この方のマンガ、好きで好きで!
今回急に思い立って古本屋で買ったんですが、すごくおもしろかったです。
雑誌掲載時に何度も繰り返し読んだので、4編とも印象に残ってるシーンがたくさんありました。
「だいぼうけん」
小学生のまさととひろしが洞窟の探検に行くお話。
一見クールっぽいひろしが実はボケでアワアワしてたり、
一見スポーツ少年っぽいまさとがツッコミで結構冷静だったりで、
どっちが上ってことがない二人が、すごい良いコンビなの!
しゃべりがまったく同じ(私兵庫在住ですので)っていうのもあって、
なんか、小学生の頃って男子って、こんな感じだったー!て感じです。
少年の冒険物として話の先が読めないこともないけど、これがデビュー作ということに驚きます。
しかもこの頃作者は高校生。絵もきれいで話もうまくて、絶対有望だったと思うな。
あーもったいない!
解説で作者が”おわかりのとおり、ある方々がモデル”と言っているんですが、
誰だろーキンキとかかなーとジャニなどあてはめて考えていたのですが、わかりました。
わかったとたん、笑い死にました。
キャラ似すぎだよ!話うますぎだよ!つかもっと書いてくれよー!
「AO」
23XX年、スラム(?)で暮らすデロムはAO・ラカを盗んで一緒に暮らし始める。
デロムとラカが一緒にシャワー浴びるシーンがすごく好き。
これが白泉社物だともっとヘンに色気があるのかもしれないけど、これがいいです。
あと郡まきおさんの描く髪の毛のウェーブはほんとにきれい!昔のあいざわ遥なみ。
そうするしかなかった最後も、さみしいんだけど後味は悪くなくて…良作です。
「バンディラの山」
アムサは山に住む神・バンディラを倒そうとするが、怪我をしたところをカジュに救われ…。
これも忘れられないお話でした。
カジュは最後に何飲んでるんだろうとか、わからないけど怖かったです。
ていうかこの台が、怖いよ…。
確か初めて読んだ時すごく泣きました。カジュの体が白くて細いもんだからよけい。
でもああいうことって古代とかにはほんとにあったんだろうなあ。
「語り師」
兵士学校に入学したヒナクは、お調子者(久しい言い方…)のカムヌイ、優等生サマリと出会う。
これもすごく覚えてる!
ヒナクが貧血で倒れるシーンとか、サマリがロープ登る練習してるシーンとか。
このマンガのおかげで、貧血になったら頭を低くしないといけないことを覚えました。
ていうかカムヌイはなぜ関西弁なんだ。
ラストへの持って行き方が、高校生が描いたとは思えない感じです。
カムヌイもサマリもヒナクも、それぞれ自分に正直に生きたんだからいいんだよ、って、
そんな風に言えて、描けて、じんわり読ませられるってすごいなと思いました。
郡まきおさんはりぼん大増刊号によく描かれてましたが、
やっぱりりぼんにはもったいなかったよなあと思います。
キャラの描き方やストーリーの持って行き方もすごくまとまってるので、
白泉社だったらもっと成長できたんじゃないかなあ。
1976年生まれの作家さんなのでまだ若いし、メロディあたりで復活して欲しいなあ…。
今回急に思い立って古本屋で買ったんですが、すごくおもしろかったです。
雑誌掲載時に何度も繰り返し読んだので、4編とも印象に残ってるシーンがたくさんありました。
「だいぼうけん」
小学生のまさととひろしが洞窟の探検に行くお話。
一見クールっぽいひろしが実はボケでアワアワしてたり、
一見スポーツ少年っぽいまさとがツッコミで結構冷静だったりで、
どっちが上ってことがない二人が、すごい良いコンビなの!
しゃべりがまったく同じ(私兵庫在住ですので)っていうのもあって、
なんか、小学生の頃って男子って、こんな感じだったー!て感じです。
少年の冒険物として話の先が読めないこともないけど、これがデビュー作ということに驚きます。
しかもこの頃作者は高校生。絵もきれいで話もうまくて、絶対有望だったと思うな。
あーもったいない!
解説で作者が”おわかりのとおり、ある方々がモデル”と言っているんですが、
誰だろーキンキとかかなーとジャニなどあてはめて考えていたのですが、わかりました。
わかったとたん、笑い死にました。
キャラ似すぎだよ!話うますぎだよ!つかもっと書いてくれよー!
「AO」
23XX年、スラム(?)で暮らすデロムはAO・ラカを盗んで一緒に暮らし始める。
デロムとラカが一緒にシャワー浴びるシーンがすごく好き。
これが白泉社物だともっとヘンに色気があるのかもしれないけど、これがいいです。
あと郡まきおさんの描く髪の毛のウェーブはほんとにきれい!昔のあいざわ遥なみ。
そうするしかなかった最後も、さみしいんだけど後味は悪くなくて…良作です。
「バンディラの山」
アムサは山に住む神・バンディラを倒そうとするが、怪我をしたところをカジュに救われ…。
これも忘れられないお話でした。
カジュは最後に何飲んでるんだろうとか、わからないけど怖かったです。
ていうかこの台が、怖いよ…。
確か初めて読んだ時すごく泣きました。カジュの体が白くて細いもんだからよけい。
でもああいうことって古代とかにはほんとにあったんだろうなあ。
「語り師」
兵士学校に入学したヒナクは、お調子者(久しい言い方…)のカムヌイ、優等生サマリと出会う。
これもすごく覚えてる!
ヒナクが貧血で倒れるシーンとか、サマリがロープ登る練習してるシーンとか。
このマンガのおかげで、貧血になったら頭を低くしないといけないことを覚えました。
ていうかカムヌイはなぜ関西弁なんだ。
ラストへの持って行き方が、高校生が描いたとは思えない感じです。
カムヌイもサマリもヒナクも、それぞれ自分に正直に生きたんだからいいんだよ、って、
そんな風に言えて、描けて、じんわり読ませられるってすごいなと思いました。
郡まきおさんはりぼん大増刊号によく描かれてましたが、
やっぱりりぼんにはもったいなかったよなあと思います。
キャラの描き方やストーリーの持って行き方もすごくまとまってるので、
白泉社だったらもっと成長できたんじゃないかなあ。
1976年生まれの作家さんなのでまだ若いし、メロディあたりで復活して欲しいなあ…。
郡さんは今、「山玉」というペンネームで似顔絵師をされています。ご本人のサイトのプロフィールでも漫画家時代のことについて触れられていますよ。ほかに、FacebookやInstagramのアカウントでもイベントのお知らせをされています。