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明日、ママがいない・・・

2014年01月21日 18時23分38秒 | 日記

 日本テレビのドラマ、『明日、ママがいない』。

・・・随分物議を醸しているみたいだ。

 初回を見て、すべて否定的に物言いをするのは良くないことかもしれないが、

あまりに現実離れした背景、環境にかなり驚かされ、これでは酷すぎるんじゃないかと・・・。


 素直な感想として、

養護施設であんな形のグループホームみたいな処があるか、

養護施設の職員が暴力をふるうのだろうか、そして、体罰を与えるのか、

元の自宅が施設の近所で、子供が帰れることなんてあるのだろうか、

お前達はペットショップのペットと一緒、なんて暴言を吐くだろうか、

里親があんなに安易に決められるものだろうか、

児童相談所の職員が一人で動き回ったり、勝手に情報を漏らしたりするだろうか、、、、

・・・現実的にあり得ないことが多すぎる。


 ドラマだから、多少の誇張が脚色としては有り得るかもしれないが、

脚色とは言えないくらい、現実離れしたフィクション…酷過ぎないだろうかと。


 なにかが言いたい、というのはドラマを作っている側からは、当然の主張だと思うが、

それはある程度現実を踏まえないといけないと思う。

いくら最後に、この物語はフィクションです、と書かれていても

実際にこういう境遇の人は、この社会に現実に居るわけだし、

その人達に対する配慮は、あって然るべきではないか、と思う。

その点が、このドラマでは異常に欠落している感じがする。

ちゃんと現状を確認したうえで、作っていると思えないのだ。


 日本テレビは、継続して、これからの内容を見てほしい、と言っているようだが、

個人的にはもう見たくないな、と思っている。

あまりに重たい内容だし、余りにも現実を無視し過ぎていて悲しくなるから、だ。



 そして、一番悲しいと思ったのは、

芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃんの凄まじいくらいの演技力、表現力を

こんな内容のドラマで疲弊させてほしくないな、ということだ。

彼女達の並はずれた女優力は、ホントにすごいと思う。

この作品が継続されて、もし彼女たちの評価に及んだりするなら、

それは、なにがあっても絶対にあってはならないと思う。

子役とはいえ、輝く時期はそれぞれ異なるだろうが、

この二人の共演は、なんとか違う舞台で実現させてほしいなぁと個人的には強く思う。


 ・・・日本テレビ、、、まさかだが、この物議を想定内・・・、なんてこと、

 ・・・確信犯でないことを祈りたい。