今週のHand Works

その日に作ったモノを紹介

ファミリー・益子焼

2012-04-13 11:25:08 | Weblog

 春です!

昨日今日とお天気が良かったので,外へ出てきましたが、桜やれんぎょう、野の花も咲き,春一色です。

先週から本番に咲き始めた桜の花。この一週間の間に風や雨の日があったにも関わらず、まだ咲き続けていました。

昨日はダーリンがお休みだったので,十ウン年ぶりにふたりだけでお花見。桜の見事な名所(近場デス)を何を話すでもなくぶらりと歩き、程よく歩いたところで、シートをひいてゴロリと横になり(サイコーにキモチ良かった!デス)空と桜の花を見ていました。

雲ひとつない晴天で、気温もちょうど良く、私にとって新年度スタートに勢いがつくお花見になりました。

さて、時は二ヶ月ほどさかのぼった,まだ真冬の2月の頭,家族で益子へ陶芸体験をしに出掛けました。

私自身は学生のときに,授業で四年ほどいじった経験があり,その楽しさは今でも忘れられず、機会があればまたやりたいな~と思っていました。

そしてちょうど娘が美術の授業で陶芸を習い、かなり興味をもったらしく、“おや、これは絶好のタイミング!”とばかりに家族でファミリー陶芸を企画しました。

自宅から二時間ほどの益子には,数々の陶芸体験の場があり,初心者でもOK!写真をみておわかりと思いますが、ちゃんとした仕上がりにしてくれます。

せっかく設備の整ったところに来ているのだから,普段はできない粘土いじりができた方が断然楽しい!うむを言わさず,家族みな、電動ろくろを使う事に決定。(私が好きだから)

作る物は,各自のご飯茶碗はかならず!で,余りの粘土ではそれぞれ作りたいものを作ることに。

息子ははじめての電動ろくろに物怖じもせず、果敢に取り組んでいました。もちろん、プロの方が遠目にチェックは入れているので,ヤバそうな時にはすかさず助けの手を入れてくれて、大助かり!結果お茶碗、小皿、湯のみなど数点作りました。

息子作:ご飯茶碗 息子作:おつまみ小皿


電動ろくろに興味はあっても、どうして良いか分からない娘は、プロに教わりながらすこしづつカタチにして、お茶碗、小皿、ぐい飲み(これはパパからのリクエスト)などを数点。

娘作:ぐい飲み 娘作:ご飯茶碗 娘作:小皿


ダーリンもはじめてながら、丁寧にマグカップを作っていました。(息子が粘土の大半を使ってしまった…)

夫作:マグカップ


わたしは数点のご飯茶碗を作った後に,以前から作りたかった大皿にチャレンジ!プロのお助けもありカタチになりました。

わたし作:大皿


約二十年ぶりの土の感触が心地よく懐かしさで胸がいっぱいになり、それと同時に学生時代の授業中の笑えるエピソードが走馬灯のように?よみがえり、それらを娘に聞かせたりもして、楽しい製作時間になりました。

それから焼き上がりまでの一ヶ月半の間、ダーリンのインフルエンザ(この翌日から発症…),息子の二度のインフルエンザで時は過ぎていきました。

焼き上がった作品が届き、家族で一斉に一個一個の包みを開けるときのワクワク感!共通の思い、です。

このキモチはわたしの宝物となって一生忘れないでしょう。

陶芸を通した,学生時代のだけでなく家族との思い出。この先,土をいじる度にこれらが思い出されると思うと,最高の宝物です。

娘や息子も何かの折りに、土を通して,この日を思い出してくれたらいいな…。