5回にわたって『山口旅行記』を紹介してきましたが、今日が最終回です。
近々、HPの写真集に、旅行のたくさんの写真もアップします。そちらもどうぞお楽しみに・・・(^o^)丿
では、『旅行記』最終回!!
『見島旅行・思い出』 I・R
今回の見島旅行には、危ないという意味と、感動的という意味とで、「ヤバイ」旅行だった。
まず、危ないという意味での「ヤバイ」体験は、二つある。一つ目は、旅行三日目の日が暮れた頃におきた。この日は風がけっこう強く、時間が経つごとに強くなっていった。そして夜。テントを支えていた柱の一本が、風の力に耐え切れず、グニャリと室内側に曲がってきてしまった。慌てて室内側から曲がってきた柱を抑え、何とかその柱を元に戻した。しかし、そんなことをやってもまた同じところが曲がってきてしまい、きりがなかった。同じテントの人たちは皆夜釣りに行ってしまっていたので、それ以降は、曲がってくる柱を足でおさえて、持参した雑誌を読んでいた。でも、そう簡単に事は終わらない。今度はテントを地面に固定していたくいの一本が外れて一部が浮かび上がってきてしまった。こればかりは自分だけでは対処できなかったので、隣のテントにいたスタッフのWさんに助けを求めた。「くいの打ち方甘すぎよ~」とWさんからNGをうけながら、五分くらいでテントの補修は終わった。これで、テントが浮かび上がるという事はなくなったけれど、テントの柱は風に耐えることを知らないかのように室内側に曲がり続け、夜釣りから帰ってきた同じテントの人と一緒に、寝ころんで足でテントをおさえながら寝た。
二つ目は、いそ釣りの時のこと。釣り場に向かっている時、他の人は岩の上を通って行っていたのだが、自分は海の中をザブザブと歩いていた。その時、下ばかりみて上を見ておらず、上にあった岩に頭をぶつけてしまった。いててて・・・とぶつけたところに手をやると、なんと血が出ていた。少しだが、おでこにもたれてくる始末だ。自分の中では、今までにないけがだったが、他のひとは大丈夫だと言っていたし、数十分で血はでなくなったから、まぁいいかと思った。しかし、おでこまで血がたれているのが分かったときのショックは未だに憶えている。
それから危ない「ヤバイ」の次は、感動的な「ヤバイ」だが、それは3つくらいおぼえている。
まず1つ目は、秋芳洞という洞くつに入ったことだ。これがなんといっても神秘的で、石灰水によって造られた地形とは思えないくらい見事だった。
2つ目は、旅行3日目のこと。午後からシーカヤックをかりた。このシーカヤックで海に出たのだが、オールひとかきでけっこう前に進むことができた。シーカヤックを使ってレースもしたがこれもまた楽しかった。
3つ目は、旅行の最終日に行ったサファリランドでの出来事だ。車で、サファリロードを通った後、動物ふれあいコーナーに行った。そこでロバにえさを与えようとしたら、ロバが口をあんぐりとあけてまっていた。どうやら、人が来たらえさをもらえるということを知っているらしい。口の中は、ちょっと臭かった。。。これもびっくりした。
と、ここまでが僕にとっての心に残った「ヤバイ」だけど、その他にもすごいと思ったことがある。それは4日目に泊まった「北国屋」という民宿でのことだ。夕食でウニの刺身が出たのだが、このウニは、民宿の働いている人が総出で1時間かけて取り出したものだという。たくさんのウニをいただきました。
見島に住んでいる人は、こんなにすごい仕事をこなせて、しかもとてもやさしいひとばかりだなぁと思った。
とても楽しい旅行生活を送ることができました。
『ちょこっと写真集』
ぷかぷか・・・気持ちいぃ~(^。^)