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ママ研究者~人生まだまだこれから~

製薬会社で新薬開発に挑む研究者。2人の息子(6&0歳)がいます。ママ研究者(今は臨床系)、日々の思いを綴ります!

おとこの育児。

2008-10-09 22:14:04 | 育児、保育園
子供と接していて、男女の違い?あれっ?と思うことがいくつかあります。

ひとつは、「赤ちゃん」という言葉。男性は多用するような気がする。あと、「赤ちゃん」の対象年齢が広い気がする。

ちなみに、私は、自分の子供に「赤ちゃん」という言葉をあまり使わなかったです。
なんか、しっくりこないんですよね。
(他人の子に対しては、赤ちゃんと言ったりはしますが。でも、せいぜい、生後4、5ヶ月までだなー。)
うちの夫は、いまでもたまに、子供(1歳10ヶ月)に向かって赤ちゃん、と言ったりします。その度に、私が突っ込んでます。

会社でも、たまに、「赤ちゃん、元気~?」と男性社員に聞かれたりします。
「赤ちゃん、っていうか、もう、かなり大きいんですけど。」と思わず答えちゃいます。

あと笑えたのが義父さん。
義父さんは、うちの夫が小さい頃、お風呂に入れたり、育児を頑張っていたというのが自慢なのですが、うちの子が生後2ヶ月で風邪で薬を処方されたという話をした時、
「錠剤を飲むのかね?」これには、思わず、吹き出しちゃいました。
あー、でも、私も子供とかいなかったら、そういう風に思ったかもしれないな。

会社で、小さい子がいる男性の方。昔と比較すると、みなかなり協力的。・・・なはずだけど。。。

子供が1歳3ヶ月のころ。
「あれ、もう離乳食始めたの?」 「・・・」

子供が1歳半のころ。
「もうハイハイ始めたの?」「・・・」

あと、ポリオが経口摂取だということを知っている人もかなり少ない。

うちの部署の男性と、お昼休み、「どんな育児参加をしているか?」という話になった時。
「俺は、芝刈りやってるよ。」と真面目に答えた人がいました。

以前、保育園の保護者会で、小児科医の先生が、「男性の育児参加のアンケート、一位はなんだか知ってますか?」という話をされたことがあったんだけど、
一位は、なんと、「ゴミ捨て。」 4割の男性が答えたそうです。それって育児なんだー。へー。

この話を書いてて、子供に授乳している時に夫が言った言葉を思い出しました。
「おかあさんは、A(息子の名前)に授乳する。これ食物連鎖だね。」
その後、オムツを処理しながら夫がぽつり。
「俺、微生物みたいだな。」言い得て妙なり。

子供の風邪。 乗り切りました。

2008-10-09 20:23:08 | 育児、保育園
先週水曜の夜から子供が発熱。
今週の月曜日までずーっと発熱していました。5夜連続、夜間39℃。
咳もひどかったので、横になっては寝れず、縦だっこして寝ました。
最後は、血液検査。CRPが高めだったので抗生剤の点滴。効きました。
私もばてばて寸前でした(夜、眠れなかったもんで。)。回復してくれて良かった。

咳やおなかの調子も悪かったので、今日まで、ずっと病時保育でした。
日中、少し微熱が出たこともありましたが、やーっと元気になりました。

木曜日: 有休、通院
金曜日: 病後保育、通院
日曜日: 急患
月曜日: AM 緊急サポートセンターのWさん。PM : 半休、通院。点滴2時間。
火曜日~木曜日: 病後児保育。

病後児保育は、2~3人の少人数保育で、お医者さんが見回りに来てくださったりすることもあり、とても助かります。

私はつくば市のを利用しているのですが、周辺の市ではまだ整備されてないところもあるみたいです。
会社の方で、他の市に住んでる方が、「利用したいんだけど。。。利用条件につくば市在住って書いてあるんだよねー。」とのこと。
こういうことの整備に、税金を使っていただきたいですよね。

ところで、うちの子は、感染症に弱いみたいで(まだ、免疫系が確立されていないのかな。)、風邪を引いて悪化すると、なかなか治りません。といっても、よく食べるし、元気だし、とても虚弱体質には見えません。大きくなると、きっとすごい丈夫になることでしょう。

それにしても、いろいろセーフティーネットを築いたお陰で、気持ち的にゆとりがありました。

今日は、久々に活発な息子が戻ってきました。子供の笑顔、もう、最高です♪

帰ってきた旦那も、しみじみ 「子供が元気って、いいなぁ。」と。


緊サポレポート

2008-10-01 20:21:49 | 育児、保育園
出産後、初めての宿泊出張を経験しました。
夫がかなり頑張ってくれました。
朝は、緊急サポーターさん(Wさん)がお見送りしてくれました。
保育園への連絡をこまめにやり、ちゃんと到着しているかは電話で確認したので、トラブルもなくスムーズでした。

今回の気づき。

1)子供と離れて過ごすのは、親の方が試練だと気づきました。子供離れていたのは36時間程度でしたが、何度も思い出しました。距離が離れるというのは、いざというときに駆けつけることができないので、少し不安でした。

2)一方の子供は、けっこうへっちゃらだったようです。夜寝るときは、何度か私のことを探していましたが、夫と仲良く寝た模様。朝も、Wさんとすぐ馴染んだそうです。保育園では、夕方、ちょっと思い出し(他の子のママが迎えにきたので。)ちょっと泣いたそうですが、元気一杯だったそうです。

3)Wさんから嬉しい言葉を頂きました。
出張から帰って、子供を迎えにいき、お礼のメールをしました。そうしたところ、「ママ研究者さんの子育て、微力ながらご協力させていただきますので、困ったときはいつでもご連絡くださいね♪」との嬉しいメールが。

母親がいなくて、子供が寂しがる、と思っていましたが(実際、何度かは寂しがったようですが。)その間、夫、Wさん、保育園の先生が、愛情たっぷりに接してくださってるのですね。夫と子供の絆も、さらに深まったようです。戻ってきたら、息子はひとまわりたくましくなっているように見えました。

緊急サポートセンター : サポーターさんとマッチング

2008-09-21 00:45:19 | 育児、保育園
念願のサポーターさんが見つかりました!今日マッチングを行いました。

Wさんという女性で、1年ほど前からサポーターさんを始められたとのこと。とにかく、ものすごく感じがよく、安心感を与えてくれる女性でした。初対面ですが、かなり話が弾みました。何か、家族が増えたみたいでとてもうれしい気分になりました。

Wさんには3人のお子さんがいて、上の2人は大学生で、一番下のお子さんが中学生だそうです。ファミリーサポートと緊急サポートの両方でサポーターさんをやっていて、サポーター経験も豊富のようでした。

緊急サポートの方が私の用途には合っているな、と思った点がいくつかあります。
 ・保育園に、自家用車での送迎が依頼できる。
 ・病時もお願いできる。(重症でない場合。)
 ・緊急時に対応してくださる。

私の場合、定期的な利用というよりは、出張や外出で遅くなる場合、または、病気などで緊急性が高い場合に利用することになると思います。

だから、車での送迎は、かなり大きい。ファミサポさんにお願いする場合、タクシーを使ってもらうことになるのですが、移動距離が大きく代金がかさみます。また、サポーターさん自身もタクシーを呼んだりする手間が結構手間と感じるようです。
東京に日帰り出張や学会参加などでも、終了の時間が気になったり、聞きたいセッションを諦めて帰ったことがありましたが、あらかじめWさんにお願いしておくことでこういう機会が減りそうです。(うちの場合、夫が遠距離通勤なので、早退をしてもらわない限り、保育園のお迎えの時間に間に合わない。)

病時の利用も大きいです。たとえば、保育園からの帰りに、指定の病院に連れて行ってもったり、朝お願いして、急遽来てもらうことも可能とのこと。病院の病後保育は、当日の申し込みだと午後からしか利用できないので、午前中に緊急サポート、午後に病後保育というパターンも可能になるかも(もちろん、子供の体調が最優先ですが。)

あとは、朝の保育園への送るのだけをお願いすることもできるとのこと。私が不在の場合、夫が保育園を経由して出社するのですが、夫が仕事に遅刻しない限り、これが不可能。

緊急サポートセンターに申し込みをしておきながら、「どういう風に利用したらいいんだろ」と考えあぐねていたのですが、実際にマッチングをしていろんな方の利用のケースを聞いて、かなり応用範囲が広いことに気づきました。

あと、子供がなじめるか、という不安が若干あったのですが、Wさんの経験上、親と別れる瞬間には泣くけど、子供って意外に切り替えが早いことが多いとのこと。これは、自分の経験からもかなり納得です。

今月末は、泊まりの出張、来月も東京への日帰り出張があるので、早速、利用させていただこうかなと思います。

今日の病後保育

2008-09-19 20:26:32 | 育児、保育園
今日は、記念病院に病後保育をお願いしました。
お別れの時は、火がついたように泣いていたのですが、お迎えに行ったらご機嫌でした。

なんでも、午後から、保育園の同じクラスの仲良しの男の子が来たとのこと。風邪まで仲良ししちゃったのですね。その子のママは、同じ会社で派遣をしている方なのですが、派遣の方って、基本的に指示業務をしたり、スクリーニングに欠かせない定型業務を担当しているので、社員の方と比べてとても休みづらいです。
社員は、育児短時間や、看護休暇もあるし、裁量性も高く休みもとりやすい。病後保育も、使ったことがない方がほとんどです。
今日は、派遣で働くママの陰ながらの努力を偶然に知り、元気をもらいました♪

今日の先生は10ヶ月ぶりの再会だったのですが、うちの子のことをしっかり覚えててくれました。
「たくさんおしゃべりできるようになったんだね。あいかわらず、乗り物が好きなんだね。」とお話してくれました。保育園の先生って、子供のことをしっかり記憶していて、ほんとうにプロフェッショナルだなぁ、と感心することが多いです。



きょうはおやすみ。

2008-09-18 18:46:46 | 育児、保育園
昨夕、ちょうど実験が終わって、実験かごを持ってぶらぶら歩いていると、上司が必死に走りよってきた。
何事?と思ったら、「子供が熱を出して保育園から連絡あったよ。」とのこと。(男の人って、子供が熱と聞くだけで、すごーくびっくりしちゃうんですよね。)
迎えにいくと、39℃近く。その割にはかなり元気で、帰りに、園庭の滑り台をする、といいはり、なだめるのに苦労しましたけど。

ということで、今日は母子でおやすみ。NHK教育テレビをのんびりみました。いつもあんまり見る時間がないのですが、いろんな番組が次々に出てきて、あきない仕組みになっていますね。
大人的には「よくできているなぁ」と思うものと、「これって面白いのかなぁ」と疑問に思うものもありますが(例えば、アルゴリズム体操など。)、子供が食い入るようにみているので、きっとこういう番組作ってるのも何か意味があるんでしょうね。

昔の子供向け番組というと、おにいさん、おねえさんと、大勢のちびっ子たちといった構図でしたが(うちの夫は、あのお兄さん、お姉さんがわざとらしくて抵抗を感じていたらしい。)、今は子供自体が進行している番組が多いですね。ぐるぐるどっかーんを踊っている赤い服の女の子とか、何歳くらいなんだろ。

息子さんは、英語であそぼ、にほんごであそぼ、がお気に入りのようでした。

育児で楽になった言葉。

2008-09-16 22:56:55 | 育児、保育園
「いいじゃない、歯並びが少し悪くなったって。心がまっすぐ育ってれば。」
これ、保育園のベテラン副園長先生に言われて、こころがすーっと楽になった言葉です。

2、3ヶ月前、子供の噛み癖がひどくて、困っていました。言葉がまだうまくでなくて、おもちゃの取り合いになると、がぶっ。母乳をやめたので、口が寂しかったのも、原因の一つだったと思います。

ある日、保育園に迎えに行くと、子供がおしゃぶりをしている。びっくりした私は、担任の先生に、
「どうしておしゃぶりしてるんですか?」と尋ねました。
「こーしていると、お友達のこと、噛まないから。。。」

えーっ、噛むから、口封じにおしゃぶりさせてるってこと!?
1歳半で、言葉もどんどん吸収していたのに、おしゃぶりしている息子は、全くしゃべらない。片時もおしゃぶりを口から話さない。それはマズいでしょう、と思い、先生にお願いして、おしゃぶりは止めてもらうことにしました。

後日、副園長先生に呼び止められました。
「おかあさん、ずいぶん、真面目に悩みすぎてるんじゃないの?」
「お友達のこと、噛んで怪我させてはいけないし。でも、おしゃぶりは、言葉の発達や、虫歯、歯並びなどに影響するって聞いたことがあるし。厳しく止めなさいといっても、噛み癖は一向になおらないし。。。」

その時知ったのですが、おしゃぶりは、副園長先生から担任の先生へのアドバイスだったらしいのです。とにかく、うちの息子の気持ちを落ち着かせてあげようという配慮だったそうです。「噛むから」というのは、担任の先生と私のコミュニケーションの行き違いであることも判明しました。

保育園の先生たちは、「噛み癖は、1歳児クラスに多く見られる現象で、言葉や意志表現の発達と共に、なおること。」をよくご存知です。それよりも問題は、噛むことではなく、噛むという行動に結びつく原因をさぐること。
もし、何かを我慢しているならそれを探り出してあげること。我慢して育つと、どもりや、吃音になることが経験上多いそうです。(先生自体、自分の娘さん(私と同い年)を厳しく育て過ぎて、そういう経験があったそうなんです。)だから、「とにかく、子供の心を落ち着けること。そのためだったら、1本くらい虫歯になったって、歯並びが少し悪くなったって、いいじゃないの。もっと、気楽にネ。」とアドバイスしてくれたのです。

この言葉、ものすごーく気持ちが楽になりました。これ以来、「こころがまっすぐ。」が私の育児のモットーです。
結局、おしゃぶりは私がどうしても抵抗があったので止めてもらいましたが、1ヶ月くらいで、噛み癖は自然に治りました。(噛んでしまったお友達、本当に申し訳ございません。でも、他のママさんも、「お互いさまだから。」と優しかったのが嬉しかったです。)

確かに、世の中、母親を不安にさせるような情報も多いですよね。
「◯◯すると、△△になりやすい。」とか、
「子供の英語脳は、3歳までに決まる」とか。

なかなか客観的になれないのが、育児というもので。。。親になる前までは、「いやー、そんなに必死にならなくても。」と、教育熱心なお母様たちと見て思っていましたが、程度の差はあれ、我が子を思う気持ちから、一番大事なものが見えなくなるってことあるんだなぁと思いました。あと、やっぱり、同じ位の子と無意識に発達を比較してしまうこともあるし。心がまっすぐであればいい、なんて思いながら、「できるだけ、この子の才能を最大限活かしてやれる子育てをしたい」とだんだん欲が出てくるし。。。

世の中の情報は、情報として入手した上で、自分の育児の大切な核をそこなわないように、取捨選択していきたいなぁと思いました。


ヘルシーレシピ

2008-08-29 20:04:27 | 育児、保育園
仕事や育児で頭が占有されてると、
「はて、今日のごはん、何を作ろう」
と思っても、なかなか想像力が湧かないことがあります。

そんなとき、活用しているのが
1) パルシステムの商品案内カタログ
2) 味の素レシピ
3) Yahoo グルメレシピ
4) 今日の料理

パルシステムの商品のカタログには、調理例などが写真で掲載されてます。どうしても、使い慣れた食材に偏りがちですが、なるべくいろいろなものを食べたい。調理例は、「はー、こうやって食べればいいんだ!」 と教えてくれるので、ありがたいです。

味の素などは、旬な食材を使った、"今週のレシピ"などが掲載されています。「あー、そろそろサツマイモの季節だな。」など、季節感が分かります。

今日の料理も好き。
(suikyoさんもお仲間でしたね!)
最近はほとんど見れてませんが、ケンタローとか、グッチ裕三とか、レミさんとか、有名どころも出てますよね。シルバー世代のおじさんが、魚のさばき方などに挑戦するのとか、「おー、がんばれー」って見てました。
個人的には、畑に出て、泥つき野菜を丸かじりする 高山なおみさん の大ファンです♪

で、最近発見したのが、製薬企業が発信しているヘルシーレシピ。
栄養素などが詳細に記載してあり、食事制限のある方などには役立つ内容だと思われます。

第一三共が提供するヘルシーレシピ
バイエル薬品が提供するヘルシーレシピ

製薬企業の最終目標は、「単に薬を売ること」ではなく、「人々の健康を願い、安心して暮らせる社会をつくること」ですから、こうした活動もCSRの一環といえるのでしょうね。

ほめて育てよう2

2008-08-25 06:10:17 | 育児、保育園
長くなったので続きです。

だだをこねるときに、泣いたり、噛み付いたり、叫んだりするのは子供は表現の仕方を知らないため、というのも大きいと思う。
意思表示の方法を教えることも大事だなー。
最近は、言葉も豊かになってきたので、かなり楽になってきました。その前は、いろんなベビーサインを考えて、使ったりしてました。

人生は、嫌いなものや、苦手なもの、怖いものが少ないほうが、断然生きやすいと思う!

だから、恐怖や嫌いな感情がなるべく芽生えないように、安心してのびのび育ててあげたいなーと思います。甘やかしすぎなのかもしれませんが。

ただ、ものすごーく厳しく言う必要がある場合もある。
道路への飛び出し、ガスコンロ など、命の危険があるもの。
あと噛み付いてきたときは、ほっぺをぎゅっとし、噛み返します。(最近、やらなくなりましたが、一時、保育園でもガブガブしてたそうです。)
食べ物を投げたときはしっぺします。(食べ物を粗末にするのは、見てられないので。)

たまたま読んでいた「地頭力を鍛える」の中に、山本五十六の言葉の引用がありました。
「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かず。」

子育てにも当てはまりそうです。

なんて書きながらも、私自身、うちの子供の子育てをぜーんぜん、大変だと思ってないのです。
むしろ、"とても育てやすい子"だと思ってます。
と思ったら、suikyoさんも同じようなことをかかれてました。
まったくもって、共感します!

ほめて育てよう!

2008-08-25 05:53:54 | 育児、保育園
「ほめて育てよう!」というのが、最近の私のモットーです。

うちの子はもうすぐ1歳9ヶ月。
少し前から、イヤイヤが始まりました。

「洋服着替えよー」 「イヤイヤ、バイバイ」
「ご飯たべよー」「イヤイヤ、バイバイ」
「お風呂はいろー」「イヤイヤ、バイバイ」
「歯磨きしよー」「イヤイヤ、バイバイ」

こんなやりとりが頻繁。

いろいろ試しました。「ダメ」とトップダウンで怒ってみたり。
力でねじ伏せてチャイルドシートに乗せたり、羽交い締めにして歯磨きしたり。

でも、最近、気づきました。力技は、うちの子には逆効果のようです。
うちの子のイヤイヤを見ていると、そもそも本当にイヤイヤと思っているのではない様子。
自分のペースをさえぎられたりすることが嫌だったり、嫌ということそのものが目的だったりするようです。
力でねじ伏せると、更に反抗してきて、最後には、親も子供も、もーなんでファイティングしているのが、よく分からなくなってくる。

保育園の先生のアドバイスなどもあり、最近は、自分でやらせてみたり、褒めてみたりするようになったところ、かなりいい効果が見られてきたのです。もちろん、イヤイヤ自体は続いてますが。

「洋服、着替えようか」「イヤイヤ」
 「じゃあ、自分で着替えようか。好きなのもっておいで」「ブーブー着る」
 ご機嫌に服を脱ぎ始める。
 「脱いだお洋服、洗濯機に入れにいこーか?」
 ご機嫌に入れに行く。「すごいねー」とほめると誇らしげ!

食事の時にスプーンやコップをわざとなげる。
(私の見てるときだけやるんです。)
 「コップさん、かわいそーだな。拾ってごめんなさい、しよーか?」
 「うん」
 「そのまま台所にもっていけるかな。」
 流しに背伸びしてポイ。お皿とか、欠けるのはやや心配ですが、まー、授業料だと思うことにしましょう。

とは言いながら、一筋縄ではいかないときも多い。
そのときは、クマのぷーさんや、ばいきんまんのぬいぐるみが登場。
ぬいぐるみが先にお洋服を着替えたりすると、「僕もやろーかなー」という気になるようです。

子供のイヤイヤって、自我が芽生えて、意思表示ができるようになった表れ。
だから、喜ばしいことだと思ってます。何でも言うこと聞くのは楽かもしれませんが、「大丈夫だろうか」って逆に心配になりそう。

力でねじ伏せたり、別のことでごまかしたりすると、親は楽かもしれないけど、それはあくまで親の立場でのこと。
「子供の声を聞く」「子供と真剣に向き合う」ってのに使う、時間もエネルギーをきちんと確保しておかないとなぁ。
疲れてたり、時間に追われたりして、「ま、いいか」なんて妥協することもたまにあるんですけど(苦笑)。