明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

いいボールが打ちたい -大人のテニスあるある18-

最近、知り合いがテニスの試合で勝利したというニュースを聞きました。

 

とても嬉しかったので「おめでとう」と連絡しました。

 

ご本人がとても努力していることを知っていたので、

 

成果が出てよかったなと思います。

 

そして、喜んだ後には自分のことに戻ってきまして

 

来週、試合に出る予定なのですが、結果が出るかどうか

 

そもそも自分は結果を出せる人間なのか

 

不安が募ってきます。

 

でも、最近思うのは、勝つか負けるかというより

 

自分のやりたい展開でテニスをしたい

 

威力のあるいいボールが打ちたい

 

それをちゃんとやれれば、自ずと結果は着いて来るはず

 

・・・とういことです。

 

ミスを恐れず、自分の好きなボールを打つのは、自分にとってとても怖かったです。

 

テニスはミスしたら即失点ですので。

 

でも、自分はミスをすることを恐れすぎて

 

対戦相手の様子ばかりを見てしまい

 

無難なボールばかりを打ってしまい

 

球威を出すこと、自分の打ちたいボールを打つこと

 

そういうことをあまり考えずに来ました。

 

変節したきっかけは、去年10年来の馴染みのコーチと練習した時で

 

「振り切ってほしい」

「しばらくはミスして負けても構わない」

「最後に勝つのは、しっかり打って行った人たちだ」

 

そう言われたことでした。

 

最初は「ミスして負けても構わない」という言葉に猛反発しました。

 

これまで築いて来たテニス、普通にやってれば勝てる相手に負けることに

 

ものすごく大きい抵抗がありました。

 

この迷いを抱えたまま、しばらく振ってみたり、やめてみたりを繰り返して

 

ある日は「振り切るって快感だ!このまま行こう!」と思い

 

別の日は「ミスする自分が嫌いだ、もう消えてしまいたい」と思い

 

気分が安定しませんでした。

 

今でも、振り切ってしっかり攻めていった結果がミスや敗戦になることは多く

 

「もうちょっと繋いでいれば勝てたかも・・・」と思う勝負もあります。

 

でもその度に、ピンチの時ほど攻めるフェデラーの勇姿を思い出したり

 

思う通りのボールを打って攻め込んだ時に、対戦相手を「うぉっ」と唸らせた時の快感を

思い出したり

 

「あぁ、私がしたいテニスはこれなんだ」と

 

自分に言い聞かせています。

 

こんな私なので、実はスカーレットの喜美子の気持ちはとてもよく分かります。

 

不器用でも、やりたいことをやりたいという気持ち

 

それはとても尊いものです。

 

ただ、彼女の場合はあまりに犠牲にしたものが大きいので

 

自分と似ているからこそ、もうちょっと上手くやろうよ、と思ってしまいます。

 

それだけ思い入れが強いんです。

 

でも、自分の熱意を貫く強さは彼女に見習って

 

自分のやりたいテニスで、行けるところまで行ってみます。

 

やれるところまでやってみます。

 

・・・なんだこれ、B'zの「声明」みたいだな笑

 

そのうちまた、歌詞分析も書きますね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

東京は気持ちいい晴れの1日ですね。

 

素敵な週末を。

コメント一覧

sun-also-rises
コメントありがとうございます。
関西も寒いんですね。
そして週4テニス!素晴らしいですね。

褒めていただいてありがとうございます。
そう言って頂けると、分析しがいがあります笑
アネッティワールド
https://blog.goo.ne.jp/osakasingaku
暖冬から一変、冬らしい季節になりました。
今週は4日もテニスができ満足ですが
やり過ぎで古傷の膝や腰が心配です。(手入れは入念に)
アンダーアーマーのコールドギアを(防寒着)
インナーに着てると寒さを感じません。
素材の進歩って凄いです。

ドラマもテニスも歌詞も分析力が素晴らしいので
いつも楽しみ乍ら読んでいます。
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