前にエントリーした医薬ジャーナルの新薬展望2009を読んでて、ドラッグラグについて考えてみました。
ドラッグ・ラグという言葉、最近はよく耳にするようになってきました。海外で承認されているのに、日本で承認されていない薬って、すごくたくさんあるのです。(もちろん、その逆もありますが、日本で承認されていない薬の数の方が圧倒的に多い。)
海外で承認されてから、日本で承認されるまでの期間がドラッグ・ラグとして算出されているのですが、平均、4年間と言われてます。
ドラッグ・ラグは、
1)臨床開発に着手するまでの期間の遅れ
2)臨床開発に要する時間の遅れ
3)厚労省やPMDA(医薬品医療機器総合機構)が審査に要する時間
の足し算として計算されています。
ただ、審査体制を強化したり、国際治験の推奨により、これらの期間は、少しずつですが、改善方向に向かっています。
しかしながら、忘れてはならないのは、「ドラッグ・ラグ」が、「開発に着手された医薬品」のみを対象に計算されていること。つまり、「開発する予定のない薬」というのは、ここには含まれていないのです。
なぜ、開発に着手できないかは、おそらく、
・予算がない。
・開発しても、利益が見込めない。(マーケティング上の問題)
などが挙げられると思います。
真のドラッグラグを、いかに解決するかを考えることは、とても大事な問題ですね。
今日は時間がないので、このくらいにしますが、時間ができたら、ブログ内でとりあげていきたいと思います。
ドラッグ・ラグという言葉、最近はよく耳にするようになってきました。海外で承認されているのに、日本で承認されていない薬って、すごくたくさんあるのです。(もちろん、その逆もありますが、日本で承認されていない薬の数の方が圧倒的に多い。)
海外で承認されてから、日本で承認されるまでの期間がドラッグ・ラグとして算出されているのですが、平均、4年間と言われてます。
ドラッグ・ラグは、
1)臨床開発に着手するまでの期間の遅れ
2)臨床開発に要する時間の遅れ
3)厚労省やPMDA(医薬品医療機器総合機構)が審査に要する時間
の足し算として計算されています。
ただ、審査体制を強化したり、国際治験の推奨により、これらの期間は、少しずつですが、改善方向に向かっています。
しかしながら、忘れてはならないのは、「ドラッグ・ラグ」が、「開発に着手された医薬品」のみを対象に計算されていること。つまり、「開発する予定のない薬」というのは、ここには含まれていないのです。
なぜ、開発に着手できないかは、おそらく、
・予算がない。
・開発しても、利益が見込めない。(マーケティング上の問題)
などが挙げられると思います。
真のドラッグラグを、いかに解決するかを考えることは、とても大事な問題ですね。
今日は時間がないので、このくらいにしますが、時間ができたら、ブログ内でとりあげていきたいと思います。
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