道楽談義@水族

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紅茶が骨粗鬆症に効くってホントですか?

2015-03-01 22:24:54 | 雑記

先日の新聞に紅茶の成分が骨粗鬆症の予防に有効だという記事が!

うわー、何それ、紅茶好きの人間にとってはすごい朗報じゃないですか!と大喜びしてみましたよ。
骨粗鬆症って、新しく骨を作る「骨芽細胞」と、古くなった骨を壊す「破骨細胞」とがあって通常はバランスが取れているのだけれど、年取ってきたりとかしてバランスが崩れて「破骨細胞」の方が優勢になると骨がもろくなる骨粗鬆症になってしまうのだそう。ちなみに特に高齢の女性がなりやすいです。
で、紅茶のポリフェノール成分を実験で骨粗鬆症のマウスに投与してみたら、破骨細胞が減って、骨の強度も正常になったのだそうです。

さあだがしかし、この投与したという成分を、60kgの人間が一回分の投与量を紅茶を飲んで摂取しようとすると60杯飲まなければならない分量だそうです。
骨が丈夫になる前に、カフェインで胃をやられますな・・・。

なので、サプリメントにして薬で摂取するのが有効になるだろう、という結論でした。
でもまあ、紅茶も飲んでないよりは飲んでる方が有効だとおもうけどね。

ちなみにこのポリフェノール成分というのは
「テアフラビン」だそうです。
新聞記事によると苦み成分とあるのですが、
テアフラビンは苦みだけじゃないと思うんだけどなー・・・。
紅茶に一番多く、烏龍茶には少しあるけど緑茶にはほとんど無い、というこの「テアフラビン」
100度に近い熱湯であればあるほどよく抽出され、時間も入れてから3分以上たたないとほとんど出てこない成分です。
ティーポットに2杯分入れて、茶葉を入れっぱなしにして放置し、2杯目をカップに注いでみましょう。一杯目より色も濃くなり味も渋くなっていますよね。あの味、あれこそ紅茶特有の苦みと渋みに他なりません。あれにはおそらくテアフラビンが十二分に抽出されています。

だからどっちかというと渋みの成分だと思うんだけどな。
そして私は常に茶葉を入れっぱなしにして放置しているので(多分抽出時間15分以上)濃くて渋い紅茶の味が大好きになったのでした。
普通の人より多くテアフラビンを摂取出来ているかしら・・・?

【千尋】


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