田川RC応援団

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第60回全日本実業団対抗選手権の初日、博多の森陸上競技場での男女の1万メートルの結果

2012年09月22日 07時43分25秒 | 陸上競技
全日本実業団対抗選手権の初日の結果が、毎日新聞 田内隆弘さんが書いた記事が掲載されていたので紹介したいと思います。

福士さんと小林さんのやりとりの記事に感動しました。
さすが福士さんですね。 『福士学校』っすね(^^♪

毎日新聞 田内隆弘さん、本当にありがとうございました。
今後も生きた記事の掲載を宜しくお願いします。

≪以下は、毎日新聞 田内隆弘さんの記事をそのまま掲載しています≫

陸上の全日本実業団対抗選手権(毎日新聞社共催)は21日、福岡市の博多の森陸上競技場で開幕。男女の1万メートルを行い、女子は小林祐梨子(豊田自動織機)が31分51秒91で日本人トップの2位となった。セリー・チェピエゴ(九電工)が31分33秒76で優勝。ロンドン五輪代表の福士加代子(ワコール)は3位だった。男子は宮脇千博(トヨタ自動車)が日本選手の大会記録を9秒余り更新する27分41秒57の大会新記録で日本人最高の4位に入った。ポール・タヌイ(九電工)が27分30秒22で3連覇した。

 ◇「福士さんの言葉に励まされ、涙」

 女子1万メートルを日本人トップの2位でフィニッシュした小林は、思わず左手で目頭を抑えた。「福士さんの言葉に何度も励まされて、涙が出た。おかげで最後までついて行けました」。フィニッシュ直前で競り勝った日本の第一人者に向かって、深々と頭を下げた。

 レース序盤からチェピエゴ、福士がぐいぐいペースを上げたが、1500メートルの日本記録保持者・小林は「自信がなくて」、集団の中に控え、5000メートル過ぎでようやく飛び出した。

 7400メートル付近で福士に追いついてからは、さながら“福士学校”。「ここで前に出なきゃダメ。何やってる」「前で走る感覚を忘れてるだけ。ほら、これだよ」。近年思うような走りができずにいたかつての天才少女は、マシンガンのように繰り出される?咤(しった)に背中を押された。

 小林にとって1万メートルはこれが2回目の挑戦だが、あくまでも駅伝に向けた体力作りが目的という。それでも「5000メートルに向けていい自信になる」。大きな目に、力がみなぎった。
コメント
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