年の為に傘を持って出たが必要なかった、今日も帰りはバス。帰宅した時山を見たら結構黒い雲がでていて雨か、と思ったけど降らず。午前からエアコン。
 


     
 今日の神戸(地方気象台で)の最高気温は  30.2度  (16:58)、 昨日より 1.5度低く  平年より 1.8度低い 9月上旬並み  真夏日
     
     
 明日は晴れ、 朝の最低気温は 25.0度、 昼の最高気温は 33.0度、 夜の最低気温は 27.3度  真夏日 熱帯夜
 


 台風情報 フィリピンの東で熱帯低気圧aが発生した
 

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コメント

◎軍事アナリストの目・「台湾封鎖」に踊らされるな

2022-08-21 | いろいろ


note:『NEWSを疑え!』 より

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◎軍事アナリストの目・「台湾封鎖」に踊らされるな 静岡県立大学特任教授 軍事アナリスト 小川和久


 米国のペロシ下院議長の台湾訪問に反発した中国が台湾周辺で軍事演習を始め、マスコミには「台湾封鎖」という大見出しが躍っています。しかし、マスコミが大きく取り上げるのは致し方ないにしても、専門的には整理する必要があります。騒いでいるだけでは、中国の掌の上で操られ、本当に必要な防衛力整備の目が曇ることになりかねないからです。

 確かに中国はあたかも台湾を海上封鎖するかのように台湾本島周辺に演習区域を設定し、弾道ミサイル11発を撃ち込み、うち5発は日本の排他的経済水域(EEZ)に落下しました。しかし、これが実際の軍事対立であれば、海上封鎖ではなく戦争なのです。

 考えればわかることですが、1962年の米国とソ連の間のキューバ危機を見るまでもなく、海上封鎖は戦争と和平を分ける分水嶺の位置づけにあります。このときは、ケネディ大統領の断固たる姿勢の前にフルシチョフ第一書記がキューバへの核兵器の搬入を断念し、世界大戦が回避されたことは歴史に刻まれています。

 


 これが台湾の場合、台湾本島を出入りする船舶を中国海軍が封鎖線で臨検し、台湾側が突破を断念したり、米国や日本などの軍事的圧力の前に中国側が封鎖線を解いたりすれば、軍事衝突は回避されます。

 しかし、中国側が臨検する現場で小競り合いが起き、また封鎖線周辺に展開する日米などの艦船が武力で阻止しようとすれば、そこから軍事衝突に発展していく危険性があります。

 中国が弾道ミサイルを台湾や西日本に撃ち込んでくるとしても、それは海上封鎖が戦争という斜面のほうに転がり始めたときなのです。マスコミ報道は、その点で事態の順序を理解していないと言ってよいでしょう。

 そして、実を言えば今回の弾道ミサイル発射は、中国が台湾への本格的な上陸作戦能力に欠け、台湾本島にも上陸作戦に適した海岸線(上陸適地)が10%ほどしかなく、海軍と空軍も台湾周辺で海上優勢(制海権)や航空優勢(制空権)を握る能力がなく、むろん海上封鎖の能力にも乏しいことを自覚した結果でもあるのです。強硬姿勢を示すには、弾道ミサイルの発射しか手段がなかった</strong>のです。

 


 これまでにも書いてきたように、台湾に上陸侵攻して占領するためには第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦に匹敵する100万人規模の陸軍部隊を投入する必要がありますが、中国にはそれに必要な3000万トンから5000万トン規模の船腹量を捻出できるだけの船舶がありません。2隻が就役した4万トン級の強襲揚陸艦と海兵隊(陸戦隊)の上陸作戦の能力は限られたものです。

 海上封鎖にしても、特に日本の領海に近い台湾北東海域は日米の海空軍と軍事衝突する可能性が高く、しかも世界の頂点に位置する日米のASW(対潜水艦戦)能力などの前には、脆弱性をさらさざるを得ない中国海軍は封鎖線を展開することさえままならず、台湾を出入りする船はこの海域を利用できることから海上封鎖は成り立ちにくいのです。

 海上優勢や航空優勢にしても、マスコミに登場する航空機や艦船のカタログデータではなく、編成途上にある空母打撃群と航空機運用の習熟度や、ハイテク化されるほどに重要性を増すデータ中継衛星など軍事インフラの角度から眺めると、中国軍の能力に対する評価は一変するはずです。

 ことあるごとに登場する空母キラー(対艦弾道ミサイル)にしても、時速50キロ以上で移動し、米本土と比べても最も濃密なミサイル防衛の傘を差した空母打撃群を攻撃する能力は、それが備わっていないのは軍事インフラを見れば明らかです。空母キラーを機能させるには、発見→位置の確定→継続的追跡→空母の重層的な防御の突破→戦果の確認という流れに必要な能力が備わっている必要があります。韓国の打撃力と同じキル・チェーンという名で呼ばれていますが、中国側には索敵から戦果を確認するまでの動きに必要な衛星(データ中継、偵察)、レーダー、偵察機などが基本的に不足しており、米空母側にはキル・チェーンを寸断する能力が備わっているのです。

 このような中国に対して、ペロシ訪台時に米軍がどのような凄みを見せたか、少しご紹介しておきましょう。事前にミリー統合参謀本部議長が「訪台は望ましくない」と懸念を伝えていたように、軍事の専門家集団にとってペロシ訪台は厄介な動きでした。しかし、シビリアンコントロールのもと、米軍は任務に忠実に不測の事態に備え、中国を圧倒して見せたのです。

 ペロシ議長の一行はマレーシアのクアラルンプールから台北入りした訳ですが、直行すれば4時間ほどのコースを7時間かけてフライトしました。これは中国が管轄権を主張し、埋め立てた岩礁に滑走路などを建設している南シナ海上空を避けたためです。

 


 中国との関係が良好であれば、ペロシ議長を乗せた空軍の要人輸送機C-40C(ボーイング737のビジネスジェット版)は南シナ海上空を直行できたでしょう。しかし、中国が反発する中での訪台です。沖縄の嘉手納基地から出動したKC-135空中給油機5機を伴ったF-15戦闘機18機が護衛した状態ですから、南シナ海上空の飛行は軍事衝突を招きかねません。しかも、中国の海空軍の戦闘機は夜間の洋上飛行にはまだ不慣れです。威嚇するために接近してきたのが、機体が接触したり衝突したりする場合もある。それで迂回ルートをとった訳ですが、同じとき米軍は中国側がたじろぐほどの戦力を台湾周辺で突きつけていたのです。

 フィリピン海から沖縄東方海上にかけては、原子力空母ロナルド・レーガン(F/A-18E/F戦闘機48機を搭載)、強襲揚陸艦トリポリ(F-35B垂直離着陸ステルス戦闘機20機)、同アメリカ(同)がそれぞれ護衛艦艇を伴って展開していました。戦闘機だけで実に88機。これはオランダの空軍力に匹敵する強力な布陣です。そして、この戦闘機を活動させるために37機のKC-135空中給油機(嘉手納基地所属機15機、増強部隊22機)が出動したのです。1機のKC-135はこれらの戦闘機10機平均を満タンにすることができます。37機のKC-135は延べ370機の戦闘機を満タンにすることができる訳です。F/A-18同士でも空中給油は可能です。

 


 これは台湾周辺に展開していた空母遼寧と山東を含む中国海軍に壊滅的な損害を与えるに充分だったことは言うまでもありません。特に中国が苦手な夜間戦闘になれば、その結果は目に見えていました。

 この米国側の本気度と凄みを見せつけられたせいだけではないでしょうが、中国側は台湾周辺での軍事演習をペロシ議長が台湾を離れたあとの8月4日から7日の間に設定しました。

 とにかく中国としては、11月の共産党大会での習近平総書記の3選続投を控えています。メンツをつぶされたままでは、国内世論の突き上げでその路線が揺らぐかも知れない。弱腰でないところを見せるためには、日本の排他的経済水域を含む演習海域に弾道ミサイルを撃ち込むのが、それなりに望ましい選択だったのです。

 海上封鎖を含む台湾有事の問題は、これまで述べてきた要素や条件を踏まえて眺める必要があるのです。

 日本としては、基本的には台湾、米国との連携体制を構築し、中国の軍事的動向に対する緊急展開能力を整備し、その兆候が察知されたら日本と台湾の国境線に日米の部隊を緊急展開する演習を頻繁に展示する必要があります。その日米台の断固たる姿勢が中国側に軍事行動を躊躇わせる有効な抑止力となるのです。

 日本が同時進行で進める必要があるのは、ミサイル防衛、反撃、サイバー防衛の能力を備え、大都市にまずは通常弾頭用のシェルターを整備することですが、上記のような緊急展開能力の整備も忘れてはならないと思います。

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