F1日本。FP3
順位 | ドライバー | チーム | タイム | ラップ数 |
---|---|---|---|---|
1 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | 1:32.092 | 14 |
2 | D.リカルド | レッドブル | 1:32.394 | 10 |
3 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:32.731 | 13 |
4 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:32.784 | 9 |
5 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:33.011 | 12 |
6 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:33.271 | 13 |
7 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:33.284 | 12 |
8 | J.パーマー | ルノー | 1:33.639 | 13 |
9 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:33.639 | 10 |
10 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1:33.646 | 11 |
11 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:33.714 | 12 |
12 | E.グティエレス | ハース | 1:33.787 | 16 |
13 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:33.865 | 9 |
14 | S.ペレス | フォース・インディア | 1:33.921 | 11 |
15 | D.クビアト | トロ・ロッソ | 1:34.037 | 12 |
16 | R.グロージャン | ハース | 1:34.272 | 13 |
17 | F.ナスル | ザウバー | 1:34.388 | 12 |
18 | M.エリクソン | ザウバー | 1:34.544 | 13 |
19 | J.バトン | マクラーレン | 1:34.548 | 11 |
20 | E.オーコン | マノー | 1:35.230 | 13 |
21 | P.ウェーレイン | マノー | 1:37.256 | 10 |
22 |
予選
2016年 F1 第17戦 日本GP 予選結果
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1分31秒858 | 1分30秒714 | 1分30秒647 |
2 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分32秒218 | 1分31秒129 | 1分30秒660 |
3 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分31秒674 | 1分31秒406 | 1分30秒949 |
4 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分31秒659 | 1分31秒227 | 1分31秒028 |
5 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分32秒487 | 1分31秒489 | 1分31秒178 |
6 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分32秒538 | 1分31秒719 | 1分31秒240 |
7 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分32秒682 | 1分32秒237 | 1分31秒961 |
8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分32秒458 | 1分32秒176 | 1分31秒961 |
9 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1分32秒448 | 1分32秒200 | 1分32秒142 |
10 | エステバン・グティエレス | ハース | 1分32秒620 | 1分32秒155 | 1分32秒547 |
11 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 1分32秒383 | 1分32秒315 | |
12 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1分32秒562 | 1分32秒380 | |
13 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1分32秒645 | 1分32秒623 | |
14 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1分32秒789 | 1分32秒685 | |
15 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分32秒819 | 1分32秒689 | |
16 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1分32秒796 | 1分32秒807 | |
17 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | 1分32秒851 | ||
18 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 1分33秒023 | ||
19 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分33秒222 | ||
20 | フェリペ・ナッセ | ザウバー | 1分33秒332 | ||
21 | エステバン・オコン | マノー | 1分33秒353 | ||
22 | パスカル・ウェーレイン | マノー | 1分33秒561 |
F1日本GP 予選トップ10ドライバーコメント
2015.09.27
F1第14戦日本GPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「昨日は2セッションともウエットコンディションだったから、ドライコンディションに合わせてマシンをセットアップするのは簡単ではなかった。でも燃料をたくさん積んだ状態と、予選ランの両方を行ってみて、すごくいい感触を持つことができた。いいラップを何周か走ることができた。ダニ(クビアト)がウォールにヒットした時に走っていたラップもとても速いものだった。チームから彼が無事だと聞いて本当に嬉しかったよ。明日の決勝には自信がある。チームがマシンに取り組んでくれたおかげで、僕らはシンガポールの時と比べると、また強い状態に戻りつつあるようだ」
ルイス・ハミルトン 予選=2位
「今週末はマシンの感触がパーフェクトなんだ。エンジニアたちがいい仕事をしてくれているおかげだよ。ニコ(・ロズベルグ)とのバトルも楽しんでいる。彼は素晴らしい仕事をしたね。今日は楽しかった。このコースでは常に改善を求めて戦わなければならない。最後のラップはとてもいい感じで始めることができたんだが、ターン7まで来たところで赤旗が出た。とても大きなクラッシュだったが、幸いダニール(・クビアト)は自力でマシンから降りて歩くことができた。明日は厳しい戦いになりそうだ。コンディションが大きく影響する。スタートは重要だ。ここでは他のマシンの後ろにぴったりついて走ることができないし、オーバーテイクが難しいからね。それでもやれるだけのことをやるつもりだ。(鈴鹿でのグランプリを7回経験して一度もポールポジションを取ったことがないことについて)このサーキットではうまくいかないんだ。理由は分からないけど、このサーキットでは一度も快適に走れたことがない。大好きなサーキットなのに、満足できたことがない。セットアップが完璧に決まらないからかもしれない。とはいえ問題は僕自身なんだ。何年もいいマシンに乗っていなかった時期もあるけれど、最終的には僕自身が問題だ。集中して準備万端でここに来ても、快適に感じられない。変な感じだよ。でも今日はそういう部分のほとんどを克服したと思った。去年のウエットでもそう思ったけど。今日は、ここでは今まで走ったことのないような、これまでで一番いいラップを走っていた。でも最後まで走り切ることができなかった。走り切れなかったから意味はないけど、僕自身はいい感触を持っている。明日はいいペースで走れると分かっているのだから」
バルテリ・ボッタス 予選=3位
「鈴鹿でまた3位に入ることができてすごくハッピーだ。いい一日だった。FP3の後にいくつか変更を行い、それがまさに必要としていた効果を発揮した。僕らチームはとてもいい仕事をしたと思う。マシンに乗っていて快適に感じる。鈴鹿ではそれはとても大切なことだ。セッションはすごく楽しかった。昨日のコンディションの関係でタイヤウエアについてのデータは十分にないけれど、3番グリッドからスタートするのだから、明日は表彰台を目指すべきだ。このサーキットはシンガポールと比べると僕らのマシンとの相性がいいと分かっていた。ただ今日は過去経験した土曜の中でも一番難しかったといっていいほど苦労した。金曜が雨だったし、ここは予選がとても重要だからね。だからこそこの結果は嬉しい驚きだよ」
セバスチャン・ベッテル 予選=4位
「僕にとって難しいセッションだった。序盤は全くうまくいかなかった。マシンの感触をつかめず、正しいバランスを見つけられなかった。でもQ3でミディアムタイヤで走った2回目のランではQ2の時よりかなりいい状態になっていた。マシンが生き生きしてきたと感じた。最終的にそれなりに満足いく結果になった。いいラップを走れたと思う。それまでよりかなり満足いくラップを走り、競争力のあるタイムを記録することができた。今日はうまくすれば3位を獲得できただろう。ひとつだけ届かなかった。メルセデスの競争力はいつものレベルに戻ったね。残念なことにこれまでと同じレベルになった。明日は彼らが優勝候補ということになるだろうが、もちろんやれるだけのことをやる。レッドブル・レーシングやウイリアムズとの戦いも激しくなるだろうけどね」
フェリペ・マッサ 予選=5位
「いい予選だった。明日のためにタイヤを1セット温存することができたしね。マシンの競争力は高かったけれど、Q3で赤旗が出たために最大のペースを発揮することができなかった。でもすごく大きな事故だったから、ダニール(・クビアト)がマシンから自力で降りることができて本当によかった。明日は長いレースになる。楽しみだよ。強力なパフォーマンスを発揮できるはずだ」
キミ・ライコネン 予選=6位
「今日の予選結果には本当にがっかりしている。常に速さを発揮していたし、マシンの挙動もとてもよかった。予選ラップの最初の2周はうまくいったのに、Q3最初のランは平均的な出来だった。タイヤのグリップが完璧ではなかったんだ。2周目を走れなくて残念だ。もっといいタイムを出せたはずなんだ。でも赤旗でセッション終了となってしまった。明日のレースには未知の部分があるね。皆、ドライコンディションでロングランができなかったから。でも僕らは問題ないはずだ。すべてをうまくやって、いくつかポジションを上げたい。長いレースになる。少し後ろのグリッドだけど、いいスタートを決めて、そこからさらに上を目指す。赤旗によって本当に残念な結果になってしまった。平均的なラップを1周だけしか走れず、それが最終結果に大きく響いた。最後のランのアウトラップの方がいい感触を持っていた。でも赤旗が出てアタックができなかったんだ」
ダニエル・リカルド 予選=7位
「何よりも一番大事なのは、ダニー(クビアト)が無事だってことだ。録画はまだ見ていないけど、あそこを通過する時にクルマを見た。チームから無線で彼は無事だと教えてもらった。今日のセッションは、全体的にそれなりにうまくいったと思う。マシンには満足していたので、その感触からすると7位がふさわしいとは思わない。トップ5には入れたはずだ。それでも明日に向けていい状態だと思う。タイヤウエアに関してもいい状態だし、何が起きるか楽しみだ。決勝の戦略はさまざまな可能性がある。1回ストップも可能だけど、2回ストップが主流になるだろうね。(F1iのインタビューに答えて)他のドライバーたちよりタイヤをうまくセーブすることができるんじゃないかと期待している。(プライムでは)すごく快適に走れた。オプションの方が感触はいいけど、ロングランではプライムの方がいい。プライムを2セット分セーブしたチームがいくつかある。ウイリアムズもそうだと思う。彼らはオプション-プライム-プライムで走ろうとしているのかも。いずれにしても僕らの戦略が前のドライバーたちより速いことを願っている」
ロマン・グロージャン 予選=8位
「Q3に進出できるなんて思っていなかった。0.5秒足りないと考えていたんだ。チームの皆はすごい仕事をしたね! Q3ですごくいいラップを走った。2回目のランはできなかったけれど、大事なのはダニール(・クビアト)が無事で、自力でクルマから降りてきたことだ。レースではグリッドと同じ位置を維持してポイントを獲得したい」
セルジオ・ペレス 予選=9位
「いろいろ考えると、9番グリッドというのは悪くない。ここからいいレースができるだろう。Q3最後のラップを走り切ることができず残念だ。でも一番大事なのはダニール(・クビアト)が無事だったということだよ。あのラップでタイムを出せていたら、ロマン(・グロージャン)より上に行けただろう。明日はスタートで彼の前に出たいな。ロータスが僕らの主なライバルになると思うから。タフなレースになるだろう。前に速いマシンがいるからね。でもここでは何が起こるか分からない。天候にも注意していかなければ。ここのレースではタイヤマネジメントが重要だ。金曜がウエットだったから、まだいくつかクエスチョンマークが残っている」
ダニール・クビアト 予選=10位
「レーシングカーに乗っていて横転したのは初めてだ。何にだって初めてはあるっていうけれど。痛みよりも失望の方が大きい。2輪を芝に乗せてしまい、あそこはランオフエリアが狭かったために、まっすぐウォールに突っ込んでしまった。FP3が順調にいかず、かなりプッシュしていた。限界を超えた結果、ああなった。マシンはかなりひどい状態に見える。ただでさえこの2週間は大変だっていうのに仕事を増やしてしまって、チームの皆に申し訳ない。(アタックし終わっていたら)どの位置まで行けたと思うか? 分からないけど、10位ってことはなかったはずだ。ストレートでは速さが足りないけど、高速セクターではマシンの感触がすごくよかったんだ。明日もいつもどおりベストを尽くす。これまでのキャリアの中で一番激しいクラッシュだ。20Gぐらいだと言われた。あのコーナーではいつも最適なブレーキングをしようと心がけるが、やりすぎて芝に触れてしまった。そういうことも時にはある。特別なことではない。僕自身のミスだ。 何よりチームの皆に大量の仕事をさせることになってしまったことが申し訳ない。マシンの状態はあまりいいとは言えないから、今夜は彼らを手伝うつもりだ。マシンを作る仕事は彼らほど得意じゃないけど、今夜はできるだけ遅くまで一緒に残る」
決勝
順位 | ドライバー | チーム | タイム差 | ピット | |
---|---|---|---|---|---|
1 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | 1:26:43.333 | 2 | |
2 | M.フェルスタッペン | レッドブル | +4.978 | 2 | |
3 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | +5.776 | 2 | |
4 | S.ベッテル | フェラーリ | +20.269 | 2 | |
5 | K.ライコネン | フェラーリ | +28.370 | 2 | |
6 | D.リカルド | レッドブル | +33.941 | 2 | |
7 | S.ペレス | フォース・インディア | +57.495 | 2 | |
8 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | +59.177 | 2 | |
9 | F.マッサ | ウィリアムズ | +1:37.763 | 1 | |
10 | V.ボッタス | ウィリアムズ | +1:38.323 | 1 | |
11 | R.グロージャン | ハース | +1:39.254 | 2 | |
12 | J.パーマー | ルノー | + 1Lap | 1 | |
13 | D.クビアト | トロ・ロッソ | + 1Lap | 2 | |
14 | K.マグヌッセン | ルノー | + 1Lap | 1 | |
15 | M.エリクソン | ザウバー | + 1Lap | 1 | |
16 | F.アロンソ | マクラーレン | + 1Lap | 2 | |
17 | C.サインツ | トロ・ロッソ | + 1Lap | 2 | |
18 | J.バトン | マクラーレン | + 1Lap | 2 | |
19 | F.ナスル | ザウバー | + 1Lap | 1 | |
20 | E.グティエレス | ハース | + 1Lap | 2 | |
21 | E.オーコン | マノー | + 1Lap | 2 | |
22 | P.ウェーレイン | マノー | + 1Lap | 2 |
F1 日本GP 決勝:トップ10ドライバーコメント
2016年10月10日
優勝:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「なんて素晴らしい週末だろう! 金曜日にシグナルが青に変わった時から素晴らしい感触だった。フリー走行で良いリズムを掴み、力強い予選を終え、レースではまずまずなスタートを切り、リードを築き、ペースをコントロールすることができた。僕のエンジンはサイクルの中で最後のレースだったから、少しセーブしなければならなかった。でも、ギャップは常に安全圏だった。日本には勝つために来たし、それを実現できたのは本当に特別なことだ。この伝説的なレーストラックで勝てたのは最高の気分だ。3年連続でコンストラクターのワールドチャンピオンを、ここ日本、ブラックリー、そしてブリックスワースにいる全ての同僚たち、さらには何十万ものダイムラー従業員の皆に最大級のお祝いを言いたい。これを実現させてくれた全ての人、全パートナーにとても感謝している。彼らは本当に最高だ! ここ数年にわたって信じられないくらいの努力をしてくれた彼らはこの賞にふさわしい。いっぱいお祝いをしよう! 自分自身のお祝いはあまりし過ぎず、少しにしておこうかな。シーズンはまだ終わっていない。まだ数戦は世界を周らなければならないし、エネルギーをキープしておく必要があるからね! そして今週末に来てくれた観客の皆にも本当に感謝している。鈴鹿のファンはいつも特別な雰囲気を作り出し、素晴らしいショーを催してくれる。アリガト!」
2位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「スタートで決まることはわかっていた。今日は本当に良いスタートを切れたし、自分のリズムを掴むことができた。スタートをまとめて、2戦連続で2位を獲得できたことに満足している。ニコの後ろに居座って、タイヤをコントロールすることができた。チームは僕に本当に強い戦略を与えてくれたし、それに加えてクルマのバランスもとても良かったので、成功したレースを楽しむことができた。2台のメルセデスの間に割って入ることができて本当に嬉しい。再びチームにとって素晴らしいリザルトだ。僕たちにはレースで速いペースがあったけど、それでもまだニコはクルージングしていたと思う。僕がスピードを上げたときは、ニコもそれに合わせてきたし、僕が減速すれば、彼もそうしてきた。彼はコントロールしていた。最終ステージでは明らかにルイスの方が少し速かったし、彼に捕えられそうなのはわかっていた。ピットボードのタイム差はラップ毎に縮まっていた。最終シケインの進入で彼がミラーに入ってきたので、自分のポジションを守ったし、それによって2位を守ることができた。ブルーフラッグについていくつか懸念があったし、僕たちはそれについて話す必要があると思う。去年も今年の序盤は僕も同じ状況だったし、レースをしたいという彼らの言い分も理解できるけど、周回遅れにしている人々は表彰台を賭けてレースをしているんだし、異なるアプローチを取らなければならない」
3位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「スタートで何が起こったのかはよくわからない。エンジニアたちの話を聞く必要があるけど、あり得る範囲で最悪のスタートだった。僕のいた側は完全にドライにはなっていなくて、ホイールスピンが多かった。でも、それだけではない。他のみんながトラクションを得て前に進んでいく中、僕はかなりポジションを落とした。フラストレーションが溜まったけど、そうなってしまったのはしょうがない。そういうことは起こるものだ。その後、レースの序盤にはキミほどのペースがなかったし、長く走らなければならないことはわかっていたので、早い段階で彼に本気で仕掛けようとはしなかった。レース後半はずっとおもしろくなったし、ハードタイヤでかなりいいペースを引き出すことができた。クルマのフィーリングがよくなって、より快適に感じていたし、オーバーテイクできるようになった。フロントウィングをちょっと強くしたらアンダーステアが完全に消えたので、フィールドを前進して、ギャップを縮めることができた。2位になれなかったのは残念だけど、今日は自分にできる最高の仕事をしたと思う。全てのポイントが重要だし、できる限り多くのポイントを獲得するために全力で走った。ニコは素晴らしい仕事をしたし、彼は堅実なマージンを稼いでいるので、僕にとってドライバーズチャンピオンシップは前よりも厳しくなった。今日のレースのように、そして、いつもそうしているように、僕の持てる全てを尽くしていくつもりだ。僕にできるのはそれだけだ。自分にできる最善を尽くすことに集中する。どうなるかは見てみよう。今日来てくれたみんなには本当に感謝している。ここのファンはいつものように素晴らしかった」
4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「とても良いスタートが切れたし、最初の2周でリカルドとペレズを抜いて良い進歩を果たせたし、僕たちはフェルスタッペンよりも速かった。今日、僕たちは2番目に速いクルマだったと思う。タイミングの問題だったし、マックスはトラックポジションを維持するために出来る限り早くにピットインを行い、それが彼にとってうまくいった。最後は軟らかい方のタイヤで行くことにした。当初はうまく行くと考えたけど、デグラデーションがあまりに酷くて、そのグループから落ちてしまった。批判するのは常に簡単なことだし、もっと知識のある多くの“専門家”がいると思うけど、クルマに乗っている僕だけでなくピットウォールも第2スティントを延ばすこの戦略を実行したかった。ブルーフラッグでかなりのタイムを失ったのは事実だし、おそらくそこでルイスにトラックポジションを奪われた。彼はストレートで周回遅れのマシンをクリアしていたように思う。でも、ペースはおそらく表彰台に挑戦するには十分ではなかった」
5位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「昨日の予選は良かったけど、ギアボックスの問題とそれに伴うスタートポジションの変更はこのようなトラックでは理想てきではなかった。もちろん大きな失望はある。僕たちには良いクルマがあったし、上位に留まることができていれば、よりフリーエアと多くのスピードで戦えていただろう。スタートは良かったけど、そのあと他の人の後ろで身動きがとれなかった。他のクルマに続くのは本当にトリッキーだったし、挙動にかなりの影響が出た。彼らに近づいて、攻撃するのも難しかった。一旦彼らをオーバーテイクした後は自分の走りができたし、クルマも速く、ハンドリングも良かった。今日はもっと良い結果を出すための十分な速さがあったのは確かだ。残念ながら、こうなってしまったけどね・・・」
6位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「今日は僕にとってあまりエキサイティグなレースではなかったし、残念ながら僕の日ではなかった。キミのペナルティは僕たちにとってはちょっと残念だった。グリッドの濡れた側になってしまったし、それによってスタートに妥協を強いられたからね。蹴り出しはそれほど悪くなかったと思うけど、ルイスがスタートに苦労していて、彼の避けるためにウェットの部分を走らなければならなかった。それによってセルジオにポジションを奪われてしまった。セブはターン14でいい立ち上がりをして、ストレートですばやく僕を片付けたし、そのあとペレスにもすぐにやられてしまった。そんな感じで僕の第1スティントは形づくられた。僕たちは前を走るクルマについてくことに苦労していたし、汚れた空気のなかで彼らについていくことができなかった。それに僕たちには攻撃するための直線スピードがなかった。トラフィックにも苦しめられたし、ついてなかったよ。最終スティントの終盤はクリーンエアーに出ることができたし、いくつか良いラップを刻むことができたけど、十分ではなかった。それについてあまりくよくよするつもりはない。今日、他のことをやれたとは思わないし、そんな状況であり、レース展開だった」
7位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今日は楽しめたし、レース中に全ての正しい決断ができたと感じている。スタートはとても楽しかった。ターン1の進入ではクリーンな走りができて、3位になっていた。ポジションを守るために全力を尽くしたけど、とても速いクルマを後ろに抑えるのは難しいだろうって分かっていたので、賢明になって、自分のバトルを選ぶ必要があった。僕たちのクルマは今日とても速かったし、2ストップ戦略が僕たちにとっては確実に正しいものだった。つまり、コース上でウィリアムズ勢を抜く必要があった。彼らが違う戦略で走っていたからね。でも、幸運にも彼らを素早く抜くことができた。ピットストップが全て終わったレース終盤はとにかくタイヤを労わって、トラブルを避けるだけだった。今日はとても有益なポイントを獲得できた」
8位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「レースにはかなり満足している。7位も可能だったかもしれないけど、昨日、理想的な予選ができなかった代償を払うことになったね。1周目は良かったけど、トップ10の中の後ろからスタートしると、対処しなければならないトラフィックも多いし、それによってタイムが犠牲になってしまった。バルテリをパスしたのが僕のレースのハイライトだね。その1周前でパスしようと並んだけど、最終コーナーの立ち上がりがうまくいかず、ターン1でチャンスを逃してしまった。それで自分自身に『ここで捕らえられなければ、逆にシケインで捕まえるぞ!』と言い聞かせた。ホイール・トゥ・ホイールの接戦だったけど、うまく動けたと思う。2台がポイント圏内でしっかりとフィニッシュすることが重要だった」
9位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「タフなレースだった。最初から最後まで懸命に戦った。僕たち2台ともスタートで2つポジション失ったけど、おそらくそれは他のドライバーと比べて僕たちの履いていたタイヤのせいだと思う。序盤のペースは他と比較してあまり有望そうではなかった。1ストップを実行するために長めにステイアウトして、それがうまくいった。フォース・インディアの前でフィニッシュできれば良かったけど、今日は彼らのマシンの方が良かった。第1スティントでは13位と14位だったのに2台でポイントを獲得することができた。ポジティブなレースだったと思うし、戦略がとてもうまくいった」
10位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「チームの戦略面でライバルと違うことができたのが良かった。今日これ以上の結果を出すのは無理だった。簡単に言えば、もっと速いクルマを作る必要があるし、カレンダーにある残りのサーキットが僕たちにもっと適してることを願っている。今日は純粋なペースがなかった。僕の側から言うと、第1スティントで先行するクルマになっていたので、僕たち二人のうちでより戦略がうまく機能すると期待していたけど、そうならなかった」
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