今週のHand Works

その日に作ったモノを紹介

憧れのマカロン

2011-05-12 10:53:17 | Weblog
雨降りの数日、ゴールデンウィークも肌寒かったりはてまた初夏の陽気だったり…。わたくしはすっかり風邪ひきサンですが(あ”~声が出ない…)皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて先月の末に、バレンタインの時に可愛さにつられ、衝動買いをしたマカロンのキットを娘に作ってもらいました。
私自身はレシピを読んで、時間がかかりそうだな~と敬遠していたのですが、娘に丸一日ヒマな日ができたので、「作ってみたら?」と提案したらノッてきました。どうやらお友達のバースデイプレゼントに使うそうです。

私は見ているだけ。作業はすべてレシピに書いてあるので、読んで娘が作業していました。口出ししないでお菓子を作れるようになったんだぁ…と改めて娘の成長ぶりに感心したのもつかの間、質問が飛んできました。
マカロンの生地の柔らかさが分からない!と。そんなコトを言われても私自身が経験していないので、レシピの通りやってみて!けれどそこは出来映えに重要なトコロで混ぜすぎてもすぎなくてもいけないらしいのです。
まあ、二人ともこのへんで…というところで混ぜるのはやめ、次の行程へ。なにせピンクとイエローの2色を別々に作るのだから手がかかるのです~。
生地を絞り出し、しばらく指で触ってもつかない位乾燥させてからオーブンへ。(ここもマカロン特有のピエという焼き上がりのギザギザが出るか出ないかのポイントらしい)
オーブン庫内の温度も余熱時は160度、焼く時は130度と気をつけなければならず、(2色目はスッカリ忘れて途中まで160度で焼いてしまった…)いつものお菓子作りのようには気が抜けない!
焼いている間に、中にはさむバタークリームを作り、焼き上がり冷めてから、クリームをサンドします。それから、お待ちかねのデコレーション。やっとこの行程に行き着いて、私も楽しんでデコりました。
デコレーション以外はほぼ全部娘が作業をしましたが、こんなに手間ひまがかかるマカロン様。半日はマカロン様に付きっきりでしたヨ。
見栄えカワイク、味も美味しく(後をひくのでコマる~)娘は「また作ってもイイヨ」と言っていました。

後日、実家の母から「ピエール・エルメ」のマカロンを買って来た!との報が入りました。
なんてタイムリー!本物のマカロン様は一体どんなお味なのか?!興味津々、娘とともに食べに出向きました。
正直な感想はとしては、「宮廷のお菓子」のイメージ。マリーアントワネットが寝そべりながら羽の扇で仰ぎながら優雅に頂いている姿が想像されますね…。
私たちが作ったマカロンとの決定的な違いは、後口。食べ終わるとス~っと消えるのが、エルメ。私たちのは舌触りがざらついていたので、ここに繊細さの違いを感じました。
もちろんフレーバーもオトナ味で、ぜんぜん違うんですケド。

次回は20年来の憧れ、「ラデュレ」のマカロン様を頂いてみたいモノです。