最近珍しいマニアックな車を見かけることが多い。不景気でも好き者は多いのか。安く払い下げざるを得なかった人が多いのかも。今回、街で見かけたのはVOLVO 780ベルトーネ。850シリーズの前のFRシリーズをベルトーネがデザイン、ボデー架装の両方を手掛けましたね。写真で見た時は、簡潔で好ましいクーペボデーに見えました。実物を見ると、基本的にはイメージ通りでした。しかし、サイドパネルが平板過ぎる様な。もう少し面の張りがあればと思えました。ともかく、レアで上品なクーペでなお且つVOLVOですから長持ちしそう。ゴルフやパーティーの機会が多い人には丁度良い車でしょう。
クリーンなFrクォータービューと多少平板過ぎるサイドパネル
VOLVO 780ベルトーネ
バンパーに刻まれた「蛇腹」。冷静に考えると正面衝突した時、サイドはむしろ広がるのだから、蛇腹は縮まない。純粋にデザインだったかも。これも、ヘッドランプワイパーも最近見かけませんね。
クリーンなFrクォータービューと多少平板過ぎるサイドパネル
VOLVO 780ベルトーネ
バンパーに刻まれた「蛇腹」。冷静に考えると正面衝突した時、サイドはむしろ広がるのだから、蛇腹は縮まない。純粋にデザインだったかも。これも、ヘッドランプワイパーも最近見かけませんね。
ベルトーネやピニンファリナ、カルマン等のカロザリはこういう車の生産で糊口を凌いできました。
既存セダンのプラットフォームを元に美しいバランスを組み立てるこういう仕事は名人芸でしたね。
日本やデトロイトと違いモデル寿命が長いこの時代の欧州2ドアは普遍的な自動車美を追求していて良いですね