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~Sunny Side~

日々の出来事や趣味の観劇のことなど、徒然なるままに書いてます。

薔薇とサムライ

2010-03-27 23:20:49 | Play
4月に1回だけしか観れない予定だったのが、
お声かけて頂き♪急遽観て来ました

新宿コマでの『五右衛門ロック』が
スゴク楽しかったのでこのシリーズまた観たかったんですよー♪♪

『薔薇とサムライ』
作 中島かずき
演出 いのうえひでのり
作詞 森雪之丞

古田新太 天海祐希
浦井健治 山本太郎 神田沙也加 森奈みはる

橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 藤木孝
右近健一 逆木圭一郎 河野まさと 村木よし子 インディ高橋 山本カナコ
礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ
村木仁 川原正嗣 前田悟 冠徹弥 教祖イコマノリユキ 他

古田さんと天海さんのW主演
天海さんはこういう役さすがにカッコイイー♪♪
舞台で初めて観たのが「テイクフライト」だったので、
あまり良い印象がなかったの
衣装も素敵で似合ってたぁ

古田さんは、舞台に上がるとホント格好良く見えるんだよね
お決まりの変身が今回も
この登場の時の拍手凄い~
ホント、待ってました!!って感じですよ
日替わりと思われる台詞は
御父上にお伝え下さい、で
「ベビスターにお湯をかけても美味しくありません」
太ったら
「ピラティスやってやる」
だったと思いますwwww

浦井クンが新感線に出てるのがなんか不思議。
天然キラキラ王子
薔薇が~薔薇が~歌ってましたね(笑)
ソロの場面がどーみてもエリザの闇広意識した振付でウケましたwww
「THIS IS IT」のゼイドンケアっぽいのもあったー(笑)

沙也加ちゃんはママの血を引いて
ばっちりアイドルでした。
やっぱり声も似てるよねー。
本格ミューよりこういう舞台のが合ってる気がする。

冠クンとイコマさんのシャウト合戦が気持ちイイ
冠クンの歌聴くと、これぞ新感線!!って感じがするv
後半の疾走感にメタルはスゴク合ってるんだよね。

大好きじゅんさん
そうきましたか!!
個人的にオレンジのドレスが好きでしたwww

どっちかというとー
作品的には「五右衛門ロック」のがワクワクしたかなぁ。
でも、これも面白かったです

「五右衛門ロック」の歌がかかるとめっちゃテンション上がりますね

次観に行った時にサントラ予約してこなくちゃ!

ヘンリー六世

2010-03-21 21:11:03 | Play
残念ながら、
昨年新国立で上演されたヘンリー六世は観れなかったので、
初の「ヘンリー六世」観劇です☆

こちらの蜷川版ヘンリーは
本当は3部作なのを前編、後編でまとめてあります。
それでも長いよー(笑)
13時開演で終演は21時15分くらいでした。

出演俳優さん多い舞台なので
メインキャストの主な配役だけ・・・

ヘンリー六世:上川隆也
ジャンヌ・ダルク/マーガレット:大竹しのぶ
リチャード:高岡蒼甫
サフォーク伯爵/ジョージ:池内博之
シャルル/エドワード:長谷川博己
オーヴェルニュ伯爵夫人/グレイ夫人エリザベス:草刈民代
ヨーク:吉田鋼太郎
グロスター公爵:瑳川哲朗
ウィンチェスターの司教(枢機卿):たかお鷹
トールボット卿:原康義
ウォリック伯爵:横田栄司

....and more

大体1人で二役以上演じてます。

一応、本はさらっと読んで行きました。
うん、読んでて良かったかも。
登場人物の名前と関係がなかなか難しいのですよ

シーン毎に赤薔薇だったり、白薔薇だったりが降ってくる
という演出で分かりやすくはなってましたけどね
蜷川さんぽいよね。
あと、お掃除部隊とか。

「ヘンリー六世」が主役と言うよりは、
ヘンリーを取り巻く人々の群集劇。
(上川さんの影薄かったし。。。)
登場人物皆、ツワモノ揃いです・・・

中でも際立っているのは
大竹しのぶさんと吉田鋼太郎さんでしょう。
お互い凄い迫力です

事前にストーリーが頭に入っていたせいか、
わりとスピーディに感じました。
もちろんカットされてる台詞もありますが。
寝なかったです(笑)!!

ホントに血で血を洗う争いというか、
目まぐるしく情勢が変わるのですね

リチャードによるヘンリー暗殺で幕は閉じますが、
この後のお話が「リチャード三世」に続くわけですね。
面白い。

「リチャード三世」は古田新太さん主演の
いのうえシェイクスピアで観たきりなので、
改めてこちらも本を読んでみたくなりました。

新国立の鵜山さん演出のヘンリー六世も観たかったなぁー。
キャスティングや演出の比較も楽しめそう。

来月もう1回観に行きます。
楽しみです

女の一生

2010-03-06 23:46:38 | Play
言わずと知れた文学座を代表する作品。
とは言え最近文学座を観始めた私は初見です。

作:森本薫 補綴:戌井市郎
演出:江守徹
≪出演≫
南一恵 三浦純子 北村由里 渋谷はるか 荘田由紀 鈴木亜希子
得丸伸二 瀬戸口郁 岸槌隆至 林田一高 粟野史浩 山森大輔
工藤優/渡辺菜友

杉村春子さん、平淑恵さんと受け継がれてきた布引けい役に
今回抜擢されたのはまだ準座員の荘田由紀さん。
鳳蘭さんの娘さんです。

荘田さんが起用されたのは、話題性ももちろんあると思うのですが、
今後も上演を続けていくための将来を見越した
人材育成的な面もあるのかなーと思います。

文学座付属演劇研究所でも必ず発表するという今作。
文学座の俳優さんは皆通って来た道なのですね。

で、初めて観た「女の一生」ですが・・・

荘田さん良かったですねー。
けいの若い頃はもちろん実年齢と合っていて違和感なく、
とてもハツラツとしてていいんですが、
年を取ってからの演技も上手くてですねー、
この若さでここまで表現できるんだぁーと感心致しました。

栄二役の粟野さんもさすがです。

プロローグから一気に引き込んでくれました。

北村さん、岸槌さんが笑わせてくれます
岸槌さんはのろま大将の大江君かと思った(笑)

さすが文学座と思わせる役者陣でした。
派手な芝居ではないけどスゴク味がある。
女としては切ない。でも家を守るため精一杯生きてきたけいの人生。
時折泣きそうになりましたよ
あっという間の2時間45分でした

これから私にとって「女の一生」のけいは荘田さんのけいになるんだろうな。

めずらしく(笑)補助席も出てたんですよー。
やはり演劇界にとっても注目の作品だと思います。

観劇記念に
「女の一生」ストラップ買ったら
出演者の写真、直筆サイン入り色紙が付いてきましたの(●´mn`)
宝物にしようっと♪



明日の幸福論

2010-02-24 23:47:13 | Play
本日は観に行けなくなった友人のピンチヒッターで
中野テアトルBONBONへ

劇団HOBO第2回公演観て来ました♪

≪劇団HOBO公式サイト≫
http://gekidan-hobo.com/index.html

「明日の幸福論」
脚本・演出:おかやまはじめ
≪出演≫
林和義 本間剛 古川悦史 省吾 有川マコト おかやまはじめ 高橋由美子

とても小さな劇場なのですが、
入って驚いたのは舞台に組まれたセットの凝り様
お部屋の小道具もちゃんとしてるー。

劇中、窓の外には雪が降っていたり、時折強い風が吹くと(音響効果ですが)
セットの木がわさわさと揺れたりするのです。
細かいなぁ~!とすこぶる感心しました。

昭和の長屋を舞台にした人情劇。
役者さんも皆ベテランさんなので、さすがに上手いです。
掛け合いや間で生まれる笑いが堪らないですv
役もそれぞれの持ち味にに合ってた。
私的には古川さんと有川さんがツボ
面白かった
最後はほんわかした気持ちになりました。

このメンツをこの劇場で
このお値段で観れるって(私はチケット代払ってませんが)、
満足度高いと思う

凡骨タウン

2010-02-06 23:55:58 | Play
モダンスイマーズの公演です。
「夜光ホテル」の続編。

『凡骨タウン』作・演出 蓬莱竜太

ケン/萩原聖人 キヌ子/緒川たまき カナエ・老婆/佐古真弓
ゴウカイ/辰巳智秋 早乙女/千葉哲也 
ハルフミ・ウメオ/古山憲太郎 ナー/津村知与支
ツッキー・ゲバルト/小椋毅 タカ・ヨシテおじさん/西條義将 

“考える”ことを始めたケンちゃんが
町に戻ってからの早乙女との対峙が描かれています。

前作では話に出てきただけのキャラクターが
今作では実際に登場。

‘あの’早乙女が千葉さんです。
怖いよー。静かな中にも迫力あるよね。
ケンちゃんの妹カナエが佐古さん。
粗野な佐古さんが新鮮w

前作では語られていなかった早乙女の妹キヌ子に緒川さん。
カギを握る重要な役どころ。

ホテルの一室という、密室での出来事を描いた前作と違って、
今作は舞台は野外?です。一応屋根はあるみたいだけどw

シーン毎に時間も交錯するし、
全く違ったテイストになってますね。

相変わらずKYなナーが張り詰めた空気を和ませて?くれます。
ハルフミの鼻水も健在だった(笑)

前作を観た身としてはエピソードが繋がって、
より楽しめる感はあるけど、
これが初見だと、どうなんだろうなぁ?

ケンちゃんの心の葛藤が浮き彫りになり、
作品的にはかなり暗い感じ。。。
「幸福を求める」手段って一体何なんだろうね。

ケンちゃんに聞こえてくる不思議な『生活の音』の正体が
最後分かった時、あー!!と思いました。
なるほどー。

・・・そう言えば、前作で私のお気に入り、
オオナリさんはどうなったんだろー(笑)