「新」司法試験 いよいよ

2006年05月17日 | 新司・ロースクール
このブログ、
タイトルに「法科大学院」というのが入っている割には
ここまで勉強やロースクールのことにはあまり触れてきませんでした。

そういった内容は、より適切な方が、より的確に紹介されていますし、
僕自身、このブログを書く意味を別のところに求めていますから、
そういう結果になるのも自然なのかな~と思います。



ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、
さすがにこれには触れなければ
という一大イベント(新・司法試験)が今週から始まります。

4日間(中休み1日を入れて5日間)という長丁場で、しかも一発勝負。
今年受験される方の緊張感・ストレスは想像に難くないものがあります。

ましてや「どんだけ勉強さすねん!」という膨大な試験範囲。
直前期に短期間で全範囲をまわすことが受験の鉄則なんて言われたりしますが、
直前期の2~3日で全科目をサラーッと回せるなんて可能なのでしょうか?

それができないとすれば、当然「焦り」ます。
誰だってそう。
そこで開き直れる人間は、多分、よっぽどのバカか今年受かることを諦めちゃった人。

ほとんどの受験生が「焦らなくていいんだよ、みんなそうなんだから」と
自分に言い聞かせて、今この時も勉強しているんじゃないかと思います。

もし、今年受験する人の中でこの記事を読んでくれた方がいたら、
その人はホントに凄い!と思います(理想的です)。
こんなクソ忙しい時に、よくこんなバカちんブログをのぞいてくれました、と。
きっと合格されると思います。

その心のゆとり、試験会場では物凄いアドバンテージになると思います。
きっと、「火事場のクソ力」が炸裂します。



今週、第1回目の新司法試験があるということは、
僕が受ける新司法試験まではあと1年ということになりました。

思えば、
会社を辞め、現行の司法試験を目指して勉強を開始し、
途中から法科大学院入学を目指して適性試験対策や小論文、志望理由書なんかも考え、
無事入学して、無事進級しー、とホント「あっちゅう間」でした。

そして、ここまで自分にさんざんの投資をしてきました。
時間、そしてお金。
ちなみに、これからの1年、さらなる追加投資が予定されています(笑)

確かに、今の環境に身を置いたこと自体から既にたくさんのものを得ています。
友人であったり、先生との交流だったり、思考力だったり、
速読だったり、要領だったり、自己管理能力だったり、教養だったり・・・
今の状態でリーマン復帰すれば、結構いい仕事ができる気がします。

でも、やっぱ司法試験に受かんなきゃしょうがない訳ですよ。
もっと言えば、1発で受かって将来の選択肢を広げることが、
今までの投資を早期回収するには必要不可欠なんだと思うわけです。

幸い、そのために今やるべきことはハッキリしています。
それをやるか、やらないか、の2択です。
ハッキシ言って追い込まれてます(自分でもビックリ!)。

これからの1年、
直前期に2~3日で全範囲を総さらいできる自分を作っていきます。

そして、
このバカちんなブログを更新しちゃうような、
ゆとりある精神状態で試験本番をむかえられるよう、
早め早めに準備をしていきたいなと思っています。

本当に「1年」で終わらすために。



受かったその時は、どこかで合格体験記でも書きます。
その締めの文章は、もう決めていて、こんな感じです。

「最後に、受験期間中、勉強面からサポートして頂いた学校の先生方、先輩、伊藤塾、生活面・精神面も含めてサポートしてくれた友人、ブログで交流した方々、そして、あらゆる面から私をサポートしてくれた家族・彼女、そういった大勢の方々のサポートなしにこの合格はなかったと思います。感謝、感謝です。本当にありがとうございました。」

どーーーでもいいことだけど、
「家族」の後に「彼女」って入ってるとなぜか文章が締まる気がします(笑)
彼女がいない状態で合格体験記を読んでいると、最後の「彼女」に過剰反応してムカついたりするんだけど、それがまたいいんだよね。発奮材料になるし。

ウソでもいいじゃん!みんな書いとけばいいのに。



♪Sheryl Crow   The First Cut Is The Deepest


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
・・・ (あき)
2006-05-19 02:06:59
人間死ぬ気になれば



それなりの出来ると思います。



体が弱く



私自身30歳まで生きれると思ってなくて



人生を足早に過ぎて来ました。



今、普通に生活していることが



凄く幸せです。。



普段何気なくしてることの幸せを



感じてもらえればよいのですが・・・

















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こんにちは (ハックル→あきさん)
2006-05-21 15:53:23
頭では理解できても実感するのは難しいってことの典型例ですねー



でも、共感力が高ければできないことじゃない、とも思います。



受験生活って、いろんな面で日々勉強です。



こういう環境に身を置けたことに感謝しています。
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