今日のテーマは「得意科目を作ろう」です。
「この科目は自信がある」という絶対的な分野があれば、
それを軸にして点数を計算できますし、
試験当日もそこの部分はリラックスして受けることができます。
私の場合は、午前の「障害者福祉論」と「老人・障害者の心理」、
午後の「精神保健」と、後半の事例問題です。
今回はその中で、特に障害者に関わる分野の要点を上げてみます。
○障害者手帳の種類について
・身体障害者手帳 … 1~6級まで。(7級は手帳交付されない)
全体の約45%が1,2級(重度)の方。
※内蔵の機能障害の認定範囲が広がってきているため、
内部障害者が増加しているが、一番多いのは肢体不自由者。
・療育手帳 … 重度・中度・軽度に分けられるが、
A判定(重度)、B判定(中度・軽度)などの分け方で
交付されることも多い。各自治体で手帳の名称は異なる。
※日本に「知的障害者」を規定している法律はない。
・精神障害者保健福祉手帳 … 1~3級の3段階。
2006年4月から、企業の雇用義務はないが、
雇用した場合算定される、「みなし雇用率」の算定対象。
※発達障害については手帳がないが、
療育手帳や精神障害者福祉手帳が交付される場合もある。
また、障害者基本法にも発達障害は定められていない。
○障害者年金について
・基礎年金は1,2級。2級が老齢年金と同額。
・厚生年金は1~3級。
※手帳の等級と一致するとは限らないので注意が必要。
○自立支援法について
・特徴…「三障害が一元化」
「応益(定率)負担」
「就労支援強化」は覚える。
・従来「作業所」と言っていたものが、
「就労移行(継続)支援事業所」と「地域活動支援センター」となった。
※このうち「地域活動支援センター」が過去問題でよく出題されています。
宿泊施設ではないので注意してください。
○「ICF」(すごく出ます!)
・国際生活機能分類といい、WHO(世界保健機構)で採択された。
・前のモデルのICIDHは、障害が社会的不利につながる一方的なモデル。
ICFは、「双方向」「前向きな言葉」「すべての人に当てはまる」
・構成要素「心身機能・身体構造」「活動」「参加」
「環境因子」「個人因子」の言葉と位置は覚えておく。
○その他
・交通バリアフリー法と、ハートビル法が一本化されて、
2006年に「バリアフリー新法」ができた。
・身体障害者補助犬法で規定されている補助犬とは、
「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」をいう。
ちょっと長くなっちゃいましたが、骨組としてこれぐらいが頭に入っていると、
心強いんじゃないかなと思います。
普段耳にする言葉を系統的に整理して覚えるということは、
なかなか楽しいですよ。そう。楽しんで覚えていきましょう。
↑
現在第3位です。
みなさまのおかげです。
「この科目は自信がある」という絶対的な分野があれば、
それを軸にして点数を計算できますし、
試験当日もそこの部分はリラックスして受けることができます。
私の場合は、午前の「障害者福祉論」と「老人・障害者の心理」、
午後の「精神保健」と、後半の事例問題です。
今回はその中で、特に障害者に関わる分野の要点を上げてみます。
○障害者手帳の種類について
・身体障害者手帳 … 1~6級まで。(7級は手帳交付されない)
全体の約45%が1,2級(重度)の方。
※内蔵の機能障害の認定範囲が広がってきているため、
内部障害者が増加しているが、一番多いのは肢体不自由者。
・療育手帳 … 重度・中度・軽度に分けられるが、
A判定(重度)、B判定(中度・軽度)などの分け方で
交付されることも多い。各自治体で手帳の名称は異なる。
※日本に「知的障害者」を規定している法律はない。
・精神障害者保健福祉手帳 … 1~3級の3段階。
2006年4月から、企業の雇用義務はないが、
雇用した場合算定される、「みなし雇用率」の算定対象。
※発達障害については手帳がないが、
療育手帳や精神障害者福祉手帳が交付される場合もある。
また、障害者基本法にも発達障害は定められていない。
○障害者年金について
・基礎年金は1,2級。2級が老齢年金と同額。
・厚生年金は1~3級。
※手帳の等級と一致するとは限らないので注意が必要。
○自立支援法について
・特徴…「三障害が一元化」
「応益(定率)負担」
「就労支援強化」は覚える。
・従来「作業所」と言っていたものが、
「就労移行(継続)支援事業所」と「地域活動支援センター」となった。
※このうち「地域活動支援センター」が過去問題でよく出題されています。
宿泊施設ではないので注意してください。
○「ICF」(すごく出ます!)
・国際生活機能分類といい、WHO(世界保健機構)で採択された。
・前のモデルのICIDHは、障害が社会的不利につながる一方的なモデル。
ICFは、「双方向」「前向きな言葉」「すべての人に当てはまる」
・構成要素「心身機能・身体構造」「活動」「参加」
「環境因子」「個人因子」の言葉と位置は覚えておく。
○その他
・交通バリアフリー法と、ハートビル法が一本化されて、
2006年に「バリアフリー新法」ができた。
・身体障害者補助犬法で規定されている補助犬とは、
「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」をいう。
ちょっと長くなっちゃいましたが、骨組としてこれぐらいが頭に入っていると、
心強いんじゃないかなと思います。
普段耳にする言葉を系統的に整理して覚えるということは、
なかなか楽しいですよ。そう。楽しんで覚えていきましょう。
↑
現在第3位です。
みなさまのおかげです。