全国各地で桜が満開を迎え入学式も無事終わったようですね。
小学生から中学生になった時、私はすごく大人になったような気がしていました。
(気がしていただけだけど^^;)
rinkoさんの書かれた記事を読んで、いつか私もご紹介したいと思っていたお話があります。
小学6年生だった男の子が卒業を前に取り組んだ
「下級生に残す一冊本」という調べ学習の課題がありました。
その男の子は「いま、日本中で、虐待されたり、捨てられる猫がたくさんいると聞いて、
なんでこんなにひどいことをする人がいるんだろう」と疑問を持ち、
「猫の保護活動について」というテーマでその課題に取り組むことにしました。
そこで実際に保護活動をされている方々にアンケートをお願いしたそうです。
今回、保護活動をされていてそのアンケートに協力されたおひとりである
「ほんわかな時間」のくぅさんが
男の子から送られてきた完成したレポートをご紹介して下さいました。
これは出来るだけたくさんの人に読んで頂きたい記事です。
「ある小学生の思い」
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まずはこちらをお読み下さい。
大人になった私達でさえ思わず目を逸らしてしまいたくなるような現実に
真正面から向き合って、深く考え
それを子供らしくストレートな表現でまとめ上げた素晴らしいレポートだと思います。
現実を知った時、この子はどんなに辛かっただろう…。
疑問に思う→調べる→真実を知る→自分自身で考える→自分自身の言葉で伝える
単純だけど、とても難しい過程。
これだけのことを、今どれだけの大人が出来ているのだろう。
メディアやネットで得た情報のほんの表面だけを見て、わかったような顔してる。
それで真実はどこにある?そして自分はどう思う?
まとめの言葉は、きっとこの子がこれからもずっと持ち続ける信念だと思います。
自分の力で信念を導き出して、
それを下級生に伝えようとしたこの子を心から尊敬したいと思います。
まずは勇気を持って知ることが大切な命を守る第一歩だと思います。
みなさんは、このレポートを読んで何を感じられましたか?
くぅさんのブログでは森達也さんのこの記事や
杉本彩さんのこの記事も紹介されていました。
こちらもぜひ合わせて読んで頂きたい記事です。
今日もご覧頂いてありがとうございました。
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どんな事にも疑問を持ち、それについて調べるのは大切な事ですもの。
きっと、弱者を大切に思う素晴らしい大人になるでしょう。
実は我が家も、子供が産まれた時からすでに保護活動をしていた私の後姿を見て育った娘達は、やはり小学生の頃、夏休みの研究テーマに
保護活動の事を調べ一冊の文集にしました。
そのお陰かどうかわからないけど、優しい子に育ちましたよ。
素直に感動しました。くぅさんのブログを紹介してくれてありがとうございました。
今日、私はフラッシュバックのようにミクの事を思い出して、涙がボロボロでて
鼻水グズグズ状態で、Supitenさんのブログを読んでしまい、
さらに涙と鼻水が止まらない状態です。
私もいつの日かまた、猫と暮らしたいと思う日がくるかもしれません。
その時は保護されている子とお見合いしようと強く思いました。
それは、きっとミクが上から引き合わせてくれるんだと信じています。
すべて、読ませていただき、そう思います。
直接は手をくださないかもしれない。
そんな酷いこと、わたしはしていないって思うかもしれない。
でも現実を知りながら何もせずに来たのですから、ほぼ同罪です。
恥ずかしいことですが、それが現実です。
この子、大変なショックを受けたのでしょうね。
でもそこから逃げ出さずに、しっかり調べて自分の意見として言えるまで考えた。
素晴らしいのは、その点です。
見習わないといけません。
杉本彩さんの『しかし実際には、30万頭というのは、
保健所や動物管理センターが把握している数であって、
その生産過程や流通過程で、殺されてしまった
犬猫の数は入っていません。』
という部分、震えました。
久しく忘れていたことでした。
法改正が、どうか小さな命を軽視しない方向に動くことを願っています。
この記事をUPしてくださったsupitenさんに感謝します。
そして、元記事を載せてくださってるくぅさんにも、感謝します。
この子のまとめた本を読んで、ひとりでも多くの子が、同じ思いを抱いてくれますように。
コメント下さってありがとうございます♪
そうですね。
疑問を持って、調べて、考えて、言葉にするって
本当はとても難しいことだと思います。
今はインターネットがあってちょっとしたキーワードを入れるだけで
何でも調べられるけれど、溢れる情報の中から
真実を見つけ出して、
そして自分が考えた末に信念を導き出すところまで
辿りつこうとすれば、かなりの努力が必要だと思います。
この男の子のすごいところは、そこにあると思います。
モモmamaさんの娘さん達も、お母さんの姿を見て成長されたんですもんね。
現実を痛いほどよくご存知だったと思います。
「なぜこうするべきなのか」、「なぜこうしてはいけないのか」の根本を知らずにいては、
やはり大人も子供も心は動かないのではと思います。
モモmamaさん、ありがとうございました^^
コメント下さってありがとうございます。
くぅさんのブログはとても素敵ですよね。
タイトルのようにほんとに「ほんわかな時間」が流れています。
本当に強くないと、あんなに優しいブログは書けませんよね。
小学生の男の子がここまで行動して、
これだけの考えをまとめ上げることが出来るんですよね。
自分を含めて、大人って何をしているんだろうと深く考えさせられました。
心は進んだかと思えば立ち止まったり後戻りしたり…
私もそうだったから本当によくわかります。
ミクちゃんのこと、そうやってずっとずっと愛していたいですよね。
そうやって愛していれば、いつの日かSydneyさんにもきっとまた
出会いが訪れると私も信じています^^
自分はそうではないと言える大人は
きっと一握りもいないのではないでしょうか。
もちろん、自分自身を含めて
大人になる度に言い訳上手になり逃げ道の作り方も本当に上手くなってしまいます。
どうにかしてこれを避けて通りたいって。
でも、きっと普通の心を持っている人間ならば
現実を知れば、何かを感じるはずだと思います。
今まで変わらなかったのは、やっぱり、
みんな、ほんとにほんとの現実を見ていなかったからじゃないかと…。
ひとりひとりの心だけではどうにもならない現実があって、
法改正をしないと消せない闇があるのが何とも情けないですが、
それもまた仕方がない現実ですね。
私も、少しでも多くの小さな命が守られることを
強く願います。
この子の素晴らしい点は、まさにねじっこさんのおっしゃる通りだと私も思いました。
たくさんの情報から、真実を探って
感じて、考えて、自分の意見を導き出すって
ものすごく大変なことですよね。
信念を持たない大人が(特に国のトップのあたりで)溢れているのに。
この子の想いが、次の子達の心にも響いてくれることを祈ります。
ねじっこさん、こちらこそコメント下さってありがとうございました。
下級生に伝えたいこと。
こういう課題があることが、またすてきな学校ですね。
自分の小学校時代をふり返ると、文集やアルバム、サイン帖など、自分のための思い出作りばかりに一生懸命でしたもの。
酷すぎる現実には、おとなでさえ逃げ出したくなります。
こんなにも重い問題に、数多くの小さな命の叫びに、心を痛めたことでしょう。
これは立派なドキュメンタリーの一冊です。
supitenさん、このすばらしい、勇気ある行いをご紹介してくださり、ありがとうございました。
彼の想いが、下級生たちに、またこどもの心を忘れてしまったおとなたちにも届きますように
小学生がここまでやれるのに大人の私は・・・と恥ずかしくも思いました。
なかなかつらい現実には目を向けられなくて。
でもこの子のレポートは厳しい現実を知った上でそこから逃げず真正面から取り組んでいる姿勢が本当にすばらしいです。
この想いが下の子にどんどん伝わっていきますように。
supitenさん、私も大いに考えさせられ、そして感銘を受けました。
ご紹介してくださってありがとうございました。
私は何も考えてなくて、何も出来ない恥ずかしい大人です。。。
悲惨で辛い現実をしっかり受け止めた小さな心は、どれだけ傷つき痛んだことでしょう。
でも、それにも負けずに一生懸命レポートした男の子。 とても素晴らしいです!
「下級生に伝えたいこと」
こんなに重みのある素晴らしいレポート、
下級生だけ出なく、沢山の大人や子供達にこの子の想いが届くことを願います。
supitenさん、素晴らしい小学生の事を紹介してくださってありがとうございました。
そして、自分で観て自分で体験をし
自分で記録して それを下級生に是非読んで欲しい と思った男の子の存在
正直,びっくりいたしました。
私も含めて沢山の大人が知っていても何もせず
あるいは知ろうとしないのです。
冷静に(そうではなかったかもしれないけれど)受け止められた彼は どんな大人になっていくのでしょう。
彼のお父さんやお母さんが多少は導かれたかもしれませんが
このような事は誰にでもできる事ではありません。
杉本彩さんがこんな活動をしていらっしゃる事も初めて知りました。
この記事、リンクされている記事すべて
正座して読ませていただきました。
ありがとうございました。