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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

ご相談に回答 -出世したい向上心と自己受容について- 【ココロノマルシェ】

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ(もるも)です。


本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。


企業で管理職をされており、より上のポジションを目指していらっしゃるものの、その夢が思う通りに達成されていないことにお悩みの まー さんからのご相談です。


★ご相談文★
タイトル:向上心と自己受容

こんにちは。考えてると行き詰まって吐きそうなので何かヒントを頂けたら嬉しいです。

40代武闘派長女です。正社員で働いていて長いこと管理職をやっています。

今日の相談は、仕事について、特に出世するとか給料を上げるとか、そういったところについてです。

社会に出てから数回転職していて、どこの職場でも早期に役職について人間関係の構築も得意で、社長など経営陣からかわいがってもらうことも多く、自称ではなく客観的なことを並べても仕事ができるほうだと思います。

ただ、いつまで経ってもそれ以上の役職に出世することは無く、自分が目指しているところにはなかなか到達できていない思いがあります。
「いいところまでは行ってるけど惜しい人だね」みたいに自分のことを思っています。

また、自分がいる会社や組織では良い評価を受けているほうだと思いますが、自分が納得いくレベルではないし、この人たちの中で優れていると言われても、というように満足ができません。
自分以外の人の仕事ぶりを全て把握できているわけではないくせに「あの人のほうが評価が高いってどういうこと!?」とイライラしたり虚しくなったりします。

で、30代の頃は「いつかすごいものになれるのではないか、なれるはず」と思って、起業することも含めてずっと何者かになろうとしていました。

しかしそろそろ自分の実力を直視しないといけない時期がきたというか
「自分はたいして何もできないし、頭が悪い」ということを受け入れないといけないと思っています。

頭が悪いというのは出世できないからではなく、さらに上のポジションに行くにはものの考え方が足りないということを自覚しているからです。

私は自己受容が足りないということを指摘されたことがあるのですが、この場合「自分は今のままでいいんだ」と思ったほうがいいということなのでしょうか?

一方で、自分は無理やり生活のために仕事をしているというよりも働くことが合っていて、楽しくやれているところがあるので
評価ばかりを気にして自分を追い込んで仕事をしているという感じでもありません。
専業主婦をしたりパートをしたりした時期もあったのですが、まったくしっくりきませんでした。

収入を上げてあんなこともしたい、こんなこともしたい、という気持ちもあるので、今のままの給料でいいや、というのも自然な気持ちではありません。

収入のことだけで言うと、副業をして合算で収入を高くするという方法もあると思いますが、どうしてもその方向では身体が動かず、
どうやら私は今いる会社で軽んじられたくないとか、価値をわかってほしいみたいなところにこだわっているような気がします。
決して認められていないわけではないのですが、足りない足りない!みたいになっています。

起業したり役員になったりしている同世代もいるのに、自分はずっと管理職。
それを打開する能力もなければ行動力もない。
でも本当にまったく叶えられないとは思っていない。けど、頑張るのに疲れてきた。
そんな感じです。

最年少でオリンピックに出場して、その後も毎回出場しているけどメダルは1回も獲れていない、みたいな感じです。
「オリンピックに出られるだけすごいよ」と言われても響かないです。

子供のころから学生時代、表彰されたり賞を獲ったり難関校に合格したり華々しいことがたくさんあったので、それに比べると失速感が否めないです。

特に親に何か言われることはないのですが、学生や社会に出る頃には父親の期待に応えられるかを気にしていました。
期待以上の結果を出して喜んでもらった経験もあるし、逆にガッカリされた経験もあります。
今もこれが影響しているのでしょうか?

でも「親のことは気にしなくていいんだよ」と言われたところで、やっぱり私自身が納得いかないし諦めたくないです。

人と比べないで、私らしく、と言っても、そこそこの仕事でそこそこの給料をもらうことが私らしくとも思えません。

どんどん「誰のせいでもない」ということに気づいてきて、自分に矢印を向けるしかなくとても苦しいです。情けないしイライラするしガッカリします。でも何か頑張りたいです。
(ご相談文は以上です)






■■ご回答■■
まーさん


こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。


まーさんは企業で管理職をされていて、もっと上のポジションを目指されようとしているのですね。


その姿勢は、まさにご自身がタイトルで書かれているように向上心が強くて、とても素敵だと思いました。


私自身は、ご相談文を拝読していて、まーさんが出世を目指されることに全く違和感は感じませんでした。


しかし、まーさんがタイトルのもう一つに「自己受容」と書かれているように


まーさんご自身は、そんなご自身を受け入れていらっしゃらないように感じましたが


いかがでしょうか?


「私が出世を目指しているのは、父に認められたかった気持ちを会社に置き換えているのでは?」とか


「私が会社に軽んじられたくない、価値をわかってほしいとこだわって、会社にしがみついているのでは?」とか


そんな風にご自身の願望を疑って、ブレーキをかけていらっしゃるように見えましたが


いかがでしょうか?


そして、もしそうだとすれば、それはなぜでしょうか?


まーさんはご自身のことを「自分はたいして何もできないし、頭が悪い」「上のポジションに行くにはものの考え方が足りないと自覚している」とも書かれていましたが


ご自身の能力に自信が持てず、出世の夢を達成できないかも知れないから


その願望自体が何かに歪められた、正しいものではないと思いたい・・・


そんなお気持ちでいらっしゃるのではないでしょうか?


もし、全然的外れなことを申し上げていたら大変恐縮です。


ぜひご遠慮なく、この先を読まずにブラウザを閉じていただければと思います。


でも、少し厳しめのことを申し上げてしまうのは


私はまーさんにはぜひご自身の夢を正面から見据えて、達成に向けて邁進していただきたいと思うからです。


まーさんはこう書かれています。


・社会に出てから数回転職していて、どこの職場でも早期に役職について人間関係の構築も得意で、社長など経営陣からかわいがってもらうことも多く、自称ではなく客観的なことを並べても仕事ができるほうだと思います。
・自分がいる会社や組織では良い評価を受けているほうだと思いますが、自分が納得いくレベルではないし、この人たちの中で優れていると言われても、というように満足ができません。
・30代の頃は「いつかすごいものになれるのではないか、なれるはず」と思って、起業することも含めてずっと何者かになろうとしていました。
・収入を上げてあんなこともしたい、こんなこともしたい、という気持ちもあるので、今のままの給料でいいや、というのも自然な気持ちではありません。


つまり、まーさんは


「自分は仕事ができる、今の評価に満足できない、すごいものになれるはず、あんなこともしたい、こんなこともしたい・・・」


と、思われているのですよね?


今、なかなかご自分が思うような地位が得られず、苦しい思いをされているのだと思います。


とてもお辛い気持ちでいらっしゃいますよね?


また「頑張ることに疲れてきた」とも書かれています。


これまで、たくさん頑張ってこられたのですよね?


まずは、ぜひそんなご自身を労っていただきたいと思います。


「自分は出世を目指し、これまでよく頑張ってきた」
「夢は叶っていないかも知れないが、私は頑張ってきたのだ」


・・・そうご自身に何度も言ってあげていただきたいです。


そして、無理をする必要は全くありません。


ご自身がよく理解されている通り、出世や給与のアップは、ご自分を犠牲にしてまで目指すことではありません。


でも、まーさんは最後に書かれている通り「何か頑張りたい」のですよね?


また「『誰のせいでもない』ということに気づいてきて、自分に矢印を向けるしかなくとても苦しいです。」とも書かれていますが


もし今の状況が「誰のせいでもない」のであれば、ご自分のせいでもないのですよね?


夢が叶っていないのは、自分に何かが足りないからだ
夢が叶っていないのは、自分に能力がないからだ


・・・そう思われているかも知れませんが、その根拠はどこにあるのでしょうか?


どうか、根拠も無くご自分をいじめないでいただきたいと思います。


むしろ、夢が叶っていなくても、なおも夢に向けて頑張り続けている


そんなご自分の最高の友達であるかのように


「今まで、まーは本当によく頑張ってきたよね」
「これから先、まだ道のりは長いかも知れないけど、無理せず諦めず、できることを一つずつやっていこうよ!」


・・・そんな風に声をかけて、励ましてあげていただきたいです。


最後に、もし気持ちに余裕があればお伝えしたいことがあります。


上司や人事の人は、まーさんが出世したいと思っていることに気がついていない可能性があります。


ですので、もしまだ上司や人事の人に明確に意志を伝えていないのであれば


ぜひまーさんの出世したいお気持ちをお伝えいただき


今後出世するには具体的に何をすれば良いか、どんな勉強をすれば良いかについて


ご相談をしていただくことをおすすめします。


大変残念なことですが、現在の日本ではまだまだ女性が出世したがっていると思われていないケースもあります。


男性は何も言わなくてもそう扱われるのに不平等だ、と思われるかも知れません。


本当におっしゃる通りなのですが、相手が気づいていないのであれば、知らせてあげるしかありません。


まーさんの出世したい気持ちが正しく伝われば


その実現に向けて、周囲がサポートしてくれる可能性もあります。


諦める前に、ぜひチャレンジしていただきたいです。


まーさんの夢の実現を心よりお祈りしております。


ご参考になりましたら幸いです。
■■■■
(以上です)


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。


****
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