ガレージキットの原型作っててちょいちょい思うことなのですが、「ここはワンパーツにする必要あるのか?」とか、「このパーツはこんなに分厚く作る必要あるのか?」などと自作物にダメ出しする自分と、「そこのトンガリ、削り落としたいなぁ…」とか「そこはデザイン変えてでも逆テーパー出したくない…」とかヘタレる自分が葛藤を起こすことが…。
自分へのダメ出しを肯定し履行できることは、モノを作る人間としてはストイックだし高い向上心でもあるとは思うのですが、あまりそちらの自分に肩入れし過ぎるとただただ苦しくなり、結果原型が完成せず…なんて事もあるものですから、ついついヘタレな自分に妥協しがちにもなります。
その一方でよく自分でも勘違いするのがワンオフ気分で原型を作ってしまうこと。
細かく、薄く、シャープに造形するとそりゃあかっこ良くはなります。
ですのでガレージキットというカテゴリーに限って言えばそれも決して間違いでは無い様な気がするのですが、当企画のコンセプト的には「それで良いのか?」という疑問も生じてしまうのです。
飾るのではなく遊ぶためのガレージキット商品…そんなコンセプトを考えると時には角を落とし、ディティールを省き、パーツを大ぶりにする…なんて結論に辿り着く事もしばしば、グラニ製作の際にはパーツのサイズの関係で一部接着を要するパーツも出てしまったのですが、できれば接着するパーツは作りたくない…というのが本音だったりします(その点に関しては偏に自分の未熟さに因るところが大きい訳ですが…)。
そうした葛藤の末に完成した商品ですので、「自分用」を作るときはワンオフ感全開で仕上げてやりたいな…とは思うわけです。
ブレブレだよ、俺っ
自分が送り出すガレージキットは、ユーザーの手によって初めて感性する、いわば「準ワンオフ作品」…そんな商品であって欲しいな…と。
自分へのダメ出しを肯定し履行できることは、モノを作る人間としてはストイックだし高い向上心でもあるとは思うのですが、あまりそちらの自分に肩入れし過ぎるとただただ苦しくなり、結果原型が完成せず…なんて事もあるものですから、ついついヘタレな自分に妥協しがちにもなります。
その一方でよく自分でも勘違いするのがワンオフ気分で原型を作ってしまうこと。
細かく、薄く、シャープに造形するとそりゃあかっこ良くはなります。
ですのでガレージキットというカテゴリーに限って言えばそれも決して間違いでは無い様な気がするのですが、当企画のコンセプト的には「それで良いのか?」という疑問も生じてしまうのです。
飾るのではなく遊ぶためのガレージキット商品…そんなコンセプトを考えると時には角を落とし、ディティールを省き、パーツを大ぶりにする…なんて結論に辿り着く事もしばしば、グラニ製作の際にはパーツのサイズの関係で一部接着を要するパーツも出てしまったのですが、できれば接着するパーツは作りたくない…というのが本音だったりします(その点に関しては偏に自分の未熟さに因るところが大きい訳ですが…)。
そうした葛藤の末に完成した商品ですので、「自分用」を作るときはワンオフ感全開で仕上げてやりたいな…とは思うわけです。
ブレブレだよ、俺っ
自分が送り出すガレージキットは、ユーザーの手によって初めて感性する、いわば「準ワンオフ作品」…そんな商品であって欲しいな…と。