大好きな花とお茶のDIARY

海と山の自然いっぱいの地「いわき市」で
プリザ-ブドフラワ-とレカンフラワ-の教室を主宰しています。

源氏蛍

2011-06-21 08:00:56 | Weblog
京都での目的のひとつ

1200年の歴史を誇る「旧嵯峨御所大覚寺門跡」で
東日本大震災での犠牲になられた方への供養もかねて源氏蛍を約1000匹放生会なる儀式が
ちょうど未曾有の大震災から100日の18日(土)に行われるとの事で行ってきました。



放生会とは、捕獲した生き物を野に放し殺生を戒める宗教儀式。

こちら大覚寺は「源氏」の発祥の地でもあり、永らく「文化サロン」の役割を果たしてきた寺だそうです。
古来より日本でも「螢火(として親しまれ、源氏物語にも登場する源氏蛍を約1000匹放生。

実は私、まだ蛍を見たことがありませんでした。
写真や画像では、何となくわかっていますが生蛍は人生初★

大覚寺に30分前に着きましたら、雨の降る中長打の列。
でも、早めに門が開放され寺内に。

まずは、音楽奉納(デュオ・シャンタン。バイオリンとビオラの二重奏)。
とても優雅なひと時。

その後に、有難いお経が雨の降りしきる中執り行われました。
雨に濡れながら、皆合掌している姿に感動。

そして、いよいよ源氏蛍1000匹放出(実際は1200匹だったそう)
その頃には、雨も止み
暗闇に光る源氏蛍の幻想的な舞が見られました。


すぐ側にも、飛んできます。
近くの(知らない方ですよ)方が、手のひらにのせた蛍を「ほらっ」と
私に差し出してくれました。

蛍光色に光を放つ源氏蛍とっても小さくてびっくり★





さすがにカメラには、おさめられないので画像お借りしました。




こちら大覚寺は、生け花の「華道芸術学院」の活動もなさっています。


源氏蛍の灯火を見て、改めて命の尊さを感じました。

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