有卯です。
今日はもう一度 牡羊座太陽持ちの私のこと。
そして山羊座冥王星とのスクエアで茨の道を裸足で歩かされている
牡羊座人民の苦難のこと。
人なら望むのが当たり前の普通の幸福を追い求めていると後ろから
迫る闇に気がつかない。
個人的なことだけど私がこれまで何十年もかけて手に入れたものを
今どんどん失っている。
冥王星が山羊座に入った２００８年頃から数年間は社会的に活動が
できる時期だった。
いろんな組織や団体とつながりを持ち、それは自分の意思で参加を
したり 頼まれての参加もあった。
自分にできることなら何でもするのが社会のため、家族のためとか、
困っている人のためと思っていた。
それが２０１６年ぐらいから私の太陽と冥王星が９０度スクエアに
近づくにつれて悪いことが起こり始めた。
親しい人たちが亡くなっていく。
収入があればその金額のまま出費の事態になる。
他人のお金に手をつけて雲隠れする人、こちらが正義を行なっても
攻撃的な人達から悪評を広められたり、任された仕事の手柄を横取
りしたり口出す人が出現し、善意を裏切られたりもした。
私がこんな人達を磁石のように引き寄せてしまうのか。
災害が続き家の修理、それが終われば健康が損なわれる。
ケガ、手術、人との離反、金銭はどんどん手元から離れて行く。
こんな状態が何年も続くとさすがに心が折れる。
一体、星は私に何をして欲しいのか。
何をさせようとしているのか、どこに向かわせているのか。
ここまで来てやっとはっきりわかった。
冥王星は私に何もさせようとしていないのだ。
何もするなと言っているのだ。
こんなに頑張っているのにと、それがダメだった。
頑張ったらダメだったのだ。
コロナ禍で仕事を失い、収入も住む場所も、生きがいも無くして
自死する人が増えたそうだ。
けれど昨年は牡羊座の三浦春馬さんや竹内結子さんのように仕事が
あり、家庭や家族のある人が突然自死してしまった。
そこに至る理由がまるでわからなかった。
今になって思うことはあの人達もがんばってしまったのだ。
持つものが多ければ多いほど持っていかれるものも多い。
そんな人間ほど冥王星には奪いがいがあるのか、全て持って行って
しまう。
持つもの全て差し出し、失い、ゼロになっても何もできないのだ。
少し何かを取り戻そうとすると必ず悪い賽の目が出てくる。
動けば動くほど冥王星に元の位置まで引き戻されて行く。
全てをゼロに戻さなければならない。
そしてその後もマイナスまで落とされないようゼロのままで置いて
もらえるよう、目立たずおとなしくしていなければならない。
私は真逆のことをやってしまっていた。
冥王星とハードアスペクトを作っているのにうっかりガンバル私、
などとやってしまったから冥王星の主・死神のあの長い草刈り鎌で
刈り取られてしまったのだ。
理不尽だとか人間が主張する権利など冥王星にすれば笑止。
冥王星とは結局終焉なのだから。
冥王星が望むものは最後は死でしかない。
感染症で世界中人が命を奪い取られている。
持てるものすべてを剥奪されるだけでなく命までも持っていかれる。
自分の番が次かもしれないと感じている人は何人いるだろうか
その中で牡羊座の人間は感じ取っているのだ。
いやもうその予兆を靴を履くように身辺にくっつけている。
冥王星は破壊と再生の天体と言われる。
人間の甘い思考では破壊されてもその後の再生に期待を寄せる。
でもそんなのは駅前再開発レベルのことだ。古いビルが撤去されて
新しい商業ビルかタワマンが建つといった次元のこと。
人間の場合は破壊されたらもう命を失うのと同じなのだ。
あと２年、２０２３年３月２４日に冥王星は水瓶座に入る。
山羊座と違って水瓶座は世俗の出世や子孫繁栄や金儲けには関心が
少ない。でも自分のあり様を大きく変えさせられるだろう。
高齢者ならもう思い残すことはないとしても、まだ若い水瓶座の人
達には苦難が待ち受けている。
水瓶座らしく自由や平等や個性を強く望んでも、その意志がどれほ
どか、試される辛い時期が訪れるだろう。
ひたすら身を低くし、宮沢賢治のようにあらゆる場面に自分の損得
を勘定に入れず、清浄に生き周囲の人や物や自然や出会いに感謝し
続けること。
それが生き延びる道になる。
＊今４月１日。記事タイトルを少し補足しました。
今日も訪れてくださってありがとうございます。
