田川RC応援団

陸上クラブ田川RCは、筑豊田川の陸上チームです

スズメバチに襲われました(T_T)

2012年09月24日 00時08分57秒 | 日記
 昨日、家の木の伐採作業をしていたら、スズメバチに襲われ両腕をハチに刺されてしましました。
 突然、山肌からの攻撃です。
 今からの季節、山登りなどする場合は十分に気を付けて下さい。

 一般的に言われているのは、8、9月は働き蜂がどんどん増えていき、数が増えるほど外敵に対する攻撃性も高くなり、危険性も大きくなります一番危険な時期です。

 刺された、自分が言うのも変なのですが、何かの役に立てばと思い、スズメバチの注意点について書きたいと思います。

○注意する事
激しい動きや大きな声・音、きつい匂いなどに敏感に反応し、襲ってきます。近づいてきたら速やかに逃げ、手で追い払ったりしないように。巣の近くでタバコなど吸うと襲われる危険大です。

○白系の服装で
スズメバチの眼は白黒しか判断できないそうです。特に、黒色に対しては敵対心をあらわしますので、黒系の服装には注意が必要です。山登りや作業をする時は、白系の服装で。
 
○もし刺されたら
刺されたらどうなるかは、人によって違います。自分の場合は刺された後は、かなり痛みがありました。
 人の持つ抗体が何種類かあるそうですが、ある抗体を持っている人(アレルギー体質の人)は大変です。刺されてから15~20分で顔面蒼白になり、震えがきて吐き気を催し、そのまま昏倒してしまいます。さらに数十分で確実に死に至ることもあるそうです。 その他の体質の人は、さされた個所は真っ赤に腫れ上がり、熱をもって激痛に襲われる、とのことです。

○すぐにその場を離れる
 速やかにその場所から離れてください。少し身をかがめるようにして,姿勢を低くして逃げます。
 逃げる際は手ではらったりするとハチを刺激して危険です。1匹のハチに刺されると毒液(興奮物質)が空中にまき散らされるため,その場に止まっているとさらに多数のハチの攻撃を受けることがあります。
 スズメバチが追いかけてくる距離は種により違いますが,概ね巣から10m~50m程度で,通常は20m~30mも離れれば心配ありません.アシナガバチでは数m~30m程度追いかけてきます。
 
○水道があれば、傷口を流水(水道水など)でよく洗い流す事
 傷口を流水(水道水など)でよく洗い流し,手で毒液を絞り出すようにします。
 この際,口で吸い出していけません。たとえ飲み込んでも消化管からは吸収されませが、口内に傷があると傷口から体内に入るので危険です。
 毒を薄める効果(水溶性のタンパク質が水に溶ける)と傷口を冷やし腫れや痛みを和らげる効果が期待できます。ただし,ショック症状の発現を予防する効果はないそうです。

○薬を服用
抗ヒスタミン剤あるいはステロイド軟膏(副腎皮質ホルモン軟膏)を塗りましょう。
虫刺されの薬(キンカン)など、アンモニアの物は効きません。
「ハチに刺されたら小便をかける」のは愚かな行為なのでやめておきましょう。
 その他にハチ刺傷時の民間療法として,渋柿の汁を塗る,アロエの汁を塗る,タマネギの汁を塗る,ヘクソカズラの汁を塗る,スズメバチ酒を塗るなどが知られていますが,いずれも効果についてはよく分かってないそうです。

○速やかに医療機関を受診する
 以上の処置を施した後、できるだけ速やかに医療機関を受診してください。
 ハチ刺傷に対する治療は対症療法が中心で、特効薬はないそうです。

 ※アナフラキシー症状は極めて短時間(早い時は数分)で起こります。少しでも変わった症状がみられたら速やかに医療機関に受診する事が一番です。
 自分の場合は、30分後に救急病院にかかり、アレルギー症状、血圧・心拍数・顔色なども正常だったので、炎症を和らげる注射と外科処理のみですみました。

 皆さんも十分、気を付けて下さい。
コメント
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