SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【カスタマイズ】仮想「子供素体」

2012-01-25 03:20:21 | Custom-made
ベータミゼット企画初期の書類を整理していたところ、「子供素体 構造的には可能 ジャケット×」と書かれたメモ書きを発見する。
正直言って書いた記憶は無かったりするのですが、字は間違いなく自分の字で、メモに書かれている他の文面から察するにトールマン素体やファットマン素体の構想案をしていた頃のものであろうかと。

物は試し、本当にできるものかとイプシロンミゼットの腕と脚を切り詰めて「仮想子供素体」なるものを製作してみました。
身長は約8㎝、ミゼットの関節構造であればここまで小型化が可能であるという実証例でもあります。
本来であれば肩幅も切り詰めたいところですが、さすがに工作が難しくなってしまいますので今回はやりませんでしたが、左右で約4㎜は詰める事が可能で、かなり子供の体型っぽくなるものと考えられます。
残念ながら腕部のジャケットはサイズが合わず、また脚部はジョイントそのものが無くなっているためジャケットを付ける事はできません。仮に商品化するならばそこらへんの処理がネックになってくるものと考えられます。…ここまではちゃんと考えていたんだね、昔の俺。


もちろん各関節はイプシロンミゼットと同じ可動範囲のまま、手足がちんちくりんなので若干ポージングにメリハリが足りないような気もしますが、このサイズのフィギュアがグリグリ動く様は新鮮…というか久方ぶり。

子供プロポーションは考えようによってはSDミゼットとも言えなくも無い。もっともSD仕様にするのであれば頭部をもっと巨大にしないとそれっぽく見えないので画像を加工してみました↓

うん、私はやっぱりSDがあまり好きでないことを再認識。










歴史に「if」はありませんが、あの頃、色んな歯車がちゃんと噛み合っていたら、もしかしたら「あったかも知れない」素体。
未来にはあるか?と問われれば、それは皆様が許して頂けるのであれば、そして世の中がちゃんと動くのであれば…ではないかと思うわけです。

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