偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

嵐×ブルーノ・マーズ~ビッグコラボの真実

2020年12月17日 08時47分56秒 | ◎ツッコミ思案neo

1980年代
TOTOとかスティーリー・ダンがヒットをとばしていたころ
ちょっとしたスタジオ・ミュージシャン&プロデューサーブームがあった。
いや、ちょっとしたではなく、たいした…だ。

たとえばあのチャーもTOTOのスティーブ・ルカサーとアルバムを作ったし
松田聖子のライバル、河合奈保子もなんとデビッド・フォスターのプロデュースをうけた

デビッド・フォスターはあっさりとその仕組みを教えてくれた
「日本人がアタッシュケースにお金をつめこんでやってきたんだガハハ」

日本人とのコラボ、たとえばデュエットまでしても
彼らのほうの経歴にはたいていは加えられなかった。

あのMATT(マット)のパパ、桑田真澄がメジャー移籍を決めたとき
ピッツバーグの新聞は
桑田がピークを過ぎたロートルだとしても
アジア戦略で出遅れたパイレーツはクワタを獲りにいくべきだ
と論じた。
松坂大輔はプレイだけだと全く元はとれなかっただろうが
日本人観光などでTかなりの収益を得たかもしれない
実際、松坂の入団がきまった時
レッドソックスの地元紙ボストン・グローブのアンケートの項目に
これからはフェンウェイパークでも寿司を販売すべきか?などという設問があった。

元アップルのエバンジェリストのガイ・カワサキという人のコラムで
名刺の裏にテキトーな日本語を印刷しておくというハッタリテクニックがのっていたが
好意的にとればアジアとのつながりはキャリアにハクをつける側面も
昨今ではなくはないかもしれない
ハリウッドは中国に媚びまくって言論さえも封じられているし

70~80年代ごろには
アジア人の妻をめとる男性はどこか「救済」の心理があるのだ
などとという酷い言説も読んだことがある
酷いと思ったのはこれが暴論と思ったというより
そういうやつもいるかもしれないと
へんに辻褄があった気になったからだ

「VS嵐」はほぼ欠かさず見ているし
多分、今日も見ると思うが
なんの予備知識がない状態で、ただ「嵐」の曲だけ聴かされても
「わおっ!」
とは思わないだろう。

嵐にかぎらず
この手の「ビッグコラボ」の報を聞くと
いつも心がザワザワしてしまう…



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「世界の王」なんて昭和の死語だ | トップ | USA版ZOZO前澤? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

◎ツッコミ思案neo」カテゴリの最新記事