やまおのほほん日和・・・

毎日24時間、いろんなこと感じながら生きていこっ!

JICAから。。

2008年05月21日 23時43分36秒 | Weblog
昨日・・・
こっちで、ニュースを見ていたら・・・

中国の四川大震災で・・・
日本の医療援助隊が現地入りしたとか。。。



「国際緊急援助隊」12名。。


その人たちの胸には大きく・・・


「JICA」(Japan International Cooprertion Agency)

の青と白のワッペンがっ・・・・。。。


JICAの「JOCV」(Japan Overseas Cooprertion Volunteers)として
協力隊に来ている私にとって・・・

パッと目に飛び込む見慣れたマーク。。


こうして・・・
世界のあちらこちらで・・・
日本人が、頑張っているのを見ると(しかも、外国から)・・・
自分も勇気づけられる。。

と同時に・・・
私たち協力隊も、普段は「JICA」とは
マークやバッチをつけていないが・・・
常に「JICA」から・・・ということを頭において
行動しなくてはいけないなぁ・・・
と改めて考えさせられた一件。。



どうか・・・
どうか・・・
四川大地震の被害者が・・・
1人でも、多くの人が助かりますように・・・

祈ることしかできないが・・・
シリアからも、願っています。。

大人のケンカ。。

2008年05月20日 23時58分37秒 | Weblog
今日の朝、ダールハナン園へ行こうと
バスに乗っていた時のことである。

歩くと30分はかかるし、おまけに坂なので・・・
ダールハナン園へ行くときは、このバスを利用する。


そんなバスで起こった出来事。。


いつものようにバスに乗り・・・
座っていると・・・

後から、他の場所より、男の人2人が乗ってきた。。


お金を払った後、小さなチケットを受け取る。

そこに書かれていたコトで・・・
大ケンカが、運転手とその1人のお客とで始まったのだっ!!


そのチケットには・・・
物価が値上がりする前の(5月初旬)「5sp」(¥10)と書かれていた。

でも、今は値上がりし・・・
バスは「7sp」(¥14)を払わなければいけない。

私も、書かれていることと違うことはわかっていたけれど・・・
ここはシリア。。
値上がりはしても、値札などはしばらく変わらない(値上がりと共に)・・・ことは、
目に見えていた。

しかし、お客はどうしても許せなかったのだろう。。
(日本人みたい?!)


バスの運転手は運転中。。。

そのことが、私には気がかりで仕方がなかった。。
私の「命」がかかってるからね。。(汗)

しかも、こっちの人って、必ず・・・話すときに人の顔を見る。。
これは、常識だけど・・・
こっちの人は何をしてても見るのよ。。
たとえ運転中であってもね。

だから、こっちで、タクシーの運転手に幾度となく・・・
私から話かけておいて・・・
「前向いて!」と言ったことか。。
それくらい・・・人の顔を見て話を聞くのだ。。


しばらくして・・・
かなりの言い合いに・・・
お互いが引かない。。

でも??
おかしいね。。
日本だと、あきらかに、バス会社側が悪いのだが。。

しかも、日本だと・・・
そのうち言い合いで、カッーっとなって何が起こるかわからない。
だから、周りの人は、見てみぬフリ・・・。。

でも、シリアって・・・
日常茶飯事にこんなことが起こるから、
最初は私も、こんな言い合いには、絶対逃げていたケド・・・
私も、あっ・・・またやってる・・・ぐらいにしか思えなくなっている。
しかも、バスだから逃げようもないし。。
客観的に、大人でも、こうして、自分の思いを包み隠さず・・・
うーーーーんと言えてすごいな・・・
スッキリするだろうな・・・なんて考えつつ・・・
早くしてくれないと・・・時間が遅くなるんだけど・・・みたいな。。

そのうち、対向車線の同じ会社のバスが通り・・・
そのバスの運転手や乗客に、
窓越しに・・・
「お前たちはいくら払った?」
「いくらとチケットに書いている?」と・・・。。
こんなことをしていたら・・・
もちろん!!関係のない一般の車も渋滞!!
後ろから、クラクションの連発!!

さすが、シリア人。。
自分中心。。
納得のいくまで・・・何とかしようとする。。。

が・・・
まぁ・・・言うだけお互い言って気持ちが収まったのか・・・
そのままバスが動き・・・


いやぁ・・・
今回のことは明らか・・・
バス会社が100%悪いケド・・・。。

まぁ・・・
これが、シリアね。。

その他のお客様のことなんて2の次でした。。

私は、園に間に合って良かった!良かった!
あれっ?私も自分のことしか・・・
考えてなかった・・・(汗)

「ナクバ」(破局)。。

2008年05月19日 23時59分29秒 | Weblog
「ナクバ」



これは、1948年にイスラエルが誕生し、
第一次中東戦争によって、
パレスチナ難民が発生した事件を
パレスチナ人が呼ぶ言葉。。

「ナクバ」:破局・・・大惨事・・・といった意味である。



1948年

イスラエルの建国とともに多くの村が破壊され、
パレスチナ難民が発生した。。


それから・・・60年。。


2008年の今年は、
ナクバから60周年を記憶する催しなどが
パレスチナ人の居住する世界各地で現在開かれているようである。
シリアのダマスカスでも、先日、
パレスチナの第一次中東戦争前の、街の写真展があった。。

当初70万人といわれた難民は、この60年間で400万人以上になり、
第三世代、第四世代の子どもたちが、
ヨルダン川西岸、ガザ、レバノン、シリア、ヨルダンなど
難民キャンプで育っている。

私の居る・・・シリア。。
ここにも、「パレスチナ難民」といわれるパレスチナ人が
シリア各都市で生活している。
もちろん私の住む「ハマ」にも。。

そして・・・
活動先の「ムハイヤム園」でも・・・
そのパレスチナ難民の子どもたちが通っているのである。





先日・・・
母と姉のシリア訪問。。

その中で、活動先である「ムハイヤム園」の訪問したときのこと。。

母が・・・
突然・・・

教室で子どもたちが歌を歌ってくれたとき・・・

泣き出した。。

それも・・・
大粒の涙。。。

すぐに、私はなぜ泣いているのか察知した。。

そのときは・・・子どもたちや先生に・・・
「みんなに会えて、歌が上手で嬉しくて、泣いているのよ」と
アラビア語で伝えた。。

しかし・・・
実際は違う・・・ということを私は解っていた。。

母の前に居る・・・
テレビでなくて、写真でなくて・・・
初めて会う「パレスチナ難民の子どもたち」。。

キラキラした瞳に・・・
ニコニコ笑顔に・・・
人懐っこさ・・・
嬉しそうに歌う歌声が・・・母の胸には痛かったのだろう。。

故郷に戻れない悲しさ・・・
そんなことを味わったことのない私たち日本人に・・・
いったい何がわかるというのだろう。。

母はその後、笑顔を取り戻したが・・・
園長先生と私たちで話したときに、
パレスチナのこと、昔のことたくさん話を聞かせてもらった。

私も、少しは園長先生の口から聞いたことがある。
しかし、こんなにも直接的に聞いたことはない。
どこか、自分の心の中で、戸惑いがあったからだっ。
辛いコトを聞いてもいいのだろうか???と・・・。。

しかし・・・
母は、まさか!シリアに来て、パレスチナ難民の方と
話せる機会があるなんて思ってもいなかったようで・・・
(私の活動は難民のキャンプ地といっていたのだが。。)
この機会に、是非!!聞きたいと・・・
たくさんの話を私の通訳?!を通じて、聞かせてもらった。。
快く聞かせてくれた園長の話の数々・・・。。


ここでも・・・
また大粒の涙・・・の母。。。


さすがの園長もこのときばかりは、なぜ泣いているのか
わかったであろう・・・。。

同情なんて・・・どうなんだろう・・・
私の心も揺れる。。

でも、自分の心に、正直に表現できる母・・・
すごいよね。。

私は、いつも感じたことでも、自分の心の中は2の次で
人の目を気にして、ぐっと気持ちを抑えてしまう・・・


母の最後の質問に・・・
「今でもパレスチナに戻りたいですか?」と・・・
園長が・・・
「もちろんっ!!だから、私はこうして、机の上にパレスチナの地図を貼っているのよ」
と園長も訪れたことのない机の上パレスチナの小さな地図を見せてくれた。
(園長の親が幼いときにシリアに来て難民となったため)

見慣れたこの机の地図・・・
こんな園長の想いがあったのか・・・
わかってはいたことだけれど・・・初めて知った本当の気持ち。
こんな機会をくれた園長にも、母にも感謝だね。。

母は最後に・・・
「私たちも遠くの日本から、あなたたちが自分の国へ帰れることを
 心より願っているわ。」と言葉を添え・・・

園長の手を握り・・・肩を抱いた。。


初めて出逢った人同士・・・
たった数時間で、こんなにも近くなれるなんて・・・
うそや偽りのない母の気持ちに園長も、心を開いてくれたのだろうか・・・


初めてパレスチナのキャンプ地を訪れた母と姉・・・

きっと・・・
日本にいた時よりも、パレスチナに対する視野が広がったであろう。。

私も母と姉の訪問で・・・
私はまだ、8ヶ月ここに居る。。
だからこそ!できることもあるのではないだろうか・・・。。
そう、もう一度感じさせてもらった気がする。。

この夏、できれば・・・
今や少なくなってきている当時、パレスチナに住み、
実際にここに連れてこられた人の話を
私の耳で直接、聞きたいと思っている。




現在・・・
パレスチナ難民は世界中の難民の4人に1人。
故郷に帰ることも、生まれ育った
諸国に帰化することもかなわず、
相変わらず不安定で貧しい生活を続けている。

日本人の私に、大きなことは出来ないが・・・
そんな人たちが、少しでも・・・

「笑顔」になれるよう・・・

それが、私がここで出来るコトである。



そして・・・
遠い遠い国で起こっているコト・・・
ではなくて・・・
「知るコト」から始まる気がする。。




1948年 パレスチナ難民が発生して・・・

60年。。

この月日は取り返すことはできないが・・・
この月日を無駄にすることなく、
今後の将来が、明るいものとなるように・・・心の底から、願っている。。



*日本でも・・・
 パレスチナ難民を追ったドキュメンタリー
 「パレスチナ1948・NAKBA」という映画が上映されているらしい。。
 (東京・ユーロスペースにて上映中、ほか全国順次公開)
 URL:http//nakba.jp
 興味のある方は、どうぞ・・・。。


*写真は「パレスチナ」の地図。
 私の同僚のパレスチナ人は、嬉しそうに・・・
 「私はここから来たのよ」と指さして教えてくれた。

初!お医者さん。。

2008年05月18日 00時00分33秒 | Weblog
13日に・・・
シリアで・・・お初!!の「お医者さん」へ行ってきた。。

シリアで、今まで赴任して、
予防接種以外で「お医者さんへ」行ったことがない。

「ハムドリッラー!!」


でもでも・・・・
先日、クッキーを食べていたら・・・事件が。。


クッキーを食べて、カミカミカミ・・・・ん?ん?ん????

ゴリッ!!!!


キャァァァーーーーーーーーーーーーー!!!!



シリアだっ!!


クッキーに石が入ってる。。。(汗)


1-2ミリぐらいの石が入っていた。。


もぉぉ。。。と思って、空になった口の中が、何かおかしい????


左奥の歯が・・・か・け・て・る!!!!


えぇぇぇーーーーーーーー!!!!

クッキーごときにやられてしまった。。
なんとも・・・歯がクッキーでかけたのだっ。。

ありえない・・・・。。。

こんなにもろいのか?!
私の歯。。。


痛みは全くないので、しばらく・・・放置。。
とりあえず・・・歯磨きだけして・・・放置。。
2日ほど・・・放置。。
もしかして、夢?!
もしかして、次の日、歯が生えてくる?!なんて・・・思って放置。。

しかし、今まであった歯がかけたんだから、そりゃー!!違和感あるわ。。


ってことで、仕方なく・・・・

ドクトーラ イスナーン「歯医者さん」へ、シリアで初のお医者さんへ行ってきた。。

怖い怖い・・・口の中だし・・・
アラビア語だし・・・専門用語わからないし・・・

しかも、できるだけ、首都のダマスの医者をJICAは進める。。

でも、大家の娘が「歯の大学」で勉強してて、
ハマで唯一の有名な医者「DCC」なら大丈夫!!っていうから。。。
私も、長くかからないといけないなら・・・
ハマの自分の任地のお医者さんのほうが良い。。


昼に行って見せると・・・
コレは1時間かかるから、夕方来なさい・・・と。。。

あまりに医者のアラビア語がわからない(人によって癖のあるしゃべり方があったり)ので、
夕方は、大家の娘にお願いして・・・
付いてきてもらった。。。


歯医者の前になると・・・

足が止まる。。

大家の娘が、「大丈夫!大丈夫!」っと無理やり手を引っ張る。。
強制連衡・・・。。。

「まさみ・・・」と呼ばれ・・
診察室へ。。。

ゲッ!!
想像していたのとは違う・・・。。。
すごいシステムだっ。。
さすが・・・ハマ一!!

まずは・・・
歯の問題のところを、内視鏡?!でみる。。
すげーーー!!!
日本にこんなのある??
そしてそして・・・ポチッ!とボタンを押すと・・・写真がとれるの。。
これには驚いた。。

しかーーーーし・・・・
それからのやり方がひどい・・・・。。。

痛い痛い・・・。。

しかも・・・
どうやら・・・「神経を抜く?!」とか言ってるらしい・・・・。。

「歯が死ぬの?それは嫌だ!!!」何度、この言葉を言ったことか。。。

途上国では、問題の歯があれば、抜けばいい・・・と思っているところが、多いみたい。。。
こえぇ・・・・・。。。

それだけは絶対!!いやっ!!と拒み続け・・・
大家の娘にも説得させられたが・・・
「JICAは禁止なの!! 私、歯を抜いたら日本に帰らなきゃーいけないわ」とウソを。。。

先生も困り顔と・・・めんどくさい?!感じがにじみでてる・・・。。。
時計に何度も目をやる先生。。


とりあえず・・・
神経を抜くことなく・・・
麻酔の注射をかけられ・・・
治療が進み・・・
痛みがないので(麻酔のおかげで)、
何やられているかわからないのが、怖い。。

そして・・・
新しい銀歯をいれることに。。

日本だと、ガムみたいなもので、一度、型をとる。
その1週間後とかに、銀歯を入れにもう一度通う。。

しかし・・・
ここはシリア。。

銀の小さな鉄板を持ってきて・・・クネクネとする先生。。

えぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!!
今から入れるの?!

歯の隙間を広げようと・・・
先生が力をいっぱい込める・・・。。

麻酔しているから、わからないのが・・・怖いよホント。。


でもでも、あまりの緊張と・・・
麻酔が効いているのか(と言っても口の中のみ)・・・
長時間だからか・・・
  

妙に・・・ね・む・い・・・・。。

私の悪い癖。。
どこでも寝る。。。


やばい!やばい!
といつの間にか、治療より・・・
睡魔と闘う自分でしたっ!!


ってことで・・・
治療が無事終了。。


しめて¥1800なり。。



麻酔が切れて痛みが、少しあったけど・・・
今は、全く違和感もなく・・・


良かった良かった。。



最初で最後にしたい・・・初お医者さんでした!!


*ちなみに写真は、園で「私の歯が痛い・・・」
 というアラビーの体操のときの子どもたち

いろんな「変化」。。

2008年05月13日 23時58分04秒 | Weblog
最近・・・なんだか・・・「変化」するコトが多い。。。



1ーこの前の夜・・・家のベランダの向こうにいるワンコ2匹(前のブログ参照)の
  吠える声が、妙に低くなったと感じた。。
  ん???
  犬も大きくなると声変わりをするんだっ!!!
  って勝手に思っていた。
  
  だって・・・
  キャンキャン!!って吠えていたのに・・・
  ウワォンウワォン!!とドスの効いた吠え方。。
  
  で・・・たまたま・・・次の日に、窓を開けたら・・・

  ん??ん??ん???
  
  あれ?あれ?あれ???

  2匹の犬のほかに・・・大きな黒い犬。。
  しかも・・・かなり・・・イカツイ!!!

  

  ギロッ!とこっちをみる。。。
  こえぇぇぇーーーーの。。。

  でも、さすが・・・シリアの犬ね。。。
  自分より大きな犬に、ペコペコと慕ってるの。。
  しっぽをフリフリしてね。。。

  そんなこんなで・・・
  3匹になりました。。。
 
  どうか・・・私のベランダへ乗り込まないでね・・・と願うばかりです。。
 
  声変わりの「変化」でなくて・・・
  家族が増えた「変化」でしたっ。。




2-そうそう!!!
  何だか、日本もガソリンに、物の値段が、値上がりしたみたいだけど・・・
  
  シリアも・・・なんとも・・・急に!!!(シリアらしい)

  値上がり!!!

  しかも・・・元の値段の倍近くになってる。。。


  例えば・・・
    ガソリン1ℓが¥15 だったのが・・・ ¥50
    お米1キロが¥70 だったのが・・・ ¥110
    バス代(ダマスカスまで)¥180 だったのが ¥330

  ホント大幅な値上がり!!!

  いやぁ・・・私たち隊員も、かなり痛い。。
  しかし、シリア人はもっとだろうなぁ。。。

  シリアは物価が安い!!と思っていたのに・・・
  今後はそうも、いきませんなぁ。。。
  この「変化」は痛いです・・・・。。(涙)



3-ちょうど、以前ハマで短期隊員だった方が、シリアへ遊びにきました。
  この方は、私が、ハマに赴任して1週間で日本へ帰国したのですが・・・
  私の家探しや、ハマに来たての私に、お店を教えてくれたり・・・
  いわば・・・
  私の赴任当初を知ってるっ!!ってな訳。。

  ハマの私のお家にもお泊りし・・・
  いろいろ懐かしくおしゃべりしている中で・・・
  
  「まさみちゃん・・・強くなったよね?!」と・・・・。。。
 
 えええぇぇぇーーーー!!!ホントかしら?!

 隊員のみんなに言えることだけど・・・っていってたけど。。

 でも、こうして、私の赴任したての頃を知っている(っていっても1-2週間の付き合いだけど)人に
 言われると・・・ねぇ。。。

 シリア人にもまれてか・・・
 何でも思ったことを言わないと・・・
 シリア人ペースで流されるし、勝手に決められるから・・・
 日本人にたいに気を使っていたら・・・大変!!

 でも、私、変わったのね。。
 意外と「変化」しているんだわ。。。


 困った。。。日本に戻れるかしら?!




もぉぉぉーーーーーーーーーーー!!!

2008年05月12日 01時38分15秒 | Weblog

日本へ荷物を送ろうと・・・
ダマスカスの郵便局に、行ってきた。

先日、母と姉がシリア人にもらったお土産や、購入したもののを送るためにね。。
それに、おばあちゃんやいとこのおばちゃんのお土産も加えて。。。

なんとも26Kg!!

まぁーそれはいいとして。。。

こうゆう、シリアの公共の施設でいつもイライラすることが多い。。
その辺の人との関わりは、温厚で・・・世話好きで・・・
日本にはないステキなところを持ったシリア人なのだが。。

しかし、仕事となると・・・
要領が悪くて、お客様のサービス精神ゼロ。。。
こんな場でも、お茶を飲みながら、「ちょっと待て、ちょっと待て」という感じ。。
んーーーーーーーー!!!!

たまたま郵便局が混んでいたとは故・・・
自分と関係のないところは、全く混んでいても手伝わず・・・お茶を飲む。。。
(例えば切手を売ってる場所、重さを量るところ、ハンコを押すところと分かれている)
まぁ・・・こんな事にはもう慣れっ子なのだが・・・
「ちょっと待て・・・」と言いつつ・・・
他の後から来た客のを先にしたり・・・
もぉぉぉぉぉぉーーーーーーー!!!!!イライラ。。。。

そして・・・
待っていても進まないから、窓口に荷物を持って行って・・・
箱を2重にしてもらおうと思ったら・・・
同じ大きさの箱だから、もちろん1つの角は破れる(裂ける)。。
それを窓口の人と一緒にやったのに、
箱詰め担当の別のおっさんが、「そんなやり方と違う!!」と怒りだした。。
そしたら、一緒にやったはずの窓口の人が、
私がアラビア語を解からないと思ってか?言い訳なのか?
「コレはこいつがやったんだっ!!!」と私のせい!!!

コレには、私もプッツーーーーーーーンッ!!!!!!

今までのイライラと共に爆発!!!!

「何で???私だけのせいなのかっ?? はーーーーっ???

悔しくて悔しくて・・・お怒りも頂点に!!!
(やっぱり・・・私、シリア人になったわ。。気持ちを素直に出すようになったな)


結局、窓口のおっさんは、私のお怒りに驚いて・・・
隣にいた傍観者のシリア人に止められました・・・(苦笑)

こんなふうに・・・
シリアはのんびり・・・いいところもたくさんあるけど・・・
日本のお客さんサービス精神を知っている私だけに・・・
こっちのやり方に、イライラ。。。しかも・・・「仕事」なのにね。。
まぁ・・・これもシリアなんだろうけど。。。
ある程度のことは、いつも「シリアだから・・・」と思ったり、
日本語で愚痴をその場で吐いて(シリア人には解らないからね)スッキリするんだけど・・・
今回のことは許せなかったのよ。。。。

まぁ・・・何はともあれ・・・無事に家に着くことを・・・願います。。。

ラザーン宅へ訪問。。

2008年05月11日 01時06分42秒 | Weblog
5月6日 
「アイード アルシャヒダア」
(戦争で亡くなった人を供養する日?)の日である。


そうそう・・・
この日は、朝の9時になると、銃声が20発ほど聞こえる。。

ホントに近くで、この祝日を祝ってか・・・
銃声を鳴らす。。

去年もそうだった。。
しかし、去年はそんな事も知らずに、
ホントに近くて体にも「ドンッ!」と感じるほどだったので
怖くて怖くて・・・
しかも、5分以上続く・・・

慌てて、大家に電話で連絡したことを思い出した。。

あれから、1年かぁ・・・・と感じつつ・・・



今日の祝日は・・・

週の真ん中とあって、1日ポッツリ・・・お休み。。。

前日に、ラザーン(ムハイヤム園の先生)から
「家に来ない?」と誘いがあったので、11時からラザーンの家へお邪魔する事に。。

私の家から、車で10分ほどのハマのバス乗り場の近くに彼女の家はあった。
静かな住宅街の建物の2階。。
普通のシリアの家とは、形が少し違った感じのおうち。。

早速、「お客さんの部屋」に案内された。。
シリアでは「お客さんの部屋」というのが、一般的な家にはある。
友達や親戚が、家に来たりすることの多いシリアの文化。
喫茶店や外で会うよりも、こうして家に招く。
「お客さんの部屋」は家の中でも、大きなソファーや高価な飾り物があったり・・・
きれいにされているが・・・・
私は、落ち着かなくて・・・普通の家族の居間のほうが好き。。




まぁ、でも初めはこうして「お客さんの部屋」に。。


そうそう・・・・
イスラムの女性は、いつも外に出る時、「ヒジャーブ」と呼ばれる布を頭に巻く。
コレは、家族や旦那以外の男の人に、女の人の髪の毛を見せてはいけないからだ。
夏でも、冬でも外に出る時や、男性のお客さんが家に来ても「ヒジャーブ」を巻く。

でも、ココはお家に、私は女性。。
ということで、ラザーンはヒジャーブを、普通に私の前で取り出した。

いやぁ・・・・・
驚くね。。。。。

女であっても、いつも園で見る「ヒジャーブ」のラザーンとは
違うからさぁ・・・・・。。。

かわいい・・・を通り越して・・・
マジマジマジ!!! キレイ!!!! お美しい!!! べっぴんさん!!!
写真でお見せできないのが、残念。。。

こっちの女性って、子どもの頃から、なぜか色っぽい。。
中学生ぐらいになると、もう「子ども」でなくて「女」ですよ。
だから、20代をすぎると、年が解からない。
私より、年上だろうと思ったら、かなり年下だったことが、何度もある。。
だから向こうも、日本人の私を見ると、年下に見えるらしくて・・・
20歳とよく言われる(笑笑笑)

まぁ・・・とにかく色っぽくて、きれいで・・・
家着なのにね。。。。

ラザーンは8人兄弟の6番目。
女が6人で、その後、待望の男の子が2人(イスラムでは男の子が必要、多いほどいいみたい)
ラザーンはその女の子の中でも、6番目。。
次は、男の子!!!と思ってたら、また女の子だったってわけ。。。
でも、ラザーンが生まれなければ、
確実に私はここに居ないし、ラザーンとは知り合えなかった。。
そう思うと・・・
神様、6番目も女の子でありがとう!!だよ。。。


ホントみんないい人で、やっぱ、この親にこのラザーンあり!!ですわ。。

いろんないろんなお話を、ラザーンと、家族と・・・兄弟とした。。
ラザーンの友達もたくさん私に会いに来てくれ・・・
しかも!!
みんな私の名前を知ってるのっ!!
「まさみー!!」ってね。。
コレには驚いた。。
私、この人に以前、会ったっけ?!ってね。
どいやら、ラザーンの話に良く出てくるらしい。。(何を言われているかは???)


お昼ごはんも頂きました!!

気づいたら19時で・・・
そのまま、ハマで行われているお祭りへ。。



ラザーンのお姉ちゃんと、そのお姉ちゃんの友達夫婦と・・・
変な組み合わせで・・・。。。

お祭りはさすがの休日とあってすごい人!!
なので、草原で休憩を。。
コレもホントシリア人ならでは?!
草原といっても、道路と道路の間にある草を植えてあるところ。。
そこに適当なマットを敷き、何をするでもなく
みんなで集まってペチャクチャ ペチャクチャお話。。
そして、お決まりの「ビズル」と呼ばれる種を食べて・・・
その時間を楽しむ。。
通行人の噂話をしたり・・・隣の人の話をしたり・・・
私も仲間入り!!
日本人の私の話題で、お隣さんのマットは持ちきり?!かしら。。。


帰りはみんな家まで送ってくれました。。


シリア人と過ごす休日。。。
こんな時間も、残りの任期楽しみたいなぁ。。。
以前までは、アラビア語がわからなかったり、シリア人の生活ペースに疲れたり。。。
でも、今は、仕事と時には、なかなか話せないことも
休日だとゆっくり話せる。。(おしゃべりして、大半はすごすからねぇ。。)

今回のラザーンと過ごした休日で感じたコト。。

それは・・・
そういえば、いつも一緒に関わる人って、だいたいが私より年上で
家庭を持ってたり・・・子どもがいたり・・・
でも、ラザーンは私とも歳が近くて、
(以前のブログに21歳と書きましたが、25歳だったの!!)
同世代の彼女。。
やっぱ、考える事や話が合う。。。
将来のこと、これからのこと、これまでのこと・・・
家族を想う気持ち・・・

いやぁ・・・
同じぐらいの人との時間もいいもんですなっ。。


そんなこんなの休日でした。。






やってらんないよっ。。。

2008年05月07日 04時38分43秒 | Weblog
「ありえない・・・・・。。。。」




久々に婦人連盟の事務所へ行ったら・・・

なんとっ!!

今日限りで、辞めさせられた先生が何人もいるではありませんかっ!!!




本当にありえない・・・・・。。。





日本じゃ考えられないね。。
だって、今は、日本で言う3月の卒園前に当たる時期。。
子どもも先生も、お互いの関係が出来ていて・・・
お互いが大好きで・・・

そして、小学校へと見送る・・・・大切なこの時期。。。


理由は・・・

「お金が無い・・・」


ただ、それだけ。。。





あ・り・え・な・い・・・・・・・・。。。。




先生を雇うお金が無いというのだっ!!
今の今まで、一生懸命に働いてきた先生が、お金が無い・・・
この理由で、急遽、「明日から来なくていい・・・」と????

はぁぁぁぁーーーーーー!!!!

人を何だと思ってるのよっ!!!


だから、先生達はいつもビクビクしているの。
自分が切られる?!と。
ある意味、日本はそんな面では、かなり守られているよね。。
先生の職って。。


今回・・・
ハマ婦人連盟所属の契約の先生のみが、10人ほど切られた。。


というと・・・
ざっと・・・

400人ほどの子どもたちに影響がでるっ・・・・。。。

そして、残っている園の先生にかかる負担が、コレまで以上になることは、目に見えている。。。


先生の居なくなったクラスの子どもたちは、
他クラスと合併させられるか、他の先生が(園長や用務員さん)変わりに入るか・・・になる。。



子どもの気持ちは?
大好きな先生が、居ない・・・。。
自分のこともわかってもらえない。。
(1人1人違うからね。担任は1人1人を把握するでしょ?!)
ましてや、名前さえも呼んでもらえない。。


途上国では、まだ、先生がいるだけマッシと考えなくちゃー、いけないのだろうか。。。




こんな中で、「子どもにとっての、良い保育?!」・・・・
       「子ども主体の保育?!」・・・・


ありえません・・・・・・・・・・。。。。





あぁぁぁーーーーーー!!!!





たまたま婦人連盟にいたザラファと・・・・
早く切り上げて、婦人連盟を出て・・・・

こんな日は、「呑むぞーーー!!!」と。。


っていっても、ここはイスラム。。


なので、「コクテル」と呼ばれる、日本でいう「ミックスジュース」。。
お店に入って飲みました。。



それもビックリするくらい・・・でかいのっ!!


あぁ・・・やってられないわ。。


↑お店にあった水槽。。癒されること無く・・・(汗)




どうなることやら。。。。