「ゆずてん」に行く

今日、浅草橋のアドリブギャラリーへ『ゆずてん』を見に行った。

ゆず　とは漫画家・須藤真澄さんの飼っていた猫のこと。
去年の１月に、病気のためお空に行った。

よそ様の猫が死んじゃったことが、こんなに悲しくて泣けたことは
後にも先にも、ない。
ＨＰでお知らせを見つけたときはＰＣの前で涙が止まらなくなった。
16才。大往生と人は言うかも知れない。
でも、でも、その別れの悲しさは、私には他人事には思えなかった。

その　ゆず　をテーマにした個展。
２日目の会場は、OPEN間もないのに満員状態。
やーもーすごかった・・・。

グッズ購入も、サインも、とてもとてもな状態。

お話ししたいなぁ。
あわよくば名刺お渡しできたら嬉しいのになぁ。
とってもやさしい、素敵な作品を描かれる方だから
機会があれば是非是非「声」でお仕事ご一緒させて頂きたいなぁ、

なんて思いながら、隙間を見つけつつ携帯のシャッターを押す。
老若男女問わず、たくさんの人が画に見入ってた。

漫画でしか知らないよその猫を、
こんなにもたくさんの人が愛してたんだなぁ。

なんだかちょっと、あったかくなった。

サインをなさってる須藤先生の手前に
ゆずの写真のパネルが飾られてた。
本当にきりりとした面差しの、麗しい子。

改めてご冥福をお祈りします。


・・・・・・私も、いつか、悲しい別れを迎えるのだなぁ・・・。