SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発記録】WF2013冬用商品(仮称)製作中・3

2013-02-04 02:26:27 | Laboratory
困ったことにこの大事な時期に体調崩しちゃってます

それでも身体休めつつ作業は続行中。

ドリルときたらキャタピラが付き物ですのでまずはスリット状モールド入りプラ板を細かく切り出します。
一つのパーツは出っ張った部分…つまり凸モールドから次の凸モールドで終わる形で一枚とし、端の面を直角にならないように微妙に角度をつけてヤスリがけしておきます。
単純作業ですが数が多いので時間ばかりかかってしまいます。こーゆーのが苦もなく出来るようになれないと生産効率が上がってゆかないのでしょうね…

ある程度の数切り出したら、プラ材で組んだ土台に並べて配置を確認↓

うまく採寸しないと長さが足りなかったり余ったりするので注意です。
これがクローラーの一枚一枚になってゆくわけですが、モールド入りプラ板をそのまま貼り付けず、一旦バラバラにした理由はそこにディティール情報を増やすため。
凸・凹・凸・凹・凸…というリズムでディティールがあるよりも、凸・凹・凸・凸・凹・凸・凸…というカスタネット的なリズムの方が線の密度が増してキャタピラらしさが出てきます。

…まぁ、それ言い出したらもっとパーツ一枚単位のディティールを増やすべきとは思うのですが、そもそものパーツ自体が小さすぎるのと、制作時間が限られてるのと、細かすぎると気泡が怖いのと…色々事情があったりするのでこのくらいでご勘弁を…。

貼り付けが終わったら側面をヤスリがけして面を整えます。
そうして出来たキャタピラがこちら↓

完成した商品には4箇所にこのキャタピラパーツが設けられる予定。

以前販売しました『ジャイロザック』はローターフィン、『水中装備セット』はスクリューと、必ずその用途が明確に判るようなパーツを用意するのですが、今回はドリルにキャタピラの2枚看板。




…何でこんな時にこんな大変な事を…

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