SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発記録】『ロボット(仮称)』開発計画・22

2008-02-10 04:18:49 | Laboratory
一般(…かどうかは判りませんが)に、「スーパーロボット系」と「リアルロボット系」とに分けて分類されているロボットのデザインとして、一つの大きな判断基準項目となるのではないかと個人的に考えているのが「胸部の形状」です。
基本、アニメや特撮のロボットは多少プロポーションのディフォルメはあるとしても人間の体格をトレースしたものであることは間違いありません。
昔のロボットはそうした意味で胸部が横に広く胸板が扁平である楕円形状をしています。これは先にも述べたとおり人間の体格がそうであるためで、大河原系スーパーロボ全盛期以降の「箱メカ」デザインも根幹の部分では同じものと言えるのではないかと考えます。
これに対し、後者のリアルロボット…言い換えるならば「人型兵器」のデザインの多くは胸部が突き出し、上部から見ると洋ナシ形に見えます(特に胸部にコックピットを設けている小型兵器は顕著ですね)。
もっとも、後者に関しては例外も多く、そうしたデザインではないことが即「リアルロボットではない」と断言する根拠にはならないと思いますが…。


何にせよ現在制作しているロボットはコンセプト的に前者のデザインを目指すべきだったのでしょうが、TOP画像でお分かりの通り、そうなっていないことに気付きました(油汗)。いや、設計段階で気付けよ!とは思いましたが…。
だからと言って搭乗者(フィギュア)を横座りさせるわけにもいきませんし、胸板厚合わせで横幅を増やせば機体は確実に巨大化するのは避けられません(概算で全長45cm越えは確実です)。ちょうど胸部の整形作業に取り掛かったことでもありますし、ここは正面から見たら「そう見えない」ように小細工するしかないのでしょうね、…むぅう…。











ちなみに、リアルロボットの始祖ファーストガンダムは典型的な楕円体型、そしてロボットアニメの元祖鉄人28号の胴体は「円筒」でした。もしかして俺の分析は的外れなのか…!?

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