目を伏せて話すひと。に気づかされたこと

仕事柄、たくさんのひとと接していると
いろんな共通点に気がつくことが多いのだけど

最近ちょっと変化してきた。

これも自分の思い込みとか、そのときの気分なども影響しているのではないかと。
それと、いつのまにか他人をジャッジングしてる傾向があるのかも、と。

例えば、窓口に講座の申込にいらっしゃる方で
目を伏せて、下を向いて話すひとがいた。
帽子を目深にかぶったりして・・

たいていこういう方は
早口でまくしたてるように話す、か　話さない。
他の人の話は聞いてないか、耳に入ってない。
質問すると、ちょっとむっとする。
印象はちょっと暗い。

でも根気よく
話をしていると（途中で挫折することもあるけど）
・・・最後にちゃんとこっち向いてくれるのだ。
時には笑顔もつけて。

この瞬間に私はとっても申し訳ない気持ちになってしまった。
最初にレッテルはった目で見てごめんなさい。

これと同じことを無意識にしているのではないかしら？と思った。

申込の態度はかくあるべき。というラインをつくっているとする
（じつはこれが固定観念とか常識というものにとらわれていたりする）
このラインにちょっっとでも外れている人は
わたしにとって異質なのだ。
ここで、受け入れるという気持ちがあれば実はとても楽になれるのに

なかなか

今までの『完璧を求める融通の無さ』が
邪魔をする。

ここでちょっと相手のことに思いをはせてみる

このひとは、何かあったのかな？
何を求めてここへ来たのかな？
もしかしたら精一杯の行為なのかもしれない。
すごく勇気がいったのかもしれないね。
わたしが見ているのはこの人のほんの一部。しかも目にみえている部分。
目に見えないものを感じてみよう。

・・・すると

意外となんでもよくなってくるから不思議。

このひとはこうだ。という白黒つけたがるところから
あいまいさを受け入れるってことなのかな。


頑固なひとはお腹も固いし頭も固い、便もかたい。（笑）
ゆるゆるゆるめてみよう。