サンタさん

のほほん犬「燦太(サンタ)」の日々を綴ります。

ありがとうさようなら

2011年02月19日 | 燦太(サンタ)
先週、舞い落ちる雪の中、
鉄馬さんたち(えすとさんときむ子さん)が旅立ちました。
全然乗れなくてごめんなさい…




しどちんには彼らの分までがんばってもらわねば!




で、その翌日、燦太にマイクロチップが装着されました。



スキャンされる事態がないに越したことはありませんが、
遠出とか災害時を考えると、今までより少し安心です。

エリザベス燦太

2011年02月05日 | 燦太(サンタ)


実は燦太、昨年11月に、
おなかにできたしこりを切除する手術をしました。
我家に来て以来最大の試練を乗り越え、
今はすっかり元気にやってます。

しこりの原因は、
縫合糸アレルギーといわれるものらしく、
燦太の場合、去勢時に使用した絹糸によるものでした。

調べてみると、かなり稀な症例らしいのですが、
命を落としてしまうこともあるようです。。。

避けるのは難しかったかもしれませんが、
このようなリスクがあることを
せめて事前に知っておくべきだったな、と
悔やんでいます。

みなさまも愛犬に手術の予定があったら
「糸アレルギー」や「犬 肉芽腫」などで
検索してみるとよいかもしれません。

参考になるかどうかわかりませんが、
バックアップも兼ねて、
病理組織診断書から結果部分をそっくり引用します。
(診断元には許可をいただいています。)

★↓☆↓★引用ここから★↓☆↓★

【所見】
右そけいリンパ節近傍の腫瘤:
リンパ節と考えられた直径約1.5cmの腫瘤は、縫合糸様異物を囲むように多数浸潤する類上皮マクロファージ、形質細胞、非変性好中球、リンパ球によって構成されています。炎症細胞の背景には、著明な線維増生ならびに血管新生(肉芽組織)が認められます。腫瘤内には出血・壊死、線維素析出も散見されます。腫瘤の周囲の脂肪組織にも、同様の変化が波及しています。感染性病原体や腫瘍性変化は認められません。病変は完全に摘出されています。

【病理組織学的評価】
病変内に縫合糸を伴う、重度、結節性、化膿性・肉芽腫性、壊死・出血性、皮下脂肪織炎
Marked, nodular, pyogranulomatous, ecrohemorrhagic panniculitis with intralesional suture

【コメント】
縫合糸はおそらく去勢手術の際に使用されたものですが、縫合糸に対して今回のような炎症(異物に対する除去反応)を起こすことは稀で、発生を予測することは不可能です。今回のような炎症を起こした後に、縫合糸の存在しない脂肪組織(皮下脂肪組織、体腔内脂肪組織などあらゆる脂肪組織が対象)に、化膿性・肉芽腫性炎症が生じることが稀にあります。この病態の起こる原因は明らかではありませんが、何らかの免疫の失調が示唆されています。今回の病変摘出は完全ですが、念のため定期的な観察を継続してください。


★↑☆↑★引用ここまで★↑☆↑★

日本語ってむずかしい…
英単語も見たこと無いのばっかり…

犬を飼うということは、
こうゆう読み飛ばしたくなるような難解文からも
逃げてはいけないということなんですね(^▽^;)

というわけで、今後何もない事を願いながら、
注意を払っていこうと思います。