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NHKの番組収録を観覧しました♪

2011年06月06日 | 日記
 「無法松の一生」に代わる新しい“北九州の歌”を……。北九州市で4日、NHK北九州放送局の特別番組「きたきゅうのうた」の公開録画が行われ、私も観覧しました。同局は、満州事変が起きた1931(昭和6)年、小倉放送局として開局。NHKの放送局としては小規模ですが、放送エリアは北九州、遠賀、京築、筑豊地方、山口県西部と大分県北部と広く、240~270万世帯が視聴しています。福岡県では全国でも珍しく、県内に北九州・福岡の2つの放送局があるのです。

 「きたきゅうのうた」は、今年開局80周年を迎えるNHK北九州放送局が「共に歩んできた地域の人たちに感謝の気持ちを伝えたい」という思いから企画された記念事業で、テーマは「地域愛」。「これぞ北九州の歌」という歌を募集したところ、100を超える応募があったそうです。今回の番組では、選出された7組の歌の中から「ベストソング」を決定しました。

 公開収録は当初、3月12日に行われる予定でしたが、前日に東日本大震災が発生したため中止され、延期になっていました。
司会は井原陽介アナウンサーと安部敏恵キャスター。北九州市出身の大内義昭さん(歌手、作曲家)、中村有志さん(タレント)、原田佳奈さん(女優)のほか、北九州市と同じ工業都市ピッツ・バーグ市(米国)出身のジェロさん(演歌歌手)が審査ゲストとして招かれました。

 撮影した各シーンを編集でつなぎ合わせる形で収録は進行。ステージの端には客に拍手のタイミングを指示したり、別室のスタッフとやりとりしたりするディレクターがずっと立っていました。また。各出場者の登場の合間に繰り広げられる司会者と審査ゲストとの裏トークや、NGシーンの撮り直しなど、私はテレビ収録の舞台裏を何台ものテレビカメラが間近に並ぶ前列2列目の席から楽しむことができました。。。

 最終選考会に挑んだのは、女子高生、オジさん、親子などの7組。フォークから、軽快なポップス、カントリー音楽など、曲のジャンルも様々。旦過市場、ひまわり、「萌える」工場群、若戸大橋など、どれも北九州市のシンボルへの親しみをつづった歌詞になっており、北九州っ子の胸を打ちました。

 ゲストと客席審査員らの投票によって優勝したのは、戸畑出身の冨永裕輔さん(27)が歌う「ひまわりの花」。ピアノを弾きながら力強く歌いあげる富永さんの澄み切った声はプロ級で、約1000人で埋まった会場は大きくどよめきました。この曲は今後、北九州放送局の番組内で使用されるということです。

 審査会の模様は、6月10日(金)午後7時半から73分間の「きたきゅうスペシャル」として総合テレビ(北九州地域のみ)で放送される。公開収録の終了後、30秒の番組宣伝用スポット映像も収録されました。

 また、ジェロさんがヒット曲「海雪」と今月発売の新曲「嘘泣き」、大内さんがギラヴァンツ北九州の応援歌「燃えろ!ギラヴァンツ」を熱唱し、会場は盛り上がりました。

 さて、今回の収録映像がどのように編集・加工されているのか楽しみ。果たして私の顔は映っているのでしょうか???