今日広島にスケートと映画をかねていった。
その日行ったのは、広島のビッグアーチというところで、とても広いスケートリンクがあった。まず僕の目標は、こけないように滑ることだったけど、慣れてくるうちにスピードを出しすぎて曲がりきれなくなりこけてしまった。しかもこけるとものすごく大きい音がするので、すぐにこけたことがばれてしまう。ほかにも何度かこけていた人がいたけど、そのことはあえて取り上げないことにする。
手すりにつかまりながらすべる人もいれば、逆向きにすべったり、ジグザグにすべったりする人もいて、みんなそれぞれいろんなすべり方を試していた。スキーは斜面をすべるからものすごく速いけど、スケートはゆっくりしているので気が楽だった。そして、みんな十分すべって・転んでお昼になった。
お昼は「そごう」で自由行動をした。4人グループでラーメンを食べに行った。そこのラーメン店はまだ新しく、開店記念の特製ラーメンなどを売っていた。僕はそれを注文した。ほかの人もつけ麺や、塩ラーメンを頼んでいた。20分ほどしてようやくラーメンが到着。具がたくさんのっていて、ボリュームのあるラーメンでなかなかおいしかった。昼食を終えると、みんな集合して映画を見に行った。
その映画は題して「スーパーサイズ・ミー」。毎日ハンバーガーを食べるとどうなるのかというファーストフード批判の映画だ。健康チェックで完全な健康体であることを確認した後実験は始まった。食事の量はそれほど多くないが、実はカロリーや糖分が半端じゃなく多いらしい。しかもヘロインの成分などが含まれていて中毒性があるというらしいから恐ろしい。
さらにチキンナゲットの正体が、卵が産めなくなった老いた鶏をミンチにして接着したものというのがショックだった。この人は2週間で脂肪肝になって、動脈硬化、血糖値上昇、動悸、憂鬱という症状が出て、一ヶ月で重症化した。とうとう体を壊し、その上無理して食べているのを見て、見ているこっちが吐きそうだった。体重は84.3から96キロになるし血糖値は160から260になり、ひどいことになっていた。
こういう無茶な実験をするところがアメリカ人らしいなと思った。しかし、実際これを食べている自分たちもいるわけで、人事じゃないなと感じた。
今回の映画とは別に「寿司サイズ・ミー」というお金の無駄遣いみたいなことをしている日本人がいたけど、その人はこんな風にはならなかったらしい。やはり偏食は良くないなと思った。